【5業種別】インフラエンジニア求人の探し方を解説!働くメリットは?

インフラエンジニアとは

インフラエンジニアとはITエンジニアの職種の一つで、インフラの設計構築や運用保守を担うエンジニアのことをいいます。インフラエンジニアにもさまざまな種類があり、業務は細分化されています。

インフラエンジニアはIT業界にとって欠かせない存在で、ITの縁の下の力持ち的な役割を持っています。現在インターネットやスマホを快適に利用できるのも、インフラエンジニアの整備のおかげです。365日24時間快適に利用できるため、日々業務をしています。

インフラエンジニアの種類5つ

ここからは、インフラエンジニアの種類をそれぞれ解説していきます。インフラエンジニアにはネット環境のエンジニア、サーバー整備のエンジニア、保守をするエンジニアなどに分かれています。

どのエンジニアも扱うフィールドは異なりますが、それぞれの設計から構築、保守運用までを担っています。

インフラエンジニアの種類1:ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはネットワークの設計、構築、保守運用をしています。システムの案件や規模によっても大きく変わりますが、すべての仕事を一人で担当することも珍しくありません。

ネットワークエンジニアはクライアントの要望を引き出し、正確に設計するためにもコミュニケーション能力は欠かせません。クライアントからの依頼を設計した上で、設計書をもとに回線の設置などネットワーク構築も行います。

インフラエンジニアの種類2:サーバーエンジニア

サーバーエンジニアとは、インターネットが欠かせないサーバーをゼロから構築・設計し管理保守もします。ネットワークエンジニアと何が違うのと思われるかもしれませんが、サーバーエンジニアはサーバーを動かすアプリケーション部分を担当しています。

インターネット上にはwebを正常に動かすwebサーバーや、メールを送受信するためのメールサーバーなどがあります。サーバーエンジニアは、メカニックが好きで細かい作業が好きな人が向いています。

インフラエンジニアの種類3:インフラ保守エンジニア

インフラ保守エンジニアは、インフラ環境全般の定期的なメンテナンスを実行したり、セキュリティのアップデートを行います。また、システムの追加などの作業を行うこともあります。

インフラ保守エンジニアはさまざまなフィールドの業種と連携を取りながら仕事をするので、専門知識はもちろんコミュニケーション能力も大切です。

インフラエンジニアの種類4:データベースエンジニア

データベースエンジニアとは、データベースの開発・設計、保守運用を行うエンジニアです。ITが欠かせない昨今、どの企業でもインターネット上でのデータ活用や保管が欠かせません。

データベースとは大きな倉庫のようなもので、倉庫の中に保存したデータを簡単に取り出せるシステムを構築、運用しています。

ビッグデータと言われるのも、データベースエンジニアが取り扱う仕事です。全体のデータを把握するデータベース製品の知識や、論理的思考が求められます。

インフラエンジニアの種類5:クラウドエンジニア

クラウドエンジニアとは、クラウド製品を利用したシステムの設計や構築、運用を担当するエンジニアです。

クラウドサービスはamazonが提供するAWSやMicrosoftが提供するAzureなどがあり、コスト削減や開発スピードの向上に合わせ活用する企業が増えています。既存のクラウドを自社でどう活用していくか、簡単で誰でも使いやすいよう構築するのがクラウドエンジニアの仕事です。

【5業種別】インフラエンジニアの求人の探し方

ここからは、インフラエンジニアの求人の探し方について紹介していきます。上記で説明した種類ごとに解説するので、参考にしてください。インフラエンジニアの求人は、就職支援サイトや職業紹介所、企業の採用サイトから探すと良いでしょう。

細かく見ていくと、現在どのエンジニア職が募集されているのかを調べることができます。 自分の働き方の希望や職種に合わせて探してみましょう。

インフラエンジニアの求人の探し方1:ネットワークエンジニアの場合

ネットワークエンジニアとして働きたい場合は職業紹介事業所や人材紹介会社、就職支援サイトを使うことをおすすめします。

自分で効率的に就職活動を進めたい場合は、求人情報が見つけやすいサービスを使うと良いでしょう。また、派遣社員として働きたい方は派遣会社に登録し、希望する条件に沿う企業を紹介してもらいましょう。

未経験者の場合は、就職支援サイトを活用し未経験可の企業に応募しましょう。

履歴書の書き方

ネットワークエンジニアの仕事は、一人での業務ではなく他部署や社外とのコミュニケーション能力も必要です。履歴書には今までの業務環境や経験年数はもちろん、仕事で得たスキルや能力をバランスよく書くことが大切です。

開発言語や資格は基本情報なので、こういう仕事を経験しどう成長したか、そしてこの企業でどう活かしたいかを具体的に書くことが重要です。スキルやキャリアに加えて、将来のビジョンを絡めておくとより効果的です。

インフラエンジニアの求人の探し方2:サーバーエンジニアの場合

サーバーエンジニアは就職支援サイトや、企業の採用ページで探す方法が近道です。就職支援サイトでサーバーエンジニアと検索すると、何千件もヒットします。そこから自分の希望する条件を絞っていけば、働きたい企業が見つかるでしょう。

また、人材が不足している業界なので、興味のある企業を見つけたら、直接サイトを見るのも手です。正社員や未経験の場合は年収や残業の有無、派遣社員として探す場合は時給を重要視しましょう。

履歴書の書き方

サーバーエンジニアは企業で使用する多種多様なサーバーを、企業の規模や設備を考慮しつつ構築する業務です。サーバーエンジニアに応募する際の履歴書では、どのサーバーの知識があるのか、どういう業務を経験したのかを具体的に書くと良いしょう。

