ネットワークエンジニアへ転職するために必要なもの7つを紹介!
最終更新日:2026年8月6日
ネットワークエンジニアとは
ネットワークエンジニアは、ネットワーク周りの作業全般を担うエンジニアです。ネットワークの設計や構築、保守や運用などの作業をメインとして行い、ネットワークだけでなくサーバー周りの知識やOSに関する知識なども必要とされます。近年ではプログラマーなど、ほかのIT系の職種がネットワークエンジニアの作業をするケースも増えています。
ネットワークエンジニアの将来性
ネットワークエンジニアは、今後も需要が見込まれる職種だと言えます。IT業界は常にIT人材が不足しています。プログラマーやシステムエンジニアの求人も多く、今後もIT人材の不足数は増加していくと予想されています。また、クラウド化・ゼロトラストセキュリティ・5Gの普及によって、ネットワーク周りの知識を持った人材の需要がなくなることは考えにくいでしょう。
ネットワークエンジニアへ転職するために必要なもの7つ
ネットワークエンジニアに転職するには、7つの必要なものがあります。ネットワークエンジニアに転職したいと考えている方の中には、どのような知識やスキルが必要なのかわからないという方もいるでしょう。ここでは、ネットワークエンジニアへ転職するために必要なものを紹介しますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
| # | 知識・スキル | 概要 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 1 | インターネット系の知識 | DNS・WWWサーバー・ドメイン等 | ★★★★★ |
| 2 | WAN系の知識 | ADSL・IP-VPN・高速デジタル回線等 | ★★★★☆ |
| 3 | LAN系の知識 | 有線/無線LAN・イーサネット・スイッチ等 | ★★★★☆ |
| 4 | 全体像を把握するスキル | 大規模ネットワーク構成の俯瞰・調整力 | ★★★★☆ |
| 5 | 論理的思考 | 障害耐性・最適設計を考える論理力 | ★★★★★ |
| 6 | コミュニケーション能力 | クライアントへのヒアリング・報告力 | ★★★★☆ |
| 7 | IT業界への知識 | 業界動向・最新技術の継続的キャッチアップ | ★★★☆☆ |
必要なもの1:インターネット系の知識
ネットワークの設計や構築を担うネットワークエンジニアには、インターネット周りの知識が必要です。インターネットの住所であるDNSやデータの送受信をするWWWサーバ、ドメインなど、幅広い知識を取得しましょう。
必要なもの2:WAN系の知識
ネットワークエンジニアに転職するには、WAN系の知識が必要です。WANは、遠く離れた場所と繋がるネットワークのことで、LANが複数結びついた広いネットワークを指します。ADSLやIP-VPN、高速デジタル回線など、幅広いWANの知識を習得しておきましょう。
必要なもの3:LAN系の知識
ネットワークエンジニアに転職するには、LAN系の知識が必要です。LANは、建物内でインターネットに接続できるネットワークのことを指します。有線LANや無線LAN、イーサネット、スイッチなど、LANに関する知識を事前に習得しておきましょう。
必要なもの4:全体像を把握するスキル
ネットワークエンジニアに転職するには、全体を見渡せるスキルが必要です。ネットワークという広大なシステムを構築するためには広い視点が必要です。また、キャリアを積んで大規模なシステムに携わるネットワークエンジニアになれば、ネットワーク周りの業務だけでなくほかのプロジェクトリーダーと調整をすることも増えるでしょう。そのため、自身の作業だけでなく全体的な視点で考える能力が必要になるでしょう。
必要なもの5:論理的思考
ネットワークエンジニアに転職するには、ロジカルに考えられる力が必要です。ネットワークを構築する場合、トラブルが発生したケースの対処のしやすさなども考慮して、最適なネットワーク設計をする必要があります。論理的に考えて構築しなければ、障害に弱いネットワークになってしまう可能性もあるため、論理的思考はネットワークエンジニアに重要な素質だといえるでしょう。
必要なもの6:コミュニケーション能力
