初心者でも知っておきたいIT用語15選|IT用語を覚える際のポイントもご紹介

初心者が覚えるべきIT用語とは?

「IT」という言葉を聞くと、それだけで難しいイメージを抱く方も多いでしょう。しかし基本的なIT用語を理解できるようになることで、プログラミングなどのIT知識やスキルを学ぶ土台を作ることができます。

そのため、これからITについて学びたいと考えている方やプログラミングを学ぼうと考えている方は、まずは基本となるIT用語から押さえることが重要です。

初心者でも知っておきたいIT用語15選

IT用語を知っておくことで、これまで小難しく聞こえていたITの話が理解できるようになります。

これからITについて学ぼうと考えている方の場合、どのようなIT用語を学べばよいのでしょうか。ここでは初心者でも知っておきたいIT用語15選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

初心者向けIT用語1:インターネット

インターネットとは、世界に広がっているコンピューターネットワークのことです。

普段、パソコンやスマートフォンなどから利用しているWebのことを指す言葉です。Webサイトなどを閲覧するためには、インターネットに接続している必要があります。

IT用語としては基本中の基本となる用語のため、初心者でも知っておきましょう。

初心者向けIT用語2:ネットワーク

ネットワークとは、コンピューターが繋がっていることです。

ネットワークという言葉自体は、通信や輸送などが連絡を保って網状に構成されていることを意味します。ITでいうネットワークはコンピューターネットワークを意味するため、複数のコンピューター同士を接続するという意味になります。

また、コンピューターネットワークはLANやWAN、インターネットなどに分類されます。

初心者向けIT用語3:ブラウザ

ブラウザとは、Webページを表示するために利用するソフトウェアです。

IT初心者の方の中には、ブラウザのことをパソコンの画面のことだと思っている方もいるでしょう。ブラウザは、パソコンやスマホなどで利用するWebサイトを閲覧のためのソフトを指します。

そのため、画面そのものではなく、普段スマホなどからWebサイトを見ているものがブラウザということになります。

初心者向けIT用語4:ハードウェア

ハードウェアとは、機械や装置などのコンピューターを構成する機器です。

コンピューター機器そのものや、コンピューターを構成している物理的なパーツのことをハードウェアと呼びます。

IT分野でハードウェアを指すものとしては、マウスやディスプレイ、キーボード、プリンターなどが代表的です。一方ソフトウェアは、中で利用するアプリケーションなどが該当します。

初心者向けIT用語5:ソフトウェア

ソフトウェアとは、コンピューターで使用するアプリケーションです。

パソコンやスマホなどに最初から入っているOSや、OS上で利用しているアプリケーションがソフトウェアです。前述のハードウェアがユーザーの目に見えているものだとすれば、ソフトウェアは目に見えないものです。

ハードウェアとソフトウェアの説明をする場合、このように比較して解説するケースが多いです。

初心者向けIT用語6:プログラミング言語

プログラミング言語とは、コンピューターに命令するためのコンピューター専用の言語です。

高級言語と低級言語にわけられ、高級言語は人が普段話しているような自然言語に近い構文をもっています。一方、低級言語は機械語に近いという特徴があります。

また、プログラミング言語を利用することで、普段の生活で利用しているようなシステムやサービスを開発することができます。

初心者向けIT用語7:UI

UIとは、ユーザーとサービスの接点を意味する用語です。

UIは「ユーザーインターフェース」を略した言葉で、パソコンなどとそれを利用する人の接点(インターフェース)のことを指します。たとえばWebサイトやアプリケーションであれば、見た目やメニューなどの使い易さがUIです。

初心者の方の中にはUIは見た目のことと勘違いしている方も多くいますが、見た目も操作するものもすべてUIに含まれます。

初心者向けIT用語8:CUI

CUIとは、キーボード入力によるユーザーインターフェースのことです。

CUIは「キャラクターユーザーインターフェース」を略した言葉で、「キャラクター」は文字を意味しています。

CUIは、キーボードから入力したコマンドによって操作するインターフェースです。具体的には、コマンドプロンプトなどがCUIに該当します。

初心者向けIT用語9:GUI

GUIとは、画面に表示されるユーザーインターフェースのことです。

GUIは「グラフィカルユーザーインターフェース」を略した言葉で、パソコンなどの画面上で利用するUIのことです。コンピューターへの命令をユーザーが視覚的にとらえられるようにしているもので、CUIと比較して直感的な操作が可能です。

