プログラマーに英語は必要なのか|プログラマーの英語に関して必要な能力6つ

最終更新日:2026年8月6日

プログラマーに英語は必要なのか

プログラマーに英語は必要か

プログラマーに英語は必要であると聞いたとき、プログラマーが本格的に英語を勉強しているということを見たり聞いたりしたことがないため、大変疑問に感じる方もいるでしょう。

結論を先に言うと、プログラマーに英語は必要です。必要な英語レベルはそれぞれ違いますが、本記事では、その理由を答えるとともに、英語が実際に必要になる場面や能力などを紹介していきます。

英語を上達させるのに必要なこと

英語が必要と言いましたが、ではどのようにして英語を上達させると良いのかを説明します。

英語を上達させるのに必要なことは、発音強化・基礎文法の取得・音読練習です。発音は英語学習においての基礎となる部分です。音読では、基礎文法と発音の両方を鍛えられます。

プログラマーの英語活用場面比較

状況 必要な英語レベル 主な活用場面 英語力がある場合のメリット
日本の企業で働く場合 中学英語程度(読み中心) 英語ドキュメント読解・エラーメッセージ理解・海外エンジニアとのメール 情報収集の幅が拡大・問題解決が早くなる・外資系転職に有利
海外企業・外資系で働く場合 ビジネス英語(読み書き・会話) 日常会話・ミーティング・コードレビュー・ドキュメント作成 日本より年収が高い案件に応募可能・グローバルなキャリア形成
フリーランスとして海外案件受注 実務英語(上級) 契約交渉・要件定義・提案資料・コミュニケーション全般 国内より単価が高い案件の獲得・クライアントの幅が世界に広がる

英語が必要な場面

英語が必要な場面

日本で働くプログラマーなら、さほど英語力を必要としないであろうと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、英語を使う場面なら数多くありますし、英語を習得している方がメリットは大きいのです。

日本で働く場合

日本で働く場合でも英語は必要です。なぜなら、大前提としてプログラム言語が英語であるからです。しかし、プログラム言語を学び使用する程度であれば、中学校までの義務教育で取得した英語力で問題ありません。

ただし、外国企業の方とメールでコミュニケーションをとったり、年収アップを狙うために英語力をあげたりする場面もあります。翻訳機能もありますが、やはり英語を習得した人材は価値が高いようです。

海外で働く場合

海外で働く場合はもちろん英語が必要になってきます。外資系は日本に比べて給料が高いため、英語を習得して海外で働くという方も多いのです。海外の方とのコミュニケーションは日常茶飯事ですし、生活する中で英語を必要としないときはほとんどないでしょう。

また、日本でプログラマーとして働くよりも、海外で同じように働く方が関わる人の数が多くなります。そもそもの人口が異なるからです。ですので、英語でのコミュニケーションも必然的に増えるでしょう。

プログラマーの英語に関して必要な能力6つ

プログラマーに必要な英語能力6つ

次に、プログラマーが実際に必要とする英語の能力について説明していきます。コミュニケーションはもちろん、その他にも必要とする英語力があります。全部で6つご紹介します。

プログラマーの英語に関して必要な能力1:英文解釈

プログラミングの作業中、エラーや分からないことが発生する場合があります。その時、自分で検索して解法を見つけなければなりません。

そしてその解法は、英語のドキュメントや記事で探すとより見つかりやすいのです。日本の記事数より、海外の記事数の方が母数はかなり多いからです。その量の差で、解法の見つかりやすさが異なるということです。

そのため、英語の文章を読む際に使う、英文解釈の能力が必要になります。

プログラマーの英語に関して必要な能力2:作文能力

作文能力と聞くと、どこか堅苦しいものだと感じる方もいるでしょう。しかし、プログラマーが必要とするのは、英語のメールやチャットでのやり取りです。仕事で海外の人と情報交換したり、わからないことを英語のチャットで質問したりします。