ネットワークエンジニアに転職するには、高いコミュニケーション能力が必要です。コミュニケーション力の高い人材は、IT業界に限らずさまざまな業界で必要とされるでしょう。ネットワークエンジニアの場合、クライアントからヒアリングをして、構築するネットワークの構成を考えることになります。そのため、クライアントと円満なコミュニケーションがとれる能力は、ネットワークエンジニアには必須だといえます。
必要なもの7:IT業界への知識
ネットワークエンジニアに転職するには、IT業界に関する知識が必要です。IT業界は情報や技術の更新が目まぐるしく、業界内にいても知識を得ることに対する積極性を失えば、どんどん置いて行かれてしまいます。そのため、ネットワークエンジニアに転職するなら事前にIT関連の情報誌を読んだり、セミナーに参加したりして、積極的にIT業界の知識を得るようにしましょう。
ネットワークエンジニアのもつメリット4つ
ネットワークエンジニアには、さまざまなメリットがあります。ここまでご紹介したように、幅広い知識やスキルが必要とされるネットワークエンジニアですが、転職に成功すればさまざまなメリットを得られる職業でもあります。ここでは、ネットワークエンジニアのもつメリットを紹介します。
メリット1:達成感を得られる
ネットワークエンジニアには、業務を遂行した時に大きな達成感が得られるというメリットがあります。さまざまな分野のエンジニアが1つのチームになってプロジェクトを達成するため、プロジェクトを達成した時に得られる達成感はエンジニア共通のメリットとして挙げられます。
メリット2:人脈が広がる
ネットワークエンジニアには、人脈が広がるというメリットがあります。ネットワークエンジニアは、クライアントからヒアリングをして、クライアント企業のネットワークを構築します。そのため、クライアントとして知り合った他業界の人との人脈も広がっていくでしょう。
メリット3:実力に応じて給与が上がる
ネットワークエンジニアには、実力が給与に反映されるというメリットがあります。エンジニア職の中でも、ネットワークエンジニアはネットワーク周りの詳しい知識や技術が必要とされます。そのため、スキルが高い人材はその分高い給与を得られるでしょう。
メリット4:在宅勤務も可能
ネットワークエンジニアには、多様性のある働き方ができるというメリットがあります。ネットワークエンジニアは、リモートで対応できる業務が多いため、在宅勤務にも向いた職業です。実際に在宅勤務やリモートワークをするにはある程度キャリアを積む必要がありますが、働き方の選択肢の広さはメリットだといえるでしょう。
ネットワークエンジニア以外のITエンジニアの業種3つ

ネットワークエンジニア以外には、どのような業種があるのでしょうか。IT系の業種にはさまざまな種類があるため、ネットワークエンジニア以外の業種への転職を検討するのも良いでしょう。ここでは、ネットワークエンジニア以外のITエンジニアの業種3つを紹介しますので、他のIT業種への転職にも興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
業種1:システムエンジニア
システムエンジニアは、システム開発における上流工程を担う職業です。プログラミングなどをするプログラマーと比較して、システムエンジニアは詳細設計やドキュメントの作成などのシステム開発の上流工程を担当します。また、人員配置やプロジェクト全体の進捗管理など、マネジメントに近い業務をするケースもあります。
業種2:プログラマー
プログラマーはシステム開発における下流工程を担う職業です。プログラマーが担当する範囲は企業によって異なりますが、基本的にはシステムエンジニアが作成した要求仕様書にもとづいてプログラミング作業をします。プログラミング言語にはさまざまな種類があるため、プログラマーに転職する場合、まずは自分が扱いたい言語を習得する必要があります。
業種3:サポートエンジニア
サポートエンジニアは、顧客からの問い合わせに対応する職業です。企業が販売しているソフトウェアやハードウェアの操作方法や、トラブル発生時に顧客から来る問い合わせに対応するのがサポートエンジニアです。基本的には電話やメール、チャットなどで対応します。また、システムエンジニアがサポートエンジニアとして顧客対応をするケースもあります。
