サービスエンジニアの年収の詳細3つ|サービスエンジニアの将来性は?

最終更新日:2026年8月5日

サービスエンジニアとは

サービスエンジニアとは、機械の保守やメンテナンスを行う職業です。

サービスエンジニアは、現場で1人で修理を行い、作業終了までその場を離れられないため、プレッシャーを伴います。

PC、サーバー機器、コピー機、精密な医療機器等の点検や修理を行いますが、新製品への買い換えの提案や消耗品の販売も行うので、販売スキルや接客スキルも必要になるのです。

サービスエンジニアの現状2つ

サービスエンジニアは専門職のため需要が大きく、常に人手不足です。

IT技術の進化に伴い、扱える人は重宝されています。しかしその労働条件の過酷さなどから、サービスエンジニアの業界は人手不足なのです。

工作機械、施設設備、電子機器等が新しく開発されると、サービスエンジニアも新しい技術を身につけなければなりません。需要超過になっているのが現状です。

サービスエンジニアの現状1:人手不足の業界である

サービスエンジニアは、人手不足の業界と言われています。

サービスエンジニアは、専門性が高い職業のため専門技術に精通していることを求められます。ユーザーの困難に寄り添い、問題が解決するまで現場を離れられません。

経験が浅いと「理想と違う」ということになり、ギャップに悩まされる事になるのです。

外での作業が多いため、早朝からのトラブル対応や夕方からの訪問もあり、予定も定まらないのが現状です。

サービスエンジニアの現状2:労働環境が不規則なことが多い

サービスエンジニアの労働環境は、不規則です。

サービスエンジニアの仕事は、機械や機器類、電気設備の保守管理やメンテナンスを主としていて、客先に設置されている機器の故障時の修理や定期点検を行います。

時間帯もバラバラで、作業内容によって滞在時間も異なるのです。クライアントからの呼び出しには必ず対応し、残業も多くなります。大規模な定期メンテナンスでは、夜間にメンテナンスをすることがほとんどなのです。

サービスエンジニアの年収の詳細3つ

サービスエンジニアの年収は、701〜1000万円と言われます。

大手転職サイト「リクナビNEXT」からの情報によれば、サービスエンジニア・サポートエンジニアの求人は年収:701〜1000万円で出ています。

未経験者も歓迎で、自動車整備、修理、農機整備、家電修理、技術者、工事施工、機器操作、設備、施工管理など、学歴不問の求人も多いのです。

サービスエンジニアの年収の詳細1:雇用形態別の平均年収

雇用形態別の、平均年収をご紹介します。

サービスエンジニアは、雇用形態により平均年収が違ってきます。「正社員」「派遣社員」「アルバイト」「パート」などです。自身にあった雇用形態は何なのかを理解して、それぞれの年収を把握しておきましょう。

正社員の場合

正社員の平均年収は、491万円と言われています。

求人ボックス給料ナビの情報では、サービスエンジニアの正社員の平均年収は283〜841万円と言われ日本の平均年収では高い方です。全体の給与幅が広く、スキルや経験、勤務先によっても大きな差があると見られています。

派遣社員の場合

派遣社員の場合は、平均時給は2196円と言われます。

サービスエンジニアは派遣社員の場合は年収ではなく、時給で計算されます。それでも、平均時給1244〜2954円と、日本の平均時給の中では高めです。地域別、条件別でも、時給はそれぞれ違ってきます。都心に近いほど時給は高く、プログラミングや放射線治療は、平均的に時給が高めです。

アルバイト・パートの場合

アルバイト・パートの場合は、平均時給1100円と言われます。

アルバイト・パートも、年収ではなく時給で計算されます。アルバイト・パートの平均時給は、勤務地域や職種などの条件で変わりますが、927〜1407円と言われています。サービスエンジニアのアルバイト・パートには、短時間の医療事務や外来クラーク、エンジニア職アルバイト等があります。

サービスエンジニアの年収の詳細2:条件別の平均年収

サービスエンジニアは、条件別に平均年収が異なります。

サービスエンジニアは、未経験可能案件・電機機器関連・ネットワーク機器関連・エネルギー設備関連・医療機器関連等、条件別に平均の年収が違います。未経験者案件では、平均年収400万円からの募集があります。ネットワーク機器関連では平均年収は650〜800万円程度、医療機器関連等は501〜700万円と言われています。

サービスエンジニアの年収の詳細3:地域別の平均年収

地域別の平均年収では、都心に近い程高い傾向にあります。

東北・関東・関西・九州のそれぞれで平均年収が異なります。その中でも平均年収が高いのは関東で、東京では549万円になっています。東北では417万、関西では455万、九州では393万が、サービスエンジニアの平均年収といわれます。

雇用形態・地域・条件別 年収早見表

サービスエンジニアの年収を雇用形態・地域・分野別に整理しました。

区分 詳細 平均年収 / 時給 特徴・備考
雇用形態別 正社員 491万円(283〜841万円) スキル・勤務先により大きく異なる
派遣社員 平均時給 2,196円(1,244〜2,954円) 都心・専門職ほど時給高め
アルバイト・パート 平均時給 1,100円(927〜1,407円) 医療事務・外来クラーク系が多い
条件・分野別 未経験可能案件 400万円〜 学歴不問・自動車整備・家電修理等
ネットワーク機器関連 650〜800万円 高専門性・資格保有者優遇
医療機器関連 501〜700万円 医療資格や経験があると有利
トップライン(リクナビNEXT) 701〜1,000万円 高スキル・管理職相当
地域別(正社員) 東京(関東) 549万円 最高水準・案件数も多い
関西 455万円 大阪中心、製造業系の需要あり
東北 417万円 製造・設備系の案件が中心
九州 393万円 福岡中心・物価に対して生活水準良好

サービスエンジニアから年収を上げるためのキャリアパス2つ

サービスエンジニアのキャリアパスを考える

サービスエンジニアには、さまざまなキャリアパスがあります。

キャリアパスとは、キャリアアップの過程や必要な水準のことで、企業が人材育成の為に明確に示していきます。サービスエンジニアは、部門の管理職やチームリーダーになること等がキャリアパスにあげられます。豊富な知識や高度な技術を持つと、社内外の研修担当講師として活躍することができるのです。

年収を上げるためのキャリアパス1:SEを目指す

SEを目指す事も、キャリアパスになります。

SE(システムエンジニア)を目指すためには、顧客のヒアリングや要求を理解してどう実現するのかを決めていく作業を習得します。サービスエンジニアからSEを目指すには、エンジニアとしての経験を積んで技術を磨いていきましょう。また、接客スキルを高める事も必要です。

年収を上げるためのキャリアパス2:営業職に転身する

待遇のよい営業職に転身するのも、キャリアパスになります。

サービスエンジニアはシステムの仕様作成など、技術を活かした営業も行います。具体的な技術的提案を行うのです。営業職は成果が売り上げに直結します。売り上げに貢献し、粗利を出すと評価が上がっていくのです。サービスエンジニアとしての専門知識を活かして、営業職に転身する事もキャリアパスとして有効と言えます。

サービスエンジニアに向いている人の特徴2つ

サービスエンジニアは、陰の立役者として貢献します。

専門技術スキルと共に、コミュニケーション能力も必要とされます。クライアントの要求に答える技術が伴わなければなりません。「機械が好き」「人と接する事が好き」「手や体を動かす事が好き」という人が多いという特徴もあります。長時間作業なども多いため体力も必要になり、クライアントの為に常に最新の知識が必要になります。

向いている人の特徴1:機械に詳しい人

機械に詳しい人は、サービスエンジニアに向いていると言えます。

機械トラブル発生時にいろいろな角度から機械と向き合うことが必要とされるため、機械が好きで専門知識の豊富な人が求められます。現場で直接整備や点検を行う職種なので、機械に触るのが好きな人には向いているのです。顧客への提案や説明も行うので、論理的で粘り強い人にも向いているでしょう。