ここでいう英語のチャットとは、プログラマー専用の質問場所でのやり取りのことです。気軽にわからないことを質問できるサイトがあり、質問に答えてくれる相手の人口も多いので、学習や問題解決の役に立つでしょう。

プログラマーの英語に関して必要な能力3:読解能力

読解能力は、英文の内容を理解するために必要な能力なので、英文を読む際の基礎とも言えます。

内容理解は、どれだけ早く学びを得られるか、どれだけ正しい解法を見つけられるかに関わる重要な部分です。ですので、身に付けた分大きく成長でき、スキルアップにつながります。

プログラマーの英語に関して必要な能力4:会話能力

海外とのつながりが頻繁にあるプログラマーには、英会話の能力が必須です。もちろん、チャットやメールでのコミュニケーションでも済みますが、直接話すことで話が簡潔に済みやすいからです。

また、自分の価値を認められることで給料を上げたいときにも、英会話の能力が役に立ちます。英語で会話できること自体が価値の高いものであるからです。さらに、海外で働くこともできるので、選択肢が大幅に増えます。

プログラマーの英語に関して必要な能力5:リスニング能力

英語を聞く能力は、海外で働くプログラマーにはもちろん、動画で学ぶときにも必要です。

動画で学ぶ際、英語でも動画を調べられる方が幅広く検索でき、理解度も増します。動画で学ぶときには字幕機能もありますが、多くの動画で学ぶことになるので、字幕なしで閲覧できる方がストレスフリーで効率よく学べるでしょう。

プログラマーの英語に関して必要な能力6:専門的な単語を覚える

プログラマーには、現場で使う英単語を必要とする場合もあります。今まで学校で学習してきたものとは違い、専門的な内容になるので新しく学習していく必要があります。

日本語でも専門的な言語が分からないということもあるでしょう。それと同じことが英語でも生じます。仕事の理解度に直接つながるので、よく学んでおきたいところです。

プログラマーに必要なその他の能力4つ

プログラマーに必要なその他の能力

プログラマーには、もちろん英語以外の能力も必要です。ここではその中でも、プログラミング技術や知識など、基本的な能力以外のことを4つ紹介していきます。

プログラマーに必要なその他の能力1:情報収集能力

プログラマーの現場では、新しい技術を学ぶことや、システムのバージョンアップによる環境の変化などが頻繁に起こります。そのため、新しい情報を収集し、日々勉強していかなければなりません。その際に広い視野で情報を収集する能力が必要になります。

プログラマーに必要なその他の能力2:コミュニケーション能力

プログラマーは、常に画面と向き合って作業しているわけではありません。

会社には、同僚や上司、さらに異なる分野の職をもつ人々がいます。一つの目的をスムーズに達成するためには、関係する人とコミュニケーションをとることが大切です。なので、プログラマーにもコミュニケーション能力は必要です。

プログラマーに必要なその他の能力3:論理的思考

プログラムする際、目的に沿って順序だてて思考しなければなりません。

つまり、あらゆる文字や数字を目的に沿って正しく使い、コンピューターに命令しなければならないということです。どのようなプログラムを組み立てるのかを考え、それをコンピューターにどのようにして理解させるかを考える必要があるからです。

プログラマーに必要なその他の能力4:正確性

プログラムを完成させるには、大前提として正確にプログラムしなければなりません。一文字でも違ったりプログラムの仕方が違ったりすると、異なる結果やおかしな結果を出力してしまいます。

