フリーランスの中でエンジニアの年収って高いの?

最終更新日:2026年8月10日

この記事でわかること

はじめに

フリーランスの年収は一般的に、正社員よりも高いとされています。しかし、フリーランスといってもその職種・職業は様々です。エンジニアを始め、Webデザイナー、イラストレーター、Webライター、はたまたYouTuberなんて職業もあります。今回はその中でもエンジニアに職種を絞り、数あるフリーランスの職種の中でどれほど年収が高いのかみていきましょう。

フリーランス職種別年収比較

職種 年収目安 特徴 年収の決まり方
フリーランスエンジニア 700〜1,200万円 技術職で単価が高い傾向 スキル・言語・経験年数で変動
Webデザイナー 350〜600万円 デザイン力とツール習熟度で差 ポートフォリオ・対応範囲で変動
Webライター 200〜500万円 文字単価と案件数が鍵 専門性・SEO知識で高単価化可能
イラストレーター 200〜500万円 画風の希少性と知名度が重要 案件数・グッズ化・SNS人気で変動
フリーランス全体平均 約350万円 職種・活動量により差が大きい 継続案件の有無で大きく変動

フリーランス全体の平均年収は?

比較するためには、基本的なフリーランスの年収を知ることが鍵になります。平均的なフリーランスの平均年収は350万円と言われています。正社員と比較する際、これだけ見ると低いのではと思う方がいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、フリーランスの年収は職種によっても大きく変わり、正直な所人それぞれなのが現状です。多い人は、1000万円稼ぐことだってあるわけです。月によっては収入がほとんどないことだってもちろんありえます。特にエンジニアの場合は、年齢やスキル、経験によって年収が変化してきます。

フリーランスエンジニアの年収

エンジニアの年収はというと、平均700~1200万円と言われています。(月額60万円~80万円のレンジが多い傾向にある)スキルや経験、言語の種類によりふり幅はもちろんありますが、他のフリーランスの職種と比較すると高い水準に位置していることが分かります。元々エンジニアという職種が、スキルや経験を重視し、それに応じて案件の金額も変動することに起因しているのではないでしょうか。

年収をあげるために必要なこととは

エンジニアという職種を考えた時、スキルや経験など長い間フリーランスとして働く上で重要な事項がいくつかあります。つまり、その部分を伸ばせば直接的でないにしても年収に反映されてくるわけです。現在、年収が高いといわれていても実際の年収と比べると自分が低いように思える。もしくは、これからフリーランスエンジニアになりたいと考えているが、スキルに不安がある。そんな方々に、エンジニアとして年収をあげるため必要なスキルをいくつかご紹介します。

スキルを磨く

もちろん今までの経験やスキルを武器として案件を獲得することもあるでしょうが、収入アップを目指すなら自身の成長は欠かせません。新しいスキルを身につけるほど対応できる作業や案件は増える傾向にあるからです。現場でただ仕事をこなすレベルであれば、正社員でも可能ですよね。フリーランスエンジニアに仕事を任せるということは、それなりのスキルや経験を案件先が求めている場合がほとんどでしょう。そのため、あまり触れたことのない言語や元々の経験の延長上の仕事内容をチャンスだと思い身に着ける努力をすれば、更に専門的なスキルを必要とする案件が増えるだけでなく、仕事の幅が広がり案件数の安定にも影響してきます。収入が増えたり、収入が安定することにも繋がるわけです。現場ではなくテレワーク等の働き方であれば、書籍やインターネットを用いた学習や勉強会への参加が有効でしょう。

友好的な関係性を築く

案件元の企業との取引もフリーランスにとって重要な事項の1つです。では、一体何に対して取引するのでしょうか。収入をあげたいという観点から言えば、案件の単価交渉に他ならないでしょう。口先だけのスキルや一人よがりで作業するのでは、相手の信用は得られません。1つ1つの案件に真摯に向き合い、チームなど周りへの配慮をこまめに行うことで良好な人間関係は築かれます。もちろん、エンジニアとしてのスキルを高めようという成長の姿勢も自身の印象を良くしてくれます。関係性が安定していれば、単価交渉もしやすくなりますし、今後の案件が安定するかに関わってきます。

押さえておきたいポイント

  • フリーランス全体の平均年収は約350万円だが、フリーランスエンジニアは700〜1,200万円と職種の中でも突出して高い水準にある
  • 年収の幅が大きいのは、扱えるプログラミング言語・経験年数・稼働日数・案件の種類(常駐型か在宅型か等)によって単価が大きく変動するため
  • 年収を伸ばすには「新しいスキルを継続的に身につけること」と「案件元との信頼関係を築いて単価交渉をしやすくすること」の2点が特に重要

よくある質問

Q. フリーランスエンジニアと会社員エンジニアの年収はどのくらい違いますか?

会社員エンジニアの平均年収は450〜600万円程度ですが、フリーランスエンジニアは700〜1,200万円と大幅に高い傾向があります。ただし、フリーランスは社会保険料を全額自己負担し、ボーナスも存在しないため、「手取り」で比較すると差が縮まります。また、フリーランスは仕事がない月は無収入になるリスクもあるため、単純な数字比較だけで判断しないことが大切です。

Q. フリーランスエンジニアになるには最低何年の経験が必要ですか?

一般的には3〜5年の実務経験があるとフリーランスとして安定的に活動しやすくなります。ただし、経験年数よりも「実力(スキル)と実績(ポートフォリオ)」が重要で、2年でも高いスキルがある人は独立に成功するケースがあります。逆に10年の経験があっても特定の言語に特化しすぎていて案件が限られるケースもあります。まず自身のスキルセットを客観的に評価し、フリーランスエージェントに相談してみると市場価値がわかります。

Q. 年収700〜1200万円の幅が大きい理由は何ですか?

主な要因は4つあります。①扱えるプログラミング言語・技術スタック:クラウドやセキュリティ、AI関連分野は高単価になりやすい。②経験年数・実績:大規模システム開発・PM経験があると単価が上がる。③案件の種類:常駐型か在宅型か、SES系か受託系かで単価が変わる。④稼働日数:週3日稼働なら年収は同等エンジニアの半分以下になる。自分の目標年収から逆算して必要な月単価・稼働日数を設定することが重要です。

Q. フリーランスエンジニアで年収1,000万円を達成するにはどうすればよいですか?

月単価83万円以上を12か月確保することが目標になります(83万×12=996万)。達成するためのポイントは3つです。①高単価スキル習得:クラウドのインフラ設計、AI・機械学習の実装経験、セキュリティスペシャリストなど。②複数クライアントの確保:1社依存を避け、複数の継続案件を持つことで収入の安定性と交渉力が上がる。③フリーランスエージェントの活用:エージェントで高単価案件の紹介を受け、実績を積み上げることが最短ルートです。

まとめ

  • フリーランス全体の平均年収は約350万円だが、エンジニアは平均700〜1,200万円と突出して高く、技術職としての専門性が高単価につながっている
  • 年収の幅が広い理由は、使用できるプログラミング言語・経験年数・スキルレベル・案件の種類によって単価が大きく変わるため
  • 年収UPには「スキルを磨く(新言語・新技術の継続的習得)」と「良好な関係性を築く(単価交渉・信頼構築)」の2点が直接的に効果がある
  • フリーランスは収入の波があるため「年収が高い」だけを理由にするのではなく、安定した案件継続と長期的なキャリアビジョンを持って選択することが重要
  • 日々の案件を通じて技術と人間関係を着実に積み上げることが、結果として年収増加と仕事の安定に最もつながるという考え方が成功の鍵となる

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