はじめに
経営者・部門長・管理職は、毎週・毎月いろんな数字を見にいきます。売上、稼働人数、日報提出率、残業超過、遅延案件、未回収請求、採用進捗、組織ヘルス、セキュリティ状況 — 見る場所が複数システムに散らばっていて、会議前の資料作成や週次レポート作成だけで半日消える、というのは珍しくない話です。
この領域を自動化する発想で「管理者向けAI自動レポート」のデモを作成しました。自社でも日常的に運用しているツールをデモ化したもので、本記事では、ダッシュボードで集約している指標と、それぞれの用途を紹介します。
管理者が普段見ている数字は散らばっている
管理者が毎週・毎月確認する数字は、実際には複数のシステムに分散しています。
- 売上・利益 → 会計 / CRM
- 稼働人数・稼働率 → 勤怠 / 案件管理
- 日報提出率 → 業務管理ツール
- 残業時間 → 勤怠
- 遅延案件 → プロジェクト管理
- 未回収請求 → 請求管理
- 採用進捗 → ATS
- セキュリティ → 監査ツール
- 組織ヘルス → エンゲージメント調査
それぞれを個別に開いて、数字を手で集めて、資料に転記して、ようやく判断の材料が揃う、という流れになりがちです。
ダッシュボードで集約する項目
デモでは、以下の項目を1画面に集約しています。
全社KPI
売上、利益、稼働人数、日報提出率、有給消化率を前月比つきで表示。数字の変化がひと目で分かります。
リスクアラート(自動抽出)
管理者が気になる兆候を自動で抽出します。
- 日報未提出(過去3営業日の提出率80%未満)
- 残業超過(月次45時間超の見込み)
- 遅延案件(予定工程から1週間以上遅延)
- 未回収請求(支払期日超過)
メンバー状況サマリー
稼働率・残業時間・日報提出率・有給残・総合スコアを一覧化。個別フォローが必要な人を即発見できます。
組織ヘルス指標
エンゲージメント、目標達成率、離職リスク、資格取得達成率など、数字として見えにくいソフト指標を可視化します。
セキュリティ & システムヘルス
不審ログイン、未適用パッチ、禁止アプリ検出、PW期限切れなどのセキュリティ監視に加え、サーバー稼働率、API応答時間、エラー率、SSL証明書期限などのITインフラ指標も一画面で把握できます。
採用 & 人材調達
ポジション別の応募・面接・内定状況を表示。加えて、今月入社予定、配属待ち、稼働終了予定、スキルマッチ中、新規面談候補、内定承諾待ちなど、人材調達の状況を一元管理します。
チャート
売上・利益推移、プロジェクト進捗、出勤率推移、採用ファネルをチャートで可視化。トレンドが感覚的につかめます。
自社での運用について
実際の運用では、LANSCOPE・勤怠・日報・案件管理・請求管理・ATSなど複数システムからデータを集約しています。会議前の資料作成と週次レポート作成の自動化が主な用途で、数字を集める時間ではなく、集めた数字で判断する時間を増やす方向でツールを作っています。
おわりに
管理者の時間は、数字を集めるためではなく、集めた数字で判断するために使ったほうが価値が出ます。自社で運用してみて良かったので、デモとして公開しました。
デモサイトで実際に試せますので、ぜひ触ってみてください。
https://www.acrovision.jp/demo/manager-report/