AWS認定資格12種|資格の概要と勉強法に取得メリットを解説!
最終更新日:2026年8月4日
AWSとは?

AWSとは、Amazon.comが提供しているクラウドコンピューティングサービスのことです。従来の物理サーバーとは違い、サーバー機器を購入したり、スペースを確保したりしなくても利用できます。
AWSを利用すればコストの削減や俊敏性を高め、ビジネススピードやイノベーションを加速することが可能です。
導入や構築をサポートしてくれる会社もあるため、活用を検討している会社も増えています。
AWS認定資格とは?

AWS認定資格とは、Amazonの公式認定資格です。Foundational・Associate・Professional・Specialtyの4レベルに分かれており、自分のレベルや役割に応じた資格に挑戦できます。
AWSを利用する企業が増えているため、AWS認定資格を持っているとAWSを保守・運用できる人材としてアピールできます。
AWSを利用するクラウドサービスをシステマチックに利用できることが証明されます。最新の情報を学べるため、受験を検討する人も多いです。
AWS認定資格12種 一覧比較表

ここからは、AWS認定資格を紹介していきます。オンラインで受験できるAWSもあるため、興味のある人は資格の勉強をしてみるといいでしょう。
AWS認定に合格すれば、認定ステータスを披露するためのデジタルバッジも提供されています。就職活動や転職でも大きなアピールポイントになります。
| # | 資格名 | レベル | カテゴリ | 主な対象者 | 試験費用 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | クラウドプラクティショナー | Foundational | 全般 | AWS入門者・非技術者 | $100 |
| 2 | ソリューションアーキテクト-アソシエイト | Associate | 設計 | インフラ設計者・1年以上の経験者 | $150 |
| 3 | SysOpsアドミニストレーター | Associate | 運用 | インフラ運用担当者 | $150 |
| 4 | デベロッパー | Associate | 開発 | アプリ開発者・サーバーレス設計者 | $150 |
| 5 | ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル | Professional | 設計 | 2年以上の実務経験者・上級設計者 | $300 |
| 6 | DevOpsエンジニア | Professional | 運用・開発 | DevOpsエンジニア・インフラ自動化担当 | $300 |
| 7 | セキュリティ | Specialty | セキュリティ | セキュリティエンジニア・2年以上の経験者 | $300 |
| 8 | Alexaスキルビルダー ※廃止 | Specialty | 音声UI | 2022年9月に試験廃止済み | — |
| 9 | 高度なネットワーキング | Specialty | ネットワーク | ネットワークエンジニア | $300 |
| 10 | 機械学習 | Specialty | AI・ML | MLエンジニア・データサイエンティスト | $300 |
| 11 | データアナリティクス | Specialty | データ分析 | データエンジニア・アナリスト(5年以上) | $300 |
| 12 | データベース | Specialty | データベース | DBエンジニア(5年以上) | $300 |
AWS認定資格1:クラウドプラクティショナー
クラウドプラクティショナーは、基礎レベルに相当するAWS認定資格です。AWS認定資格の勉強をスタートしたばかりの人は、まずクラウドプラクティショナーを目指すといいでしょう。
テクノロジーやマネジメント、購買、販売、ファイナンスの分野で6か月程度AWSクラウドの使用経験がある人が対象で、他の認定試験を受ける際の足がかりとなる重要な資格です。
AWS認定資格2:ソリューションアーキテクト-アソシエイト
ソリューションアーキテクト-アソシエイトは、1年程のAWS実務経験がある人向けのアソシエイトレベルに該当する資格です。ソリューションアーキテクトは設計者向けの資格で、広範囲な知識が求められます。
取得すれば、AWSのテクノロジーを使い効率よくアプリケーションを構築・デプロイする知識があることが証明できます。AWS資格の中で最も人気が高く、転職市場でも高く評価されます。
AWS認定資格3:SysOpsアドミニストレーター
SysOpsアドミニストレーターは、運用担当者向けのアソシエイトレベルのAWS資格です。コンピューティング、データ、セキュリティ要件の際に適切なAWSのサービスを選択するスキルを習得できます。
試験範囲は運用部分が中心です。模擬試験も用意されており、本番試験に備えられます。
AWS認定資格4:デベロッパー
デベロッパーは、開発者向けのアソシエイトレベルの資格です。
ソリューションアーキテクトよりも試験範囲が狭いですが、サーバーレスアプリケーションやコード記述の勉強も必要です。さらに推奨として1つのハイレベルプログラム言語について深く勉強することをおすすめします。
AWS認定資格5:ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル
ソリューションアーキテクト-プロフェッショナルは、2年以上のAWS実務経験が求められるレベルの資格です。設計者向けのレベルの高い資格ですので、ソリューションアーキテクト-アソシエイトレベルを取得した後で挑戦するといいでしょう。
複雑な多層アプリケーションの移行ができることやエンタープライズ規模のスケーラブルな運用を設計ができることを証明できます。
AWS認定資格6:DevOpsエンジニア
DevOpsエンジニアは、運用や開発者向けのプロフェッショナルレベルの資格です。勉強する範囲が広く、最新の開発および運用のプロセスを理解しないといけません。
高度に自動化されたインフラストラクチャの構築経験やオペレーティングシステムの管理経験、最新の開発・運用のプロセスと方法論を理解できるレベルが求められます。
AWS認定資格7:セキュリティ
セキュリティは、専門知識が求められる資格です。セキュリティに関係するソリューションの設計・実装の経験やデータ暗号化メソッド、セキュリティの運用などを勉強しておく必要があります。
少なくともAWSのワークロードを守る実務経験を720日程度したことがある人を対象としています。テストセンターかオンラインプロクター試験形式で受験できます。
AWS認定資格8:Alexaスキルビルダー(※2022年9月廃止)
Alexaスキルビルダーは、音声UIの価値を説明する能力やユーザーエクスペリエンスを設計する力が試される資格でした。
この資格は2022年9月に廃止されており、現在は受験できません。Alexa Skills Kitを使ったスキル構築に興味がある方は、AWSの公式ドキュメントやデベロッパー向けリソースを参照してください。
AWS認定資格9:高度なネットワーキング
高度なネットワーキングは、複雑なネットワークタスクに関係する人を対象とした資格です。クラウドプラクティショナーや現行アソシエイトレベル認定保有者であることが推奨されています。
IPv6への移行に関する知識やオートメーションスクリプトとツールの開発などを勉強しておく必要があります。
AWS認定資格10:機械学習
機械学習は、開発やデータサイエンスの業務を担っている人におすすめの資格です。ビジネスの問題に対し適切なMLアプローチを選ぶだけでなく、なぜそれを選ぶのか理由も説明できないといけません。
AWSクラウドでのML/深層学習ワークロードに関して365日から720日程度の基本的な経験があるといいでしょう。
AWS認定資格11:データアナリティクス
データアナリティクスは、AWSデータレイクや分析サービスの技能や知識があるかどうかをアピールできる資格です。データ分析テクノロジー分野における最低5年程度の経験やAWSを使う実践的な業務における2年程度の経験が必要です。
資格を取得すればAWSデータ分析サービスが定義できるようになり、相互に統合する方法が身に付きます。
AWS認定資格12:データベース
データベースは、AWSのデータベースサービスに関する幅広い知識が必要です。データ分析テクノロジー分野における最低5年間の経験、AWSを使う実践的な業務の最低2年の経験が必要です。
試験時間は3時間で、テストセンターかオンラインプロクターで受験できます。
取得推奨ロードマップ
AWS認定資格は取得する順番が重要です。以下のロードマップを参考に、自分のキャリア目標に合わせて取得順序を決めましょう。
| ステップ | 資格 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| Step 1(必須) | クラウドプラクティショナー | AWSを初めて学ぶすべての人 |
| Step 2(インフラ系) | ソリューションアーキテクト-アソシエイト | インフラ設計・クラウド移行に携わる人 |
| Step 2(運用系) | SysOpsアドミニストレーター | インフラ運用・監視担当者 |
| Step 2(開発系) | デベロッパー | アプリケーション開発者・バックエンドエンジニア |
| Step 3(上級) | ソリューションアーキテクト-Pro または DevOpsエンジニア | 2年以上の実務経験者・上級職を目指す人 |
| Step 4(専門) | セキュリティ / ネットワーキング / 機械学習 等 | 特定領域を深く専門化したい人 |
AWS公認資格の勉強法5選

