【未経験でもなれる?】フリーランスプログラマーってこんな仕事

最終更新日:2026年8月6日

フリーランスプログラマーとは

新型コロナウイルスの影響で改めて見直されている「フリーランス」という働き方。中でも、スキル次第では高収入が見込めるフリーランスプログラマーは注目を集めています。

しかし「フリーランスプログラマー」といっても、その働き方やタイプはさまざまです。まず「フリーランスプログラマー」という職業について説明します。

フリーランス vs 正社員プログラマー比較

比較項目 正社員プログラマー フリーランスプログラマー
平均年収 350〜500万円程度 600〜700万円(1,000万円超えも可能)
収入の安定性 毎月固定給・ボーナスあり 案件次第で変動・300万以下もあり
働く時間・場所 会社のルールに従う 自由(旅先・在宅・カフェ等)
仕事の選択 会社が決める案件をこなす 自分で案件を選べる
社会保険・税金 会社が半額負担・給与天引き 全額自己負担・確定申告が必要
スキルアップ 社内研修・OJT中心 自己学習・多様な案件で経験値増
仕事の獲得 会社が営業してくれる 自分で営業・受注が必須

会社に属さないプログラマーのこと

フリーランスプログラマーとは、特定の企業に雇用されず個人で仕事を受注する働き方のことで、フリーランスとして働く人口は年々増加しています。

増加している要因は大きく分けて2つあります。

・プログラマー需要が拡大していること

・フリーランスとして働く環境が整備されたこと

プログラマー需要が拡大していること

プログラマー人材は、IT業界を中心に人材不足が深刻化しています。インターネットの普及やIoTの拡大などプログラミングを必要とするサービスの需要が増えたことで、今後も人材不足は拡大しています。

そうした状況で、企業は不足したリソースをフリーランスなどの外注により充足させる動きが加速し、フリーランスプログラマーが注目を集めています。

フリーランスとして働く環境が整備されたこと

副業を解禁する企業が増えたことや、ビデオ会議などのインフラ面が充実してきました。環境が整うことにより、以前に比べてフリーランスという働き方がより身近になり、挑戦しやすい環境が整ってきています。

高収入ってホント?

フリーランスプログラマーというと高収入のイメージがありますが、実際のところはばらつきがあると言われています。フリーランスプログラマーの平均的な年収は600万円~700万円ほどです。

ただし、実際は使用できる言語や職種、クライアントの種類などにより大きく変動するのが現実です。また年収300万円以下の人が3割程度いる一方で、多くの言語を習得して1,000万円以上を稼ぐ人もいます。プログラミングスキルは、他のフリーランスとは違い技術職となるため単価が高い傾向があることから、きっちりと仕事を受注できれば高収入を狙える職種であると言えます。

魅力的なポイントがたくさん

フリーランスという働き方には、サラリーマンのような企業に属する働き方にはない魅力的なポイントが多くあります。ここではその魅力についてご紹介します。

自由な働き方

フリーランスプログラマーとして働く一番の魅力は自由な働き方です。フリーランスプログラマーは企業と雇用契約を結ぶわけではないため、勤務時間や勤務場所に縛られることはありません。

フリーランスプログラマーの成果物は、自分の書くコードです。成果物さえしっかりと納入できれば、旅先でプログラミングする、子育てをしながら働くなど自分のライフスタイルやリズムに合わせて自分の好きな場所、時間で働くことができます。自分の自由な時間、場所を選んで働くことができるので「好きな時に旅行に行きたい」「家族との時間を増やしたい」と考えている方にとっては、とても魅力的ですよね。

技術次第で高収入

プログラミングスキルを持つ人材に対する需要は年々大きくなっており、技術次第では高収入が見込めるのが今のプログラミング市場です。企業に属するいわゆる正社員プログラマーは、仕事がきついなどの悪いイメージもあり慢性的に不足している状況です。

企業側も繁忙期の人手が足りない期間だけ外注することによって、会社の固定コストをなるべく下げて開発を行えます。企業側としても大きなメリットがあるため、フリーランスプログラマーの活用が主流になりつつあるのです。フリーランスプログラマー側から見れば、受託できる案件はどんどん増加し、かつ多様化しているため、自分のスキルを磨けば磨くほど高収入を得られるチャンスが広がっているのです。

会社に属さずに仕事を受ける方法

フリーランスプログラマーが様々な魅力があることはお分かりいただけたのでは無いでしょうか。しかしながら、フリーランスは正社員プログラマーと違い、黙っていても仕事が得られるわけではありません。自ら仕事を受けなければ収入が得られないため、営業活動をするスキルはフリーランスプログラマーにとって必須スキルの一つになります。ここではフリーランスプログラマーが仕事を受ける主な方法を2つご紹介します。

直営業を行う

1つめの方法は、プログラマーが必要な企業や団体などに直接アプローチし仕事を受ける方法です。具体的には、過去に請け負ったことのあるクライアントや、友人・知人など自分の人脈を活用して、紹介を受ける方法があります。

フリーランスになって当初は、実績などもアピールしにくく受注できる仕事も少ないでしょう。しかし、知人や友人であれば、自分の能力をわかってくれているため仕事に結びつけやすいです。正社員で働いていれば、過去に請け負った仕事をきっかけに受注できることもあるでしょう。ただし、正社員からフリーランスになった場合には数年間の競業禁止となる場合もあるので、注意してください。

