Javaを独学するときの心得2つ!学習の目安時間を知っておこう
Javaの独学は可能か
Javaは世界でも人気の高いプログラミング言語です。人気が高い理由のひとつに需要量の多さが挙げられます。そしてJavaは難易度が高い言語とも言われています。プログラミング言語は独学での学習が可能です。もちろんJavaも例外ではありません。難易度が高いといわれているJavaも、独学で習得することが可能なのです。
Javaを独学するときの心得2つ
Javaは独学で学習が可能です。Javaに限ったことではありませんが、プログラミング言語はいくらでも学習できるため、終わりが見えなくなってしまうこともあります。よって学習の目標範囲や目安時間を設けるなど、区切りをつけることも必要です。またJavaを勉強するのであれば文法以外にも、開発をする上で覚えておくと便利なことがあります。Javaを勉強するのなら、そちらも一緒に学習するとよいでしょう。こうしたJavaを独学する上での心構えを2つ紹介します。
独学するときの心得1:学習の目安時間を知っておこう
初心者がJavaを独学で学習する場合、400~500時間ほど必要と言われています。これはあくまで目安です。1000時間かかるという人もいれば、100時間程度で足りるという人もいるでしょう。実はプログラミングの学習は奥が深いので、いくらでも勉強することができます。つまり、終わりがありません。あらかじめ目標を定めて勉強をすすめていきましょう。
独学するときの心得2:独学で学習するべき内容
Javaを独学で勉強するといっても、覚えるべきことはいろいろあります。基本的なJavaの文法はもちろん必要ですが、Javaを使って開発していくのなら覚えておいたほうが良いことがあります。Javaを学習するのなら一緒に勉強しておいた方がよいこととはなんでしょうか。
基礎文法
Javaの基本文法とは『変数』『データ型』『コメント』『演算子』『配列』『条件分岐』『繰り返し処理(for)』『繰り返し処理(while)』などです。これらを理解することからJavaの学習は始まります。
ライブラリ
ライブラリとはプログラムの情報を寄せ集めたものです。Javaの場合クラスライブラリともいいます。ライブラリを使えば処理の手間がはぶける以外にも、一からプログラミングする手間も省けます。よってJavaの勉強をするのなら一緒に覚えておくと実際にJavaを書くときに便利です。
サーバーサイドプログラミング
サーバーサイドのプログラミングでは普通にJavaが書けるだけではなく、ネットワークとサーバーについても勉強しておかなくてはいけません。特にサーバーサイドエンジニアを目指してJavaを独学するのなら、一緒にネットワークとサーバーについての学習も必要となります。
フレームワーク
フレームワークというのは特定のプログラミング言語で書かれた、プログラミングのひな型です。フレームワークに頼った開発を続けているとプログラミング技術は向上しませんが、Javaを使用する場合、企業によっては最初から必要とするスキルの中に入っていることもあります。自社で作成したフレームワークを使用している会社もありますが、主要なフレームワークを覚えておいて損はありませんのでぜひ勉強しておきましょう。
Javaの独学方法2つ
Javaを独学で学習する方法は主に2つです。本を読んで勉強する方法と学習サイトで学習する方法です。Javaを独学するときには「習うより慣れろ」といわれています。プログラムを書くためには本を読んで勉強をするだけでなく、練習問題サイトなどを利用してJavaを書く練習も必要になります。Javaを学習サイトで勉強する場合と本で勉強する場合、それぞれの方法をご紹介します。
Javaの独学方法1:学習サイトで独学する場合
独学でJavaを勉強するなら学習サイトを使った勉強方法もおすすめです。最近のプログラミング学習サイトは動画を使ってわかりやすく解説してくれるものや、ゲーム感覚でプログラミングの学習ができるものもあります。このようにさまざまなスタイルの学習サイトがあるので、独学でプログラミング言語を学ぶ人が自分にあったものを選ぶことができます。学習サイトを使ってJavaを独学で勉強する方法をご紹介します。
学習サイトの種類
Javaを独学できる学習サイトにはさまざまな種類のサイトがあります。動画で学習できるサイトや漫画で学習できるサイト、また実際に書いて勉強できるサイトなどです。学習サイトによっては初心者から上級者まで学習できるサイトもあるため、そのときの自分のレベルにあった学習サイトをみつけることもできます。
サイトの選び方
学習サイトは学習目的にあったものを選びましょう。初心者が独学で勉強するのならJavaの入門編がある学習サイトを選ぶとよいでしょう。また学習サイトの学習方法もさまざまです。学習レベル別におすすめの学習サイトを紹介しているサイトもあります。自分にあった学習サイトを見つけましょう。
効率の良い勉強方法
目的と期限を決めて勉強すれば学習効率があがります。また自分にあった勉強方法を選択することも効率の良い学習につながります。人気のサイトでも自分に合わないものを選んでしまうと、挫折してしまうこともあります。独学で学習できるサイトはたくさんあります。自分にあった学習サイトを利用することが結果的に効率のよい勉強方法となるでしょう。
おすすめの学習サイト
独学でJavaが学習できるおすすめの学習サイトをご紹介します。動画でJavaを学習するのなら『ドットインストール』、漫画で学びたい人には『マンガでわかるJava入門講座』、実際に手を動かしてプログラミングを書くのなら『CODEPREP』がおすすめです。
Javaの独学方法2:本で独学する場合
Javaを独学で学習するなら学習サイトだけではなく、本を使った学習もおすすめです。いきなり実践的な本を読むのではなく、まずは未経験者でも理解できる入門編の本を読みましょう。その後徐々に読む本のレベルを上げていくとよいでしょう。ここではJavaを本で独学する方法を紹介していきます。
本の選び方
自身のJavaの習得度に合わせたレベルの本を選びましょう。独学で勉強を始めたばかりの初心者であるのなら、まずはJavaの入門編の本を選ぶとよでしょう。このときに一度に何冊も同じレベルのものを選ぶ必要はありません。なぜなら初心者向けの本を何冊も読んでもレベルアップにはつながらないからです。その都度、学習のレベルに合わせた本を選ぶようにしましょう。
効率の良い勉強方法
Javaの学習は時間がかかるため焦りは禁物です。とにかく習得までには時間がかかると思いましょう。書籍での勉強方法は順を追って勉強していく必要があり、入門編の本を読み終えたら今度は実践編の書籍を選びます。実践編の書籍を理解できるようになったら、次は上級者レベルのアプリ開発のための本を選びます。このように本を使ってJavaを独学で勉強するのなら、レベルにあった本を段階的に選ぶようにしましょう。
おすすめの本
Javaの独学におすすめの本をご紹介します。『Javaの絵本 第3版 Javaが好きになる新しい9つの扉』という本はイラストでJavaについて勉強できるため、初心者におすすめの本です。また学習が進み少しステップアップしたら『わかりやすいJavaオブジェクト指向編』という本がおすすめになります。
Javaを独学するときのスケジューリング
初心者の人がJavaを独学で学習するときのスケジューリング例です。独学開始から30時間ほどは入門書とサイトで開発環境について学習します。また70時間ほど独学学習を終えたらライブラリについても学習しましょう。そして100時間以上勉強したのならプログラムを書いてみましょう。プログラムは簡単なものでかまいません。このときにフレームワークやサーバーサイドプログラミングについても勉強しておきます。
独学でJavaを取得しよう
Javaの難易度は高く、独学で学習するのは難しいという人もいます。しかしどんなプログラミング言語でも独学で習得することができます。よってJavaも独学が可能です。Javaを独学で学習できる本や学習サイトもたくさんあります。そんなアイテムを上手に利用して独学でJavaを習得しましょう。