IT業界で面接のときよく聞かれる質問7つ|好印象を持たれる主な逆質問例も紹介
最終更新日:2026年8月5日
IT業界について
IT業界のITとは、「Information Technology」の略で、直訳すれば「情報技術」です。近年は、洋服や日用品を購入するにも、食事するお店を探すにも、インターネット上のサイトを利用する人が増えています。
このようなECサイトやサービスを展開している企業が属しているのが、IT業界です。2026年現在はAI・クラウド・セキュリティなどの分野が急速に成長しており、IT人材の需要は引き続き高い水準が続いています。
IT業界の面接の特徴
様々な業界の中で、「何故IT業界を選んだのか」という質問と、複数のIT企業の中から「何故当社を志望したのか」という質問を必ずされる傾向があります。
身の回りに使われるIT技術を見て、「どこに魅力を感じたか」を具体的に答えられるようにしておくことと、企業のHPやOB・OG訪問などをして、「何故他の会社ではなくこの会社なのか」を答えられる準備をしましょう。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問7つ
面接のときよく聞かれる質問を7つ挙げます。
「志望動機は何ですか」「自己PRをして下さい」「弊社が第一志望ですか」「学生時代頑張ったことは何ですか」「あなたの長所は何ですか」「あなたの短所は何ですか」「あなたの性格について教えて下さい」です。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問1:志望動機について
この質問には企業研究が欠かせません。何故数あるIT企業の中でその会社を選んだのか、答えましょう。
この質問に付随して「当社の印象を教えて下さい」など、準備しなければ答えられないケースもあります。IT業界や業務内容に対して、綿密に研究してから面接に臨みましょう。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問2:自己PRについて
新卒の学生は業務経験を積んでいないので、その代わりに学生時代に熱心に取り組んだこと、過去の経験から学んだことなどのエピソードから、自分の熱意を採用担当者に伝えましょう。中途採用の場合は、これまでの実績・スキルを具体的な数字と共にアピールすることが重要です。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問3:長所や短所について
面接で必ず質問される内容が、「長所と短所について」です。長所を答える上で大切なことは、ありきたりな表現を使わず、過去のエピソードを交えて説得力のある内容を自分の言葉で伝えることです。
一方、短所はマイナスイメージを避けるためごまかす人も多いですが、それは逆効果です。企業は、短所から就活者が自己理解しているか否かを見極めています。
短所を伝える際は、長所と短所に一貫性を持たせましょう。長所と短所は表裏一体です。長所として強みになる点が、場合によって短所として現れることもあります。一貫性を持たせることで面接官は納得してくれるでしょう。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問4:今までの経験について
新卒者はこれまでの仕事の実績で活躍するか否かを判断できないため、今までの経験から仕事のパフォーマンスを推測されます。
その経験がいかに自分の強みにつながるのか、どのような場面やきっかけで強みが発揮されたのか、実際に取った行動やもたらされた結果を答えましょう。面接ではさらに深く質問される可能性があるので、どんな質問にも答えられるよう内省しておくことが必要です。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問5:入社後の仕事について
事前にどれだけ同社の事業について勉強したのかが問われます。全体の事業内容について自分なりに理解した上で、今までの経験をどう活かせるかについても合わせて話すようにしましょう。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問6:将来のキャリアについて
企業が「将来のキャリア」を質問する理由は、あなたが入社後の働き方のプランを持っていて、自社の業務内容と一致するかを見定めることが目的です。
あなたの「将来のキャリアプラン」と「自社の業務内容が一致する」と判断すれば、入社後のミスマッチや離職率が低い人材と見なされ、採用につながります。
IT業界で面接のときよく聞かれる質問7:なぜIT業界なのか