まとめ
本記事では、ネットワークエンジニ…についてご紹介しました。IT業界へのキャリアを考えるうえで、ぜひ参考にしてください。
- ネットワークエンジニアとはについて理解を深めることが大切です
- ネットワークエンジニアへ転職するために必要なもの7つについて理解を深めることが大切です
- ネットワークエンジニアのもつメリット4つについて理解を深めることが大切です
- ネットワークエンジニア以外のITエンジニアの業種3つについて理解を深めることが大切です
ネットワークエンジニア転職のよくある質問
Q. ネットワークエンジニアの2026年平均年収はどのくらいですか?
経験年数・スキルレベルによって幅がありますが、2026年時点での目安は以下の通りです。未経験〜2年目:350〜450万円、3〜5年(CCNA取得程度):450〜600万円、5〜10年(大規模ネットワーク構築経験あり):600〜800万円、10年以上(プロジェクトリーダー・クラウドネットワーク専門):800万円以上。クラウドネットワーク(AWS・Azure)やゼロトラストセキュリティのスキルが加わると年収が大幅に上昇する傾向にあります。資格(CCNA・CCNP・AWS認定)の取得が年収アップの最短ルートです。
Q. ネットワークエンジニアに役立つ資格は?
まず取得すべきはCisco認定のCCNA(Cisco Certified Network Associate)です。CCNAはネットワークエンジニアの登竜門的資格で、ネットワークの基礎知識・設定スキルを証明できます。次のステップとしてCCNP(上位資格)、LPIC(Linux)、AWS認定(クラウドネットワーク)が有効です。また、情報処理技術者試験のネットワークスペシャリスト試験は国家資格として日本では評価が高く、キャリアアップに役立ちます。未経験者にはまずCCNAの取得からスタートすることをおすすめします。
Q. ネットワークエンジニアはAIに仕事を奪われますか?
ネットワークエンジニアの仕事は自動化の影響を受けますが、完全に置き換わる可能性は低いです。ルーティング設定や障害の初期診断など定型的な作業はAIやネットワーク自動化ツールに代替されていきます。一方、複雑なネットワーク設計・セキュリティポリシーの判断・クライアントへのヒアリングと提案・大規模障害の根本原因分析などは引き続き人間のエンジニアが担います。むしろ、ネットワーク自動化ツール(Ansible・Terraform等)やクラウドネットワークを使いこなせるエンジニアの需要は高まっており、スキルをアップデートし続けることで今後も活躍できるでしょう。
Q. 未経験からネットワークエンジニアに転職するための最短ルートは?
①CCNAの学習(3〜6ヶ月)→②CCNAの取得→③IT業界未経験可のインフラ系SES企業に応募→④実務でスキル積み上げ→⑤CCNP・AWS認定でキャリアアップ、というルートが現実的です。ネットワークエンジニアはプログラマーと比べると「コードを書く」作業が少なく、ネットワーク機器の設定・管理が中心のため、プログラミングが苦手な方にも向いています。独学の場合はCCNA公式テキスト+Packet Tracerを使ったシミュレーション実習が効果的です。入社後はCCNAを持っていれば基礎力の証明になるため、転職活動を有利に進められます。
ネットワークエンジニアへの転職を成功させよう
スキルを磨いてネットワークエンジニアに転職しましょう。ネットワークエンジニアに転職するには、インターネット関連の幅広い知識やスキルを持つことが重要です。また、転職できれば実力に応じて高い給与も得られるなど、さまざまなメリットがあります。記事で紹介した転職するためのポイントなどを参考に、ネットワークエンジニアへの転職を成功させましょう。
- ネットワークエンジニアは設計・構築・保守を担うエンジニアで、クラウド化・5G普及で2026年現在も需要が高い
- 転職に必要な7つの要素はインターネット/WAN/LAN知識・全体像把握・論理思考・コミュ力・IT業界知識
- メリットは達成感・人脈形成・実力主義の給与体系・在宅勤務の選択肢の4つ
- 取得すべき資格はまずCCNA。次ステップとしてCCNP・AWS認定・ネットワークスペシャリストが有効
- 未経験からの最短ルートはCCNA取得→インフラ系SES企業入社→実務でスキル積み上げ
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