フリーランスエンジニアの案件の探し方を解説!高単価の仕事を受けるには?

最終更新日:2026年8月6日

フリーランスエンジニアの案件の種類

フリーランスエンジニアになった場合、自由に仕事をできると思っている人が多いのではないでしょうか。ただ、中にはフリーランスになったものの、会社員時代とあまり変わらない働き方をしている人もいます。

まずはフリーランスエンジニアになった場合どういった案件をこなしていくのかを具体的に見ていきましょう。

フリーランスといっても2種類の働き方がある

フリーランスエンジニアは案件ごとに契約し業務を受託するにしても、ワークスタイルが大きく常駐型と在宅型に二分されます。それぞれ説明していきます。

常駐型

常駐型は、数ヶ月間の契約期間にクライアント企業に常駐して業務にあたるスタイルです。報酬の金額と支払時期は契約書を交わして取り決めます。派遣労働者とは異なり、フリーランスのエンジニアはクライアントに常駐してもあくまでも自己の裁量で仕事を行い、そこの指揮命令系統に属しません。エージェントに登録してみると、常駐型が大半です。

契約どおりの報酬が支払われますので安定した収入を得られますし、大手企業の現場に入って貴重な実務を経験でき、現場で密にコミュニケーションをとりながら仕事を進められるので、プロジェクトの進め方を理解しやすく、技術力も高めやすいのには魅力があります。

常駐型であれば、ICTエンジニアの職種全般にわたって案件は豊富です。

システムエンジニア

システムエンジニアは、要件定義を踏まえてシステムの設計、構築、実装、テスト、運用保守に至るまでのシステム開発全般に携わるといったように、一般には上流工程に入ります。チームのリーダーに就任するケースもあります。

プログラマ

プログラマは、プログラミング言語を駆使してシステムやアプリなどを動かすコードを記述します。求められるプログラミングスキルは、例えばWebならHTML、CSS、PHPで、AI開発ならPythonというように異なってきますので、まずは実務で得意分野を固めることが重要です。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、データベースの設計構築、管理運用を行います。データベースエンジニアの腕次第でシステムの出来不出来が変わってくるため、要のポジションです。この案件ではOracle・MySQL・Microsoft SQL Server製品に関する知識と、SQL文でそれらを使いこなすためのスキルが求められます。

ネットワーク・インフラ・セキュリティエンジニア

ネットワークエンジニアは、サーバ、クライアントを連携させるネットワークの設計構築、運用保守を担います。ネットワークプロトコルを理解しておくだけでなく、回線や機器の選別眼が求められます。インフラエンジニアはネットワーク関連のほかサーバーの構築運用も守備範囲とし、セキュリティエンジニアはシステム保全・脆弱性対策を担います。

在宅型

地方在住であったり、移動中や旅行中であったりしてもリモートで仕事ができる在宅型です。1日のうちに働く時間帯も自分で決められるのでとても魅力的です。ただ、全くの未経験で在宅型の案件を任せてもらえることは稀でしょう。まずはどこかに常駐してフリーランスエンジニアとしての実績をアピールできれば受注のハードルは下がります。

請負契約では成果物の納品に対して、準委任契約では業務遂行に対して報酬が支払われます。在宅型の多い案件例を挙げます。

フロントエンド案件

フロントエンドとは、Webブラウザ側を意味します。フロントエンドエンジニアは、WebデザイナーのデザインをHTML、CSS、JavaScript、PHPでコーディングして実装する職です。WordPressといったCMS管理の案件もあります。モバイル端末の画面でも操作性が高いユーザーインターフェイスを設計・実装できるスキルが求められます。

ベンチャー企業・スタートアップ企業が発注する案件

常駐人員の受け入れが困難であったり、急速な事業成長にキャッチアップしたりするため、リモートのフリーランスエンジニアに委託するケースです。在宅型での仕事を強く望むならば、このような発注元に注目すると良いでしょう。

フリーランスエンジニアの仕事の探し方6選

フリーランスエンジニアが仕事の案件を見つける方法を挙げます。

方法 難易度 単価水準 継続性 主なメリット おすすめの人
①知人を頼る 低〜中 スムーズなコミュニケーション 駆け出しのフリーランス
②過去のCLに連絡 中(保守契約へ発展可) 既存の信頼がある 実績が出てきた人
③クラウドソーシング スキルに見合った案件が豊富 実績作りをしたい人
④SNSで探す 自己ブランディング・拡散効果 発信力を高めたい人
⑤直接営業 中〜高 中〜高 手数料なし・条件交渉可 営業力がある経験者
⑥エージェント活用 低〜中 営業・契約代行・高単価案件 本格的に安定収入を得たい人

①知人を頼る

駆け出しのフリーランスエンジニアの場合、例えば事業を営んでいる知人に尋ねてみて、その人のWebサイトの構築管理を手掛けるのが取り付きやすいでしょう。既に顔見知りなので円滑にコミュニケーションはできるでしょうが、条件が曖昧になる可能性があるため契約はしっかりと結んでおくべきです。

②過去のクライアントに連絡してみる

過去のクライアントからは多少なりとも信用があるでしょうから、話を聞く機会を得てICT周りに何かしら問題を抱えていないかをヒアリングするのも有りです。得意とするICT分野のスキルを発揮して問題を解決し、より信頼されて保守契約に持っていければ継続的な収入になります。

③クラウドソーシングを利用する

プロフィール欄を充実させ実績のポートフォリオを提示してアピールをすれば、受注の可能性は大きくなります。
メリットとしては現状のスキルに見合った無理のない案件に取り組みやすいことですが、デメリットは案件の単価相場が低いことです。

④SNSで探す

SNSで営業する際に、実績のポートフォリオページや問い合わせフォームへのリンクを張るのに加え、メールアドレスを公開して問い合わせへの動線を引きます。ブログも併用してスキル・経歴・得意分野・仕事の方針を記載したページを設け、SNSで拡散すると効果的です。SNSのフォロワーを増やしたりブログにSEO対策を施したり、といったことにも励みましょう。

⑤直接、営業する

営業活動に関しては、WordPressなどの勉強会に参加すれば、中小企業の情報システム担当者も来ていることがあり、情報交換をした際に仕事を依頼される事例があります。ぜひトライしてみましょう。

⑥エージェントを活用する

エージェントサイトに登録し、担当者との面談を経て案件を紹介してもらう流れです。エンジニア、クライアント、エージェントの三者間で打ち合わせを行い、契約が成立すれば案件に着手できます。メリットとしては営業活動や契約書、請求書作成をエージェントに代行してもらえることですが、デメリットとしてその分の仲介料・手数料を支払うのは避けられません。

フリーランスエンジニアが案件の単価を高めるには

取引先を開拓しながら、案件ごとの単価も上げたいですよね。では、どのような手段があるでしょうか?

単純に使える言語を増やす

まずは使いこなせる技術の量を増やし、人材としての価値を高める方法です。WordPressの構築であればHTML・CSSで装飾しPHPで動作をカスタマイズできると強いでしょう。PhotoshopやIllustratorをマスターして、バナーやアイコンのデザインも手がければ、Webデザイナーも兼務できます。常にアンテナを張り巡らせてトレンドをキャッチし、需要を見込める言語を習得しておけば、高収入を見込めます。

上流工程の技術を手に入れる

下流工程に入ってプログラミングや各種テストの実施といった受動的な実務を経験したら、上流工程にも入って要件定義、機能設計など能動的な実務も経験しシステムエンジニアとしてキャリアの幅を広げることです。プロジェクトのスタッフからプロジェクトリーダー、そしてプロジェクトマネージャーにキャリアアップすれば収入も伸びます。

単価交渉で上げる

携わっている業務の単価相場は要チェックです。下回っているようであれば根拠となる材料を提示してクライアントと交渉しましょう。エージェントが仲介しているのであれば相談して交渉してもらいます。使える言語が増えた、あるいは上流工程にも入って業務量が増えたというように節目を察知したら、タイミングを見計らってすかさず交渉を打診し、正当な報酬で合意しましょう。

まとめ

  • フリーランスエンジニアの働き方は「常駐型(安定・高単価・大手現場経験)」と「在宅型(自由・リモート)」の2種類があり、最初は常駐型が主流
  • 仕事の探し方は6種類あり、初心者は知人頼り・クラウドソーシングから始め、実績が出てきたらエージェントを活用して高単価を狙うのが効果的
  • エージェントは営業・契約書・請求書を代行してくれる反面、マージンが発生するため複数に登録して比較してから選ぶことが重要
  • 単価を上げる方法は「使える言語を増やす」「上流工程に挑戦する」「タイミングを見た単価交渉」の3つが基本戦略
  • 自ら主人公となって仕事を開拓し、努力すればしただけ収入が上がるのがフリーランスの醍醐味。まず信頼できるエージェントを見つけるのが成功への近道

よくある質問

Qフリーランスエンジニアの案件はどこで探すのが最も効果的ですか?
A

実績に応じて使い分けるのが正解です。

・駆け出しの段階ではクラウドソーシング(クラウドワークス・ランサーズ等)で小さな案件から始め実績を作ります。
・ある程度実績が出てきたらエージェント(レバテックフリーランス・Midworks等)に登録すると月単価60〜100万円超の高単価案件を紹介してもらえます。
・SNSでの発信やブログと組み合わせて自己ブランディングすると、直接問い合わせからの案件獲得にも繋がります。

Qフリーランスエンジニアの常駐型と在宅型の単価はどのくらい違いますか?
A

一般的に常駐型(エージェント経由)の方が高単価です。

常駐型は月単価50〜100万円以上の案件が多く、在宅型は40〜80万円程度が多いです。ただし在宅案件は移動コストや通勤時間がない分、純粋な取り分は実質的に差が縮まります。

在宅で高単価を狙うには、常駐案件で信頼を積んでから「在宅OK」の条件交渉をするか、ベンチャー・スタートアップ案件に特化するルートが有効です。

Qフリーランスエンジニアの月単価を上げるために最も効果的な言語・スキルは何ですか?
A

2026年時点で特に需要が高いスキルは以下のとおりです。

・AWS/GCP/Azureなどのクラウドインフラスキル
・Python(AI/機械学習)
・React/TypeScript
・セキュリティエンジニアリング

これらを既存スキルと組み合わせると単価交渉で強い根拠になります。また「上流工程(要件定義・設計)も担当できる」点をアピールするとPMレベルの単価(月80〜120万円)を目指せます。

Qエージェントのマージン率はどのくらいですか?複数登録してもいいですか?
A

エージェントのマージン率は公開していない場合が多いですが、一般的にクライアントへの請求額の10〜30%程度とされています。

複数のエージェントに登録することは一般的に推奨されており、複数社に登録して案件の量・質・マージン率・サポートを比較しながら選ぶのがベストです。ただし複数の案件に同時に選考が進んだ場合は、他の案件への辞退連絡を速やかに行うのがマナーです。

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