たとえば、「ボタンをクリックしてコンテンツを開く」といった操作がGUIです。

初心者向けIT用語10:バグ

バグとは、プログラムの中に潜むエラーや不具合です。

バグとは一般的には「虫」を意味する言葉ですが、ITの世界ではバグはコンピュータープログラムの不具合や、エンジニアが意図していない動作のことを指します。

プログラムの中に悪い虫が住んでいるというように、プログラムの中にある欠陥を虫に見立てて言い表しています。

初心者向けIT用語11:デバッグ

デバッグとは、プログラムのバグを見つけて修正することです。

前述のコンピュータープログラムのバグを発見、修正することで、仕様どおりの動作に戻す作業のことをデバッグと呼びます。

システムやサービス開発時には製品にバグが含まれたままリリースするわけにはいかないため、テストや検証などをしてデバッグを行いバグを修正します。

初心者向けIT用語12:クラウド

クラウドとは、インターネットを経由して利用できるサービスの総称です。

オンデマンドでコンピューティングやデータベース、アプリケーション、ストレージなどが利用できるもので、クラウドコンピューティングとも呼ばれます。

クラウドはパソコンの中にソフトをインストールすることなくサービスのみを利用できるものです。また、クラウドは一般的に雲の絵で表されます。

初心者向けIT用語13:HDD

HDDとは、データを書き込んだり読み込んだりする記録装置です。

HDDは「ハードディスクドライブ」を略した言葉で、パソコンの内臓ストレージなどに利用されています。HDDの中にはデータを記録するための磁性体が塗られた円盤が複数枚入っており、そこへ書き込みや読み込みを行う仕組みになっています。

初心者向けIT用語14:関数

関数とは、プログラミングを行う際に使用する処理のことです。

あらかじめどのような処理を行うのかを定義しておくことで、ソースコード上で関数を呼び出すだけでその処理が利用できます。

関数を事前に設定することを「定義する」と言い、定義しておくことで関数が利用できるようになります。また、関数を使用することでコードを簡略化できます。

初心者向けIT用語15:サーバー

サーバーとは、ネットワーク上でのクライアントの要求に対して情報提供などを行うサービスです。

サーバーはネットワークでつながっているコンピューターに対して、サーバーが持っているデータやサービスなどを提供するものです。また、サーバーからデータなどを受け取る側のことをクライアントと呼びます。

IT用語を覚える際のポイント

初心者がIT用語を覚える際のポイントをご紹介します。

ここまで初心者でも知っておきたいIT用語をご紹介してきましたが、はじめてIT用語を覚える方の場合、なかなか覚えられないという方もいるでしょう。

ここでは最後に、IT用語を覚える際のポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

辞書代わりの本を準備する

初心者がIT用語を覚える場合は、すぐに調べられるように辞書代わりの本を1冊用意しておきましょう。

初心者が一回ですべて覚えられないのは当たり前なので、忘れたりわからない用語が出てきた場合、その場で調べられるようにIT用語が掲載された本を準備しておきましょう。

また、本を選ぶ場合は基礎的なIT用語だけでなく、最近登場したトレンドのIT用語まで掲載している物を選ぶのがおすすめです。

必要なものから覚える

IT用語は非常に多くの用語があるため、全てを覚えることは困難です。

そのため、まずは必要なものを覚えて、ある程度わかるようになったら次はプログラミングの学習へ移るようにしましょう。

実際に自分でプログラミング学習を進めるうちに、知らない用語も調べながら覚えていけるようになるでしょう。

初心者が押さえるべきIT用語を知ろう

IT初心者はまずは基本的なIT用語を押さえるようにしましょう。

IT用語の中には普段聞きなれない言葉も多いため、IT用語が理解できないと話にも付いていけないケースがあります。

ぜひこの記事でご紹介した初心者でも知っておきたいIT用語15選やIT用語を覚える際のポイントなどを参考に、基本的なIT用語をしっかりと押さえながら学んでみてはいかがでしょうか。