「なぜIT業界なのか」を質問されたとき、「営業がやりたいから」「近年、ITが注目されているから」などの回答はNGです。他の業種でも当てはまる内容では、面接官は「IT業界の志望動機ではない」と感じます。
ITの技術が人々の生活を便利にした具体的な体験から志望動機を述べることが重要です。例えば「アルバイト先でIT技術が導入されたことで業務が効率化し、スタッフもお客様も喜んだ経験から、IT業界で働きたいと強く思うようになりました」など、具体的なエピソードを挙げましょう。
2026年最新:AI活用に関する質問
2024年以降のIT業界の面接では、AIやChatGPTなどの生成AIに関する質問が増加しています。以下のような質問への備えが必要です。
| 質問例 | ポイント |
|---|---|
| 生成AIを業務にどう活用していますか? | 具体的な活用例(コード生成・資料作成・調査補助等)を挙げる |
| AIにより自分の仕事がなくなると思いますか? | 前向きに「AIとの協業」「AIを使いこなす側」のスタンスを示す |
| AI時代に必要なエンジニアスキルは何だと思いますか? | 問題解決力・コミュニケーション力・AI活用スキルなどを自分の言葉で述べる |
IT業界での逆質問とは
面接の終盤に「最後に質問はありますか」と聞かれることがあります。その際、自分が質問したいことを「逆に質問する」ことが逆質問です。
面接の担当者にとって、採用を考えていた人物が質問してこないため、意欲を感じられず「採用を見送った」ケースがあります。逆質問は、採用の大きな節目になると言えるでしょう。
なぜ企業は面接のとき逆質問をするのか
企業にとって「入社した後に確実に企業の業績向上に貢献できる人材か」「自己解決能力があるか」の2点を満たす人材であるかは非常に重要です。
逆質問で就活者の「志望度の高さ」「一般常識があるか」を見極めています。前者は長期的に活躍してくれる人材を見極めるため、後者はコミュニケーション面での障害がないかを確認するために必要です。
IT業界の面接で好印象を持たれる主な逆質問例4つ
逆質問で積極的に質問することはとても良いことですが、マイナスイメージになることもあります。
「もし採用していただけたら、どこに配属されるのでしょうか」など貢献意欲度を示す質問や、「入社前までに読んでおいた方が良い教材や本があれば教えてください」「私の経験やスキルを見て、足りないスキルがあれば教えてください」など、必要なスキルを聞くことも効果的です。
好印象を持たれる逆質問例1:活躍している自分とよく似ている方について聞く
「志望動機が似ている」「文系出身である」など、共通点がある先輩がいることは、面接官が入社後の応募者の将来像をイメージしやすくなり、採用につながりやすくなります。
応募者の入社後のイメージを掴むために、「自分とよく似た経歴で活躍している先輩はいらっしゃいますか」と逆質問するのは非常に効果的です。
好印象を持たれる逆質問例2:会社の主力事業について詳しく聞いてみる
例えば「今後の事業展開について知りたいです」といった質問の仕方です。興味のある分野が主力事業と重なる場合は、あなたが活躍できるチャンスがあるでしょう。会社の戦略が明確になっているかを判断する基準にもなります。
好印象を持たれる逆質問例3:自分の課題を謙虚に確認する
長所では「自分はこういうスキルがあります」「こういう強みがあります」という答え方になります。謙虚さを交えた質問としては、「私の経験で何か足りない部分はありますか」「入社前に補強すべきスキルがあれば教えてください」などが効果的です。
「自分の限界を理解している」という点で「深く自己理解できている」と評価され、向上心の高さが好感を持たれる要因になります。
好印象を持たれる逆質問例4:面接官自身について聞いてみる
例えば「御社に入社してよかったと感じる瞬間はどんなときですか」といった質問もいいでしょう。面接官の経験から入社後のリアルな姿をイメージでき、誠実さや思いやりがあると評価されやすくなります。
IT業界で逆質問する際の注意点について
「逆質問でしてはいけないこと」は、「質問を一切しない」「面接官が言ったことを忘れて再度質問する」「企業の人が答えにくい内容(離職率など)を質問する」「有給や残業、出勤日数など、待遇のみに関する質問をする」などが挙げられます。
調べたらわかる質問はしない
企業HPや採用ページに明記されている情報を改めて質問するのはNGです。面接で気になる点について企業から十分な説明があり納得できた場合は、無理に質問しなくても大丈夫です。
選考が複数回に渡る場合は、気になることや確認したいことをメモしておき、再度質問する場合は言い回しに配慮しましょう。
具体的に内容をまとめて質問する
抽象的な質問はしないことです。質問する時は「○○のプロジェクトに興味を持ちましたが、今後の展開はