未経験ならばここから目指せ! エンジニアへの転職で有利な資格をご紹介

最終更新日:2026年8月6日

以前は、資格を持っていても意味がないなど、エンジニアの資格には否定的な意見が多くありました。しかし、最近ではスキルの多様化によって、資格の重要性も見直されてきた傾向にあります。

では、エンジニア向けの資格で、第二新卒の転職を有利にするものにはどのような資格があるでしょうか。国家資格、ベンダー資格の2つの視点から見ていきましょう。

第二新卒エンジニアにおすすめの資格5選 早見表
種別 資格名 主な対象職種 難易度 第二新卒への効果
国家資格 基本情報技術者試験 SE・プログラマー志望者 ★★★☆☆ エンジニアの登竜門として転職市場での信頼度が高い
国家資格 応用情報技術者試験 ワンランク上のSE志望者 ★★★★☆ 合格率約20%・資格手当対象企業が多く年収アップに直結
ベンダー資格 CCNA(シスコ認定) ネットワークエンジニア志望者 ★★★☆☆ NW系求人で他の応募者と差別化・未経験歓迎求人で特に有利
ベンダー資格 オラクルマスター DBエンジニア志望者 ★★★☆☆ Bronzeから始めてビッグデータ分野の需要増に対応できる
ベンダー資格 JavaSE(オラクル認定) Javaエンジニア志望者 ★★★☆☆ Java求人数が多く実用度高い・独学でGoldまで取得可能

1.国家資格

資格試験に向けて勉強するエンジニアのイメージ

企業にとって、国家資格は信頼や評価が高い資格です。特にいまから紹介する資格は、エンジニア向けの専門資格なので、転職の際は大きなメリットとなるでしょう。

基本情報技術者試験

この試験は経済産業省管轄の国家試験で、平成21年4月に大幅改正され、旧制度のソフトウェア開発技術者試験の後継資格としてつくられました。基本的な情報技術に関する知識を問うのと同時に、プログラミング言語に関する実用レベルの知識も問われるものなので、エンジニアの登竜門的資格といってもいいでょう。システムエンジニアとして資格を持ちたいと考えているならば、まずはここからチャレンジしてみましょう。

応用情報技術者

基本情報処理技術者試験の上位に位置付けられ、ワンランクうえのITエンジニアになるために欠かせない、技術から管理、経営といった幅広い知識と応用力を試される試験です。与えられた状況で、最適な選択・立案ができるという証明になるため、人材育成担当者の注目を集めています。難易度は高く、近年の合格率は約20.5%程度。経験の浅いプログラマーやエンジニアは、独学よりもスクールに通って勉強するほうが早道になるでしょう。合格すると、資格手当や一時報酬金が支給する企業も多く、第二新卒のエンジニアが転職する場合は、非常に有利になるといえます。難易度は高いですが、しっかりと勉強をすれば、誰もが合格する可能性のある資格です。

2.ベンダー資格

ベンダー資格の取得に向けて準備するエンジニアのイメージ

ベンダー資格は、IT関連製品を製造販売する企業がユーザーに対して、自社開発した製品において操作や管理の技術を満たしていることを認定する、民間の資格制度です。資格取得者が増加しているため、上位の資格を取得しなければ、評価価値として見られないことが特徴としてあげられます。

いまからあげる3つの資格は国内トップシェアを誇る企業の認定資格で、どれも高い評価を受けている資格です。これらの資格を取得すれば、自分の知識や意欲を伝える大きな材料になるでしょう。

CCNA

ネットワークエンジニアは年収だけでなく、社会的需要から見ても人材が不足しているため比較的未経験からでも採用している企業が多く、第二新卒に人気のあるお仕事です。そこで、第二新卒の方がほかの応募者と差をつけるため、ぜひ取得してほしいのがCCNAという資格です。これはネットワーク機器メーカー、シスコシステムズ社の認定資格で、取得することによって基礎的なネットワーク構築と運用管理の能力があることを証明できます。小規模なネットワークが対象となる初歩的な資格なので、ネットワークエンジニアを目指すなら、この資格から勉強することをおススメします。上位の資格としてはCCNPというものがあるので、さらに高みを目指す方はワンランクあげて受験してみるのも良いでしょう。