まとめ

  • プログラマーに英語は必要。ただし「必須レベル」は状況によって異なり、日本の企業で働く場合は中学英語程度(読み中心)でも問題ないが、外資系・海外勤務・フリーランスで海外案件を受ける場合はビジネス英語以上が求められる
  • プログラマーに特に重要な英語能力は6つ:英文解釈(海外の技術記事・ドキュメントを読む)・作文(英語メール・Q&Aチャットで質問する)・読解(内容理解の基礎)・会話(海外チームとのミーティング)・リスニング(英語動画での学習)・専門用語の習得
  • 英語以外にプログラマーに必要な能力は4つ:情報収集能力(技術の変化に追いつく)・コミュニケーション能力(チームでの協業)・論理的思考(プログラム設計)・正確性(一文字のミスがバグにつながる)
  • AI翻訳ツールが発達した現代でも英語力そのものの価値は高い。翻訳ツールは文脈の把握やニュアンスの理解が難しいケースがあり、技術的な内容を正確に理解・発信するには直接の英語読解・作文力があるほうが圧倒的に有利
  • 英語力があることで年収アップの選択肢が広がる。外資系IT企業は日本法人でも国内平均より年収が高い傾向があり、英語を使ったグローバルなフリーランス案件では国内案件より単価が高いケースも多い

よくある質問

英語が苦手でもプログラマーになれますか?
はい、英語が苦手でもプログラマーになることは十分可能です。日本の企業でプログラマーとして働く場合、プログラミング言語そのものの英語(if/for/class等の予約語)と、エラーメッセージ・公式ドキュメントの基本的な英語が読める程度でほとんどの業務をこなせます。翻訳ツール(DeepL・Google翻訳)の活用でカバーできる部分も多いです。ただし、英語力を高めることでStack Overflow等の海外技術コミュニティを活用できたり、年収の高い外資系・海外案件にアクセスできたりするため、長期的には英語学習に投資する価値があります。
プログラマーが英語を学ぶなら最初に何から始めればよいですか?
プログラマーが英語を学ぶ際に最も効率的なのは「技術英語の読み書き」から始めることです。まず英語の公式ドキュメントを翻訳ツールなしで読む練習から始め、次にStack Overflowで英語の質問・回答を読む習慣をつけましょう。会話力を上げたい場合はオンライン英会話(DMM英会話・Cambly等)でエンジニア系トピックを話す練習が効果的です。TOEIC 600点以上を目指すことで、外資系への転職活動で書類選考を通過しやすくなります。
英語力があると年収はどのくらい変わりますか?
英語力がある場合と国内のみのエンジニアでは、年収の差は大きく異なります。日本の一般的なSES・Web系エンジニアが年収400〜700万円程度なのに対し、外資系IT企業(Google・Amazon・Microsoft等の日本法人)では700〜1,500万円程度になることが珍しくありません。フリーランスとして英語で海外クライアントの案件を受注した場合、時給50〜150ドル(月額100〜200万円以上)の案件も存在します。ビジネス英語が使えるかどうかで、生涯年収に数千万円以上の差が生まれる可能性があります。
AI翻訳ツールが発達した現代でも英語は必要ですか?
必要です。DeepLやChatGPT等の翻訳・AI支援ツールは確かに進化していますが、技術的なニュアンスの把握・リアルタイムの会話・文脈を理解した正確な発信という点では、まだ人間の英語力を代替できていません。また、外資系企業や海外クライアントとのやり取りでは「英語を話せる・書ける」こと自体が信頼の証明になります。AI翻訳を補助ツールとして使いながら、英語の基礎力を持つことが2026年現在のエンジニアにとって最適なアプローチです。

プログラマーに英語力はあった方が良い

プログラマーに英語力はあった方が良い

プログラマーに英語力があることで、仕事を効率的に、かつスムーズにこなせることをお分かりいただけたでしょう。

また他にも、学びや問題解決がしやすくなり、自分の価値を上げられるなど、多くのメリットが生まれます。

中学校で教わるレベルの英語だけでも、もちろんプログラムすることはできます。しかし、やはり英会話や英作文ができる方が有利に立ち回れるでしょう。

給料を上げたい方も多いでしょう。もしまだ英語力を上げることを考えたことがなかったのであれば、ぜひ英語力をつけて給料UPに挑戦してみてください。

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