HTMLからJavaScriptへの読み込み方法|メリット3つや例を解説!

最終更新日:2026年8月6日

HTMLの特徴とは

HTMLの特徴を解説するイメージ画像

HTMLは「マークアップ言語」と呼ばれているもので、ウェブコンテンツの構造を定義します。ウェブサイトの各ページの文字列を見出しや段落として表示したり強調表示する、画像や動画を表示する、他のページにリンクを張る、といったことができます。

ウェブサイトの各ページがHTMLのみで作られている場合は、紙の本のように記述されている内容を更新することはできません。

JavaScriptの特徴とは

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JavaScriptはプログラミング言語で、スクリプト言語に分類されます。JavaScriptを使うと、ウェブサイトの各ページの内容を変更する、画像のアニメーションなどの視覚効果、スマートフォンでは現在地を中心にした地図のなど、動的な表現を可能にします。

HTMLからJavaScriptへの読み込み方法

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JavaScriptをHTMLに組み込む方法には、「インラインスクリプト」と「外部スクリプト」の2種類があります。

インラインスクリプトはHTMLの実行したい個所に直に記述する方法で、外部スクリプトはHTMLファイルとは別のファイルに記述する方法です。

方法 概要 主な利点 主な欠点 向いているケース
インラインスクリプト HTMLファイル内の<script>タグに直接JSを記述 ファイル数が少なく管理がシンプル 複数ページで再利用できない・HTMLが読みにくくなる 単一ページの小規模スクリプト
外部スクリプト(body末尾) 別ファイルのJSをbodyの最後に読み込む HTML構文解析を止めないためページ表示が速い DOMが構築されてから実行される 一般的なWebページの標準的な方法
外部スクリプト(head内) 別ファイルのJSをheadタグ内に読み込む 複数ファイルを並列読み込みでき効率的 HTMLの解析前にJS実行が始まりDOM未構築でエラーになる恐れ CSSと合わせてスタイル依存のJSを先読みする場合

インラインスクリプトで行う場合

インラインスクリプトとはJavaScriptのソースコードをHTMLファイルに直接記述する方法です。

HTMLファイルのJavaScriptを実行したい箇所に<script>JavaScriptのソースコード</script>と記述します。

JavaScriptでHTML要素を取得する

JavaScriptでHTMLの要素を取り出すには、タグに定義したID名を指定する方法とclass名を指定する方法があります。

IDを指定する方法では「document.getElementById(ID名).value」、class名で取り出すには「document.getElementsByClassName(class名)[n].value」と記述します。class名を指定する方法では配列に格納されます。

「script」タグで外部ファイルを読み込む方法

JavaScriptのソースコードをHTMLファイルに直接記述する方法の他に別ファイルに記述する方法があります。

外部ファイルを読み込むにはscriptタグにファイル名を指定し、<script src=”外部ファイル名”></script>と記述します。

外部ファイル化してHTMLのコードから読み込む方法

JavaScriptのソースコードを外部ファイル化するとソースコードの定義と実行を別々に指定できます。この方法では実行したい内容を関数として定義して外部ファイルに記述します。

関数を記述した外部ファイルを<script src=”外部ファイル名”></script>と記述し、関数を実行する個所に<script>実行する関数</script>と記述します。

外部スクリプトで行う場合

JavaScriptのソースコードを他のファイルに記述し、外部ファイルとして組み込む方法があります。

外部ファイルの利点は、複数のHTMLファイルで同じ処理を定義できることです。

「body」タグ内に記述する方法

JavaScriptの外部ファイルを「body」タグの最後に組み込むのは、「HTMLの構文解析を途中で止めない」という利点があるからです。

ブラウザがbodyタグの最初のほうでJavaScriptファイルを読み込むと、JavaScriptファイルの解析が終わるまでHTMLの構文解析が中断し、画面に表示されるまで時間がかかってしまいます。

「head」タグ内に記述する方法

JavaScriptを「head」タグ内で読み込むと、CSSファイルなどを含む複数のファイルを並列で読み込むことになります。

JavaScriptを「head」タグ内で読み込むのは、他のJavaScriptファイルやCSSファイルの解析の効率が良くなる、という利点があります。

HTMLからJavaScriptを読み込むメリット3つ

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ウェブコンテンツを定義するHTMLにJavaScriptを組み込むと、Webページの一部の内容を更新する、色や文字の大きさを変えられる、アニメーション表示にするなどの「動き」を加えられる、などの利点があります。

JavaScriptを読み込むメリット1:Webページに動きの表現を出せる

最新のHTMLやCSSとJavaScriptを組み合わせると、Webページの表示に「動き」を表現できます。

CSSでは、ページ内の要素のアニメーションや、仮想的に奥行きを定義して3Dの表示ができます。また、ajaxというプログラミング技法とHTML5の機能を組み合わせると、スマートフォンアプリのようにWebページの画面遷移をシームレスに行えます。

JavaScriptを読み込むメリット2:HTMLコンテンツの内容を変更できる

JavaScriptを使うと、Webページ内の任意のタグの内容を更新する、ページ内の指定した場所に新しい要素を追加する、任意のタグを削除する、といったことができます。

ページ内の内容の変更は、状況に応じて表示を変えたり、ユーザーのボタンクリック等の動作やフォームに入力したときの値などに応じた、「ユーザーへのフィードバック」として使えます。

JavaScriptを読み込むメリット3:CSSを編集して修正できる

JavaScriptでは、スタイルシートについて、内容の変更、要素の追加や削除ができます。この機能を使うとページ内の要素の装飾を任意のタイミングで変えられます。

スタイルシートの変更もHTMLコンテンツの内容の変更と同様に、「ユーザーへのフィードバック」として使えます。ページ内のコンテンツの変更とCSSの編集を組み合わせると、より複雑な動的な表現が可能になるでしょう。

HTMLとJavaScriptを使った例とは?