即戦力として欲している場合が多いので、経験値はできるだけ書きましょう。また、技術領域の幅も記載することでスキルレベルを明確に伝えることができます。

インフラエンジニアの求人の探し方3:インフラ保守エンジニアの場合

インフラ保守エンジニアの求人は、就職支援サイトや派遣会社へ登録しましょう。正社員を目指す方や未経験から目指す場合は、転職エージェントに登録しておくと良い案件を紹介してくれることもあります。

また、求人サイトに載っていない非公開求人の情報が手に入ることもあるのでおすすめです。

履歴書の書き方

インフラ保守エンジニアの履歴書は、活かせる経験・知識・技術はもちろん経験した業務のエピソードを書くとよいでしょう。

また、インフラエンジニアに興味を持った経緯やその企業で何をしたいのかを伝えられると良いです。

インフラエンジニアの求人の探し方4:データベースエンジニアの場合

データベースエンジニアの求人は正社員・未経験ともに、ITに特化した就職支援サイトや大手エージェントサイトを活用しましょう。派遣社員として働きたい場合はIT特化の派遣会社に登録すると、より採用確立が上がります。

データベースエンジニアは、他のエンジニアよりも求人数が少ないです。理由は、企業側がデータベースエンジニアだけできる人材を欲しているのではなく、データベースエンジニアの知識もあるエンジニアを募集しているからです。

履歴書の書き方

データベースエンジニアはこれまでの経験で得た専門性を活かし、より高度な仕事に挑戦することができます。履歴書作成のボイントは、専門性の高さや技術領域について簡潔に書くことです。

また、入社後にどう活躍してくれるかを企業は履歴書から知りたいため、やりたい業務内容や将来のビジョンを伝えられると良いでしょう。

インフラエンジニアの求人の探し方5:クラウドエンジニアの場合

クラウドエンジニアの求人の探し方は、ITに特化した求人サイトや企業の採用ページで探すと良いでしょう。

求人内容は希望する職種に合致しているかはもちろん、求める経験やスキルを載せているところが多いので経験が活かせそうなところに応募すると採用率も上がるでしょう。

履歴書の書き方

クラウドエンジニアの履歴書では、プロジェクトの概要や業務内容、開発環境を詳しく書き出し、どのようなクラウドを用いて何ができるのかを書きましょう。

また、技術的なスキルのほかに、仕事ではどのような工夫を凝らしたかを書くとより良いです。履歴書の場合は、経歴を簡潔にまとめ一目で分かるよう工夫することが大事です。

インフラエンジニアとして働くメリット2つ

インフラエンジニアの仕事は、インターネット環境を支えるインフラを構築する非常に責任のある仕事です。求められる知識やスキルも高いので、日々の勉強や知識のアップデートが大切になります。

また、日々新しいシステムが開発されるなど移り変わりが激しいので、スピードについていけるスキルや努力も必要です。大変だけどやりがいもあるインフラエンジニアは、大きな魅力やメリットがあります。それぞれ解説していきます。

インフラエンジニアとして働くメリット1:資格で自己価値を高められる

インフラエンジニアという名前の資格はありませんが、仕事に活かせる資格はたくさん存在します。インフラエンジニアは資格が無くても仕事はできますが、保有していることで資格手当が出たり、理想とするキャリアパスを実現できます。

具体的にはCCIEというCiscoが認定する資格やOracleMasterなどオラクル製品の知識の証明をする資格が存在します。難易度の高い資格も多いので、自分の価値を高め仕事に活かすこともできます。

インフラエンジニアとして働くメリット2:クライアントは大企業や自治体

インフラエンジニアは、インフラという言葉通り生活や産業の基盤となるシステムを構築します。社会インフラや通信インフラ、交通インフラなど日々の生活にはさまざまなインフラが必要不可欠です。そして、主にそのインフラを管理しているのは大企業や自治体になります。

インフラエンジニアは大企業や自治体が保有するインフラがスムーズに利用できるよう構築します。大きなプロジェクトに携わることができる点は、大きなメリットです。

インフラエンジニアを目指すために必要とされる知識2つ

インフラエンジニアに求められる知識とスキルは、多岐に渡ります。知識は、クラウドに関するものはもちろんサーバーやネットワーク全体を把握する力も必要になります。

また、企業によってはセキュリティの設定なども行うこともあるので、インターネット上のセキュリティ関連の知識も頭に入れておく必要があります。

必要とされる知識1:クラウドに関する知識

近年、クラウドを使った構築が主流になっています。便利さや簡易さから、クラウドの運用、保守案件も増えているためクラウドの知識とスキルも求められます。

よく使われるクラウドはAWSやAzureが主流なので、クラウド全般に関する知識があると良いでしょう。

必要とされる知識2:サーバーとネットワークに関する知識

サーバーは、WindowsやLinux、Unixが主流です。OS は企業によって異なるので、インフラエンジニアはどのサーバーでも対処できるよう知識が必要です。

また、ネットワーク製品を扱う仕事も多いため、ネットワーク技術の概念や知識を習得する必要があります。サーバーとネットワークは、インフラエンジニアにとって必要不可欠な知識なので、より深くまで理解しおくと良いでしょう。

インフラエンジニアの求人を探そう

インフラエンジニアは、IT社会の基盤を支える重要な仕事です。求められる知識や技術も高いため努力が必要な仕事ですが、インフラエンジニアにはたくさんの魅力があります。

インフラエンジニアには、さまざまな職種があるため自分の経験や知識に応じて関わってみたい求人を探してみましょう。経験者はもちろん、未経験者でもチャレンジできる分野なのでぜひ挑戦してみましょう。