ここからは、AWS公認資格のおすすめの勉強法を紹介します。初めてAWS認定資格にチャレンジする予定の人は、参考にしてみてください。
AWS資格試験に合格するには、AWSの実務経験があった方がいいでしょう。ただ管理コンソールを触ったことがない人も合格できる場合もあるため、自分に合った勉強方法を試してみることをおすすめします。
AWS公認資格の勉強法1:書籍で学ぶ
AWS公認資格の勉強法の1つ目は、書籍で学ぶことです。日本語で読める書籍が豊富にラインナップされていますので、気になった書籍を手に取って学習してみるといいでしょう。
実際に購入する際は、最新の情報が記載されている書籍を選ぶことがおすすめです。ネットや書店でも販売されています。AWS認定資格を受けようか悩んでいる人は、まずは書籍に目を通してレベルを確認することをおすすめします。
AWS公認資格の勉強法2:学習サイトを活用
AWS認定資格には、学習サイトも展開されています。9科目2,000問以上用意している学習サイトもあるため、通勤中の隙間時間にスマホで学習したいという人におすすめです。
学習サイトの中には、無料で体験してから学習をスタートできるサイトもあります。AWS認定資格に興味があり、どのような問題が出るのか気になる人は、学習サイトを覗いてみるといいでしょう。
AWS公認資格の勉強法3:公式のサンプル問題と模擬試験
公式のサンプル問題と模擬試験は、AWSのサイトで利用できます。試験ガイドとサンプル問題をダウンロードすることが可能です。
さらに有料で模擬試験も用意されています。模擬試験を受験する場合も本試験と同じくアカウント登録が必要です。試験結果はすぐにメールでお知らせしてくれます。
AWS公認資格の勉強法4:公式ドキュメント/BlackBeltを活用
AWS公認資格の勉強法を悩んでいる人は、公式ドキュメント/BlackBeltを活用することもおすすめです。Black BeltとはAmazonが提供しているオンラインセミナーのことです。
スライドとPDFなどAWS認定取得のための資料やQAが公開されています。さらにYouTubeにアップされている動画もあるため、移動しながら勉強したいと考えている人におすすめです。
AWS公認資格の勉強法5:AWS公式のクラスルームトレーニング
AWS公式のクラスルームトレーニングは、AWSの基礎知識が学習できるコースです。AWSが作成したオンラインの映像を自分で学ぶデジタルトレーニングとAWSの認定インストラクターから学ぶコースが選べます。
手軽に勉強したい人は、まずは無料のデジタルトレーニングを利用することをおすすめします。ただし、AWS公式トレーニングの内容は英語がメインです。日本語に対応していないものも多いため、注意しましょう。
AWS公認資格をとるメリット3つ