向いている人の特徴2:接客が好きな人

顧客と直接話をするため、接客が好きな人にも向いていると言えます。

サービスエンジニアは初対面の方と会話を交わす場面が多くなるため、接客が好きな人にも向いています。長期トラブルと向き合い作業を円滑に進めるためには、顧客に専門的な内容をわかりやすく伝えられるコミュニケーションスキルが必須なのです。

サービスエンジニアの将来性2つ

サービスエンジニアの将来性と仕事風景

サービスエンジニアは、将来性のある職業です。

サービスエンジニアは専門性が高く、今後需要は増えていくと言われています。現在社会には、機械設備や電子機器は無くてはならないものです。一部の組み立てや工事では、ロボットが代行できる作業が増えています。ロボットにできない業務や、ロボット自体を修理する仕事がサービスエンジニアの業務なので、仕事がなくなる事は無く、需要は増え続けると言われているのです。

サービスエンジニアの将来性1:需要は増え続ける可能性がある

サービスエンジニアの需要は、今後ますます増え続ける可能性があります。

今後機械はますます進化し、日々新しい機械や設備が開発されていくうちは、修理やメンテナンスが必要不可欠です。「クラウドコンピューティング」「IoT(Internet of Things)」「ビッグデータ」「AI(人工知能)」「ロボット」「セキュリティ分野」は、特に需要が拡大すると言われます。

サービスエンジニアの将来性2:AIに仕事を取られることはない

AIが普及しても、サービスエンジニアの仕事がなくなる事はないのです。

サービスエンジニアの場合は人間的な論理的思考や柔軟な発想力が求められるため、AIに仕事を取られることはないのです。AIが普及すれば、AIのメンテナンスや管理も必要になり、それもサービスエンジニアの仕事になります。AIにはできない、人間性を重視される部分もある職種とも言われています。

よくある質問(FAQ)

Q. サービスエンジニアの平均年収はいくらですか?
正社員の場合、平均年収は約491万円(283〜841万円)です。ネットワーク機器関連では650〜800万円、医療機器関連では501〜700万円と分野によって差があります。トップライン求人(リクナビNEXT)では701〜1,000万円の案件も存在します。スキルアップや専門性の向上により年収は大きく上昇します。
Q. サービスエンジニアは未経験でも転職できますか?
できます。サービスエンジニアは慢性的な人手不足であり、未経験可・学歴不問の求人が多く存在します。自動車整備、家電修理、農機整備などのバックグラウンドがある方は特に採用されやすいです。未経験からの場合、平均年収400万円からスタートするケースが多いです。
Q. サービスエンジニアのキャリアアップはどうすれば良いですか?
主なキャリアパスは2つです。①SEへの転身:要件定義・設計スキルを習得してシステムエンジニアを目指す、②営業職への転身:技術知識と接客スキルを活かした技術営業へのシフト。また、管理職・チームリーダー・社内研修講師なども選択肢です。年収アップには資格取得(CCNAなどのベンダー資格・ITILなど)が有効です。
Q. サービスエンジニアはAIに仕事を奪われますか?
仕事がなくなる可能性は低いとされています。現場での判断・顧客対応・物理的な機器修理はAIには代替できません。むしろAI・IoT・ロボットの普及により「それらのメンテナンスを行うサービスエンジニア」の需要は今後さらに増えると予測されています。将来性の高い職種のひとつです。

まとめ

年収を確認してサービスエンジニアの就活に備える

サービスエンジニアの年収と将来性についてまとめると、以下のポイントが重要です。

  • 正社員の平均年収は約491万円で日本平均を上回り、専門分野によっては1,000万円超も狙える
  • 人手不足が続いており未経験者でも採用されやすく、学歴不問の求人が多い
  • 地域・雇用形態・専門分野によって年収に大きな差があるため、条件を比較して選ぶことが重要
  • AI・IoT・ロボットの普及によりメンテナンス需要は増え続けており、将来性は高い
  • SEや技術営業へのキャリアチェンジが年収アップの有効な手段となる

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