他にはTwitterやFacebookなどで自分の活動や知識、成果を発信したり、プログラマーやIT関連の交流会などを通じて企業に営業活動を行ったりすることも可能です。TwitterなどのSNSでの受注のポイントは常に自分のスキルや実績などを情報発信し、自分の仕事に対する信頼性を高めておくことです。交流会などのリアルな場所でもSNSでの情報発信をきっかけにして、仕事を請け負えることもでてくるでしょう。

クラウドソーシングサービスを使う

2つめの方法はクラウドソーシングサービスの活用です。クラウドソーシングサービスとは、仕事をしたい個人(フリーランス)と、仕事を依頼したい企業や個人をオンラインでマッチングするサービスです。LancersやCrowdWorksなどが代表的なサービスで、プログラマーとしての案件も豊富に掲載されています。

案件の規模や単価はさまざまですが、実績が少ない初期段階のフリーランスでも受注しやすいという特徴があります。実績を積みながら徐々に単価の高い案件にチャレンジしていくことで、着実にキャリアを積み重ねていけます。

フリーランスは注意点もある

プログラマーの方の中には、営業やコミュニケーションが苦手な方もいると思いますが、フリーランスとしてはこれらのスキルが自身の収入に直結するため、営業活動は必須スキルです。営業が苦手という方は苦労するかもしれません。

税金についても詳しくならなければいけない

会社員であれば、給料天引きなどの形で会社が支払ってくれていた税金も、フリーランスの場合は全ての手続きを自分で処理する必要が出てきます。支払うべき税金の種類も「所得税」や「住民税」など種類は複数あります。自身の収入が一定の規模を超えれば「個人事業税」や「消費税」なども必要となり、慣れてない方は複雑でわかりづらいものです。

しかし、税金は知らなかったでは済まされず、申告をし忘れたり申告金額を誤ったりした場合はペナルティが課せられ、最悪の場合は脱税などで罪に問われる可能性もあります。特にフリーランスの場合は「忘れていた」「知らなかった」などの理由での無申告が多くなっています。また知識がない状態で申告することで本来支払わなければならない金額以上の金額を支払うことになりかねません。税金についての知識をしっかりと身につけ、確実に申告しておく必要があります。

まとめ

  • フリーランスプログラマーとは特定の企業に属さず個人で案件を受注する働き方で、平均年収600〜700万円と正社員より高収入が見込めるが、300万以下の人も3割程度おり実力次第でばらつきがある
  • 勤務時間・場所の自由度が高く、旅先や在宅でも働けるライフスタイルの柔軟性がフリーランスプログラマーの最大の魅力の一つ
  • 仕事の受け方は「直営業(人脈・SNS活用)」と「クラウドソーシング(Lancers・CrowdWorks等)」が主な方法で、初期段階はクラウドソーシングで実績を積むのが現実的
  • フリーランスになると税金(所得税・住民税・個人事業税・消費税)をすべて自分で管理し確定申告する必要があるため、開業前から税務知識を身につけておくことが重要
  • 技術力の向上が直接収入増につながる仕組みなので、向上心が強く自己管理できる人にとっては正社員より大きな可能性を秘めた働き方といえる

よくある質問

未経験からフリーランスプログラマーになれますか?
完全未経験のままでは難しく、まず会社員プログラマーとして3〜5年の実務経験を積むことが推奨されます。ただし「未経験でも受注できる」案件(LP制作・ブログカスタマイズ・WordPress構築等)で実績を積み、クラウドソーシングで徐々にキャリアを積み上げていくルートもあります。未経験からスタートする場合は、まずPythonやPHPなど習得しやすい言語でポートフォリオを作り、実績0→1を達成することが最初の目標です。
フリーランスプログラマーになる際の最初の手続きは何ですか?
まず税務署に「開業届(個人事業の開廃業届出書)」を提出します(提出は無料)。同時に「青色申告承認申請書」も提出すると、確定申告で最大65万円の青色申告特別控除が受けられるため節税効果が大きいです。また、会社員を退職する場合は国民健康保険と国民年金への切り替えが必要です。開業から1〜2か月以内に手続きが完了するようにしましょう。
フリーランスプログラマーでも確定申告は必要ですか?
はい、年間の収入が48万円(基礎控除額)を超えるフリーランスは確定申告が必要です。確定申告には「白色申告」と「青色申告」があり、帳簿が複雑になる分、青色申告は最大65万円の特別控除を受けられます。初めての場合は「freee」「マネーフォワード クラウド確定申告」などの会計ソフトを使うと手続きが簡単になります。税理士への相談は年収500万円以上になってから検討するのが一般的です。
フリーランスプログラマーが高単価を狙うには何をすればよいですか?
主に3つのアプローチが有効です。①希少性の高いスキル習得:クラウドインフラ(AWS/GCP)・機械学習・セキュリティ分野は単価が高い傾向があります。②複数言語・フルスタック化:フロントエンドとバックエンド両方対応できると案件の幅が広がり単価も上がります。③実績とポートフォリオの充実:GitHubやWebサイトに自分の制作物を公開し、クライアントから信頼を得ることが高単価案件への入り口になります。

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