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JavaScriptのサンプルコードは、基礎的なものからライブラリーを使ったものなど様々です。

日付を表示させる

日付を取得するには、日付のオブジェクトを生成し、オブジェクトから年をgetFullYear()で、月をgetMonth()で、日をgetDate()で取り出します。月は0から11の値となるため、表示用には+1します。

年、月、日それぞれの値が揃ったら、年と月、月と日を分けるセパレータとして「/」や「-」使って表示用文字列を生成します。

var t = new Date();
var y = t.getFullYear();
var m = t.getMonth() + 1;  // 月は0始まりなので+1
var d = t.getDate();

// 表示用の文字列に整形
var s = y + "/" + m + "/" + d;
console.log(s);

console.log以外にタグを指定した出力もできます。

メッセージを表示させる

JavaScriptでメッセージを表示させる方法はalert()、confirm()を使ってダイアログで表示する方法と、タグを指定してページ内の指定した位置に表示する方法に大別できます。

alert()はメッセージを表示するのみです。confirm()はユーザーへの選択肢として「はい」と「いいえ」のボタンをダイアログ内に表示します。タグを指定する方法は、innerHTML()で任意に指定したタグにメッセージを表示できます。

// alert関数(メッセージ表示のみ)
alert(表示する文字列);

// confirm関数(はい/いいえ選択)
if(confirm(表示する文字列)) {
  // 「はい」ボタンがクリックされたときの処理
} else {
  // 「いいえ」ボタンがクリックされたときの処理
}

// タグを指定する方法
tagID.innerHTML = 表示する文字列;

まとめ

  • HTMLは「マークアップ言語」でWebコンテンツの構造を定義する。JavaScriptは「プログラミング言語(スクリプト言語)」でページに動的な動きを加える。この2つを組み合わせることで、静的なページに「動き」と「インタラクション」を付与できる
  • JavaScriptをHTMLに組み込む方法は「インラインスクリプト(HTMLに直接記述)」と「外部スクリプト(別ファイル化して読み込む)」の2種類。外部スクリプトはbody末尾(ページ表示速度優先)またはhead内(他ファイルとの並列読み込み優先)のどちらに配置するかでメリットが異なる
  • HTMLにJavaScriptを読み込むメリットは3つ:①CSSと組み合わせてWebページに動きの表現(アニメーション・3D・Ajaxによる画面遷移)を出せる②HTMLコンテンツの内容をユーザー操作に応じて動的に変更できる③CSSを動的に編集してリアルタイムにスタイルを変更できる
  • JavaScriptの基本的な使用例として「日付表示(getFullYear/getMonth/getDate)」「ダイアログ表示(alert/confirm)」「タグ指定での表示(innerHTML)」がある。これらはそのままコピーして活用できるサンプルコード
  • HTML・CSS・JavaScriptの3つを組み合わせることで動的なWebサイトを構築できる。さらにReact・Vue.jsなどのJavaScriptフレームワークを導入することで、より高度なWebアプリケーション開発が可能になる

よくある質問

HTMLとJavaScriptのどちらから学べばよいですか?
HTMLを先に学ぶことをおすすめします。JavaScriptはHTMLの要素(タグ・ID・class)を操作するため、HTMLの構造を理解していないとJavaScriptの挙動が理解しにくいためです。一般的な学習順序は「HTML→CSS→JavaScript」が基本です。HTMLとCSSで「見た目」を作り、JavaScriptで「動き」を加えるという役割分担を理解してから進むと学習が効率的です。
JavaScriptはheadとbodyのどちらに書くべきですか?
一般的にはbodyタグの末尾(</body>の直前)に書くことが推奨されます。body末尾に配置することで、JavaScriptの読み込みがHTML構文解析の邪魔をせず、ページ表示速度が改善されます。ただし、head内に「defer属性」(<script src=”…” defer>)を追加するとHTMLの解析を妨げずに並列で読み込めます。モダンな開発ではdefer属性の使用が主流です。
外部ファイル化するメリットは何ですか?
主に3つのメリットがあります。①再利用性:複数のHTMLページで同じJavaScriptを使い回せる②保守性:HTMLとJavaScriptが分離されてコードが読みやすくなる③キャッシュ効果:一度ブラウザにキャッシュされると次回以降の読み込みが速くなる。大規模なWebサイトやWebアプリケーション開発では、JavaScriptを外部ファイル化することはほぼ必須です。
HTMLとJavaScriptだけでWebサイトは作れますか?
静的なWebサイトならHTMLだけで作れますが、デザインにはCSSが必要です。JavaScriptを加えることでフォームバリデーション・スライダー・ドロップダウンメニューなどの動的な要素を追加できます。ただし、「ユーザー登録・ログイン」「データの保存」「検索機能」などのサーバーサイド処理にはPHP・Node.js等のバックエンド言語とデータベースが必要です。フロントエンド(HTML/CSS/JS)だけでできることの範囲を理解して開発計画を立てましょう。

HTMLからJavaScriptを読み込んで効率的な開発を行おう

HTMLとJavaScriptを活用した効率的な開発のイメージ画像

HTML、CSS、JavaScriptの3つを組み合わせると動的なWebサイトを構築できます。これは単に「見た目」を良くするだけでなく、ユーザーが操作したときのフィードバックにも使えます。

JavaScriptを使ったWebサイトを作るときは、公開されている様々なプラットフォームやライブラリー、サンプルコードを使って開発効率を上げていきましょう。

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