オラクルマスター

オラクルマスターとは、日本オラクル社が定めるオラクルデータベースを扱う技術力を認定する試験です。難易度は4段階あり、Bronze、Silver、Gold、Platinumの順に難易度が高くなり、ステップアップしながら取得していきます。Silver以降の認定を受けるとOracle Certification Programによる認定が与えられます。第二新卒であれば、まずはBronzeの取得を目指して学習しましょう。オラクルマスターを取得することで、データベースを扱った継続的で規模の大きな案件に関われる可能性もでてきます。データベースのエンジニアは、今後ビッグデータ時代に欠かせない職種として、様々な場で需要が高まるでしょう。

オラクル資格認定制度 JavaSE

Javaは世界中で多く使われているプログラミング言語で、新しい言語が日々生み出されているいまでも、Javaで作られたシステムは非常に多くあります。そのため、Javaでプログラミングできる技術者や開発者の求人は、他の言語と比べて突出して多くなっています。JavaSEは、Javaを提供しているオラクル社の資格なので信頼度が高く、プログラミングの資格のなかで重要な資格です。JavaSEのなかにはBronze、Silver、Goldの3種類があり、順に難易度があがります。一番難易度の高いGoldでも独学で取得することが可能ですが、まずはSilverの取得を目標とするとよいでしょう。

よくある質問

Q. 未経験エンジニアはどの資格から取得すればいいですか?

A. IT全般を幅広く勉強したい方には「基本情報技術者試験」、ネットワーク分野を目指す方には「CCNA」、プログラマーを目指す方には「JavaSE Bronze/Silver」がおすすめです。いずれも独学可能な難易度から始められるため、まずは自分の目指す職種に合わせて1つ選んで集中的に学習するのが近道です。

Q. 基本情報技術者試験の合格率はどのくらいですか?

A. 2023年4月に試験制度が刷新され、CBT方式(通年受験可能)になりました。2026年時点の合格率はおおむね45〜55%程度で、以前より受験しやすくなっています。学習期間は未経験者で3〜6ヶ月程度が目安です。テキスト学習+過去問演習を中心に進めれば、独学でも十分に合格を目指せます。

Q. 資格を持っていても実務経験がない場合、転職は難しいですか?

A. 難しくはありません。特に未経験・第二新卒向けの求人では「資格保持+学習意欲」の組み合わせが高く評価されます。資格取得時の勉強記録や、個人での技術学習(GitHub・ポートフォリオ等)を合わせてアピールすることで、実務経験がなくても採用につなげている事例は多くあります。

Q. ベンダー資格と国家資格どちらを優先すべきですか?

A. 目指す職種によって異なります。SE・プログラマー全般を目指すなら国家資格(基本情報技術者)が幅広く評価されます。ネットワーク・データベース・Java等の特定分野に進むならベンダー資格(CCNA・オラクル・JavaSE)がより直接的なアピールになります。どちらか迷う場合は、まず「基本情報技術者試験」を取得してIT全般の基礎知識を固め、その後専門分野のベンダー資格に進む順序がおすすめです。

まとめ:第二新卒エンジニア転職に有利な資格5選

  • 国家資格(基本情報/応用情報技術者)はSE・エンジニア転職全般で信頼度が高く幅広く活用できる
  • CCNA・オラクルマスター・JavaSEはベンダー資格として特定分野の未経験エンジニアに特におすすめ
  • 第二新卒ならまず基本情報技術者試験・CCNAなど難易度低めの資格からスタートしよう
  • 資格取得後の面接では「なぜ取得したか」「どうキャリアに活かすか」を明確に説明する
  • 資格×ポートフォリオや個人学習を組み合わせることで、未経験でもエンジニア転職を有利に進められる

▼ アクロビジョンについて

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