ここからは、AWS公認資格をとるメリットを紹介していきます。AWS公認資格の取得を迷っている人は、参考にしてみるといいでしょう。
AWS公認資格は、会社から取得するように伝えられてとる人も多いです。勉強を続けていてモチベーションが上がらないという場合は、メリットを再確認することがおすすめです。
AWS公認資格をとるメリット1:AWSに関する知識やスキルの証明
AWS公認資格をとるメリットの1つ目は、AWSに関する知識やスキルの証明になるという点です。学ぶことでAWSに関する自身のスキルレベルにもつながるため、すでにAWSを使用している人も受験してみるといいでしょう。
日々の業務に役立つ最新の情報も身に付きます。
AWS公認資格をとるメリット2:AWSに移行する企業が多く転職に有利
AWS公認資格をとるメリットの2つ目は、AWSに移行する企業が多く転職に有利ということです。AWS認定を持っていることは、クラウドサービスに関する仕事ができることの証明です。
そのため、AWSに移行した企業ではAWS公認資格を持っている人材が重宝される傾向にあります。
AWS公認資格をとるメリット3:AWSエンジニアの需要は高い
AWSエンジニアの需要は、高いです。AWSを専門に扱うエンジニアはまだ多くないため、クラウド技術の今後の需要を考えるとAWSエンジニアは今後も将来性や需要に期待が集まります。
よくある質問(FAQ)
Q1. AWS認定資格はどれから取得するのがおすすめですか?
A. クラウドプラクティショナー(Foundational)から始めるのが鉄則です。費用が$100と最も安く、AWSの全体像を把握できます。次のステップとしては、インフラ・設計に興味がある方はソリューションアーキテクト-アソシエイト、開発者はデベロッパー、運用担当者はSysOpsアドミニストレーターがおすすめです。
Q2. AWS認定資格の試験はどこで受けられますか?
A. テストセンターとオンライン(自宅)の2種類から選べます。オンライン受験の場合はカメラ付きPCとインターネット環境が必要です。全国の主要都市にテストセンターがあり、受験日時も柔軟に選択できます。Pearson VUEを通じて申し込みます。
Q3. AWS認定資格の有効期限はありますか?
A. 有効期限は3年間です。期限が近づいたら再認定試験を受けるか、上位レベルの資格を取得することで有効期限が更新されます。クラウド技術は進化が速いため、3年ごとに知識をアップデートする仕組みになっています。
Q4. AWS認定資格は転職・就職に役立ちますか?
A. インフラ・クラウドエンジニア職では非常に有利です。特にソリューションアーキテクト-アソシエイトは転職市場での評価が高く、資格手当を支給する企業も多いです。ITインフラ・SIer・Web系企業など幅広い職場でAWSスキルの需要があります。
まとめ:AWS認定資格を取得してスキルの幅を広げよう!

AWS認定資格は、全部で12種あります。それぞれの資格にレベルがあるため、自分の実力に合ったAWS認定資格を受験するといいでしょう。
この記事で紹介した内容のポイントを整理しましょう。
- AWS認定資格はFoundational・Associate・Professional・Specialtyの4レベル12種類(Alexaスキルビルダーは2022年廃止)
- まず取るべきはクラウドプラクティショナー($100)。全試験の前提となる基礎資格
- インフラ系の最人気資格はソリューションアーキテクト-アソシエイト。転職市場での評価が最も高い
- 勉強法は「書籍+学習サイト+公式模擬試験」の3点セットが基本。実機操作も並行して行うと効果的
- 有効期限は3年間。クラウド技術の進化に合わせて定期的な更新が必要
AWS公認資格をとるメリットも多いため、勉強をスタートさせてみることをおすすめします。実際にAWSのサービスに触れてみることも合格に繋がるため、管理コンソールを操作しながら覚えていくことが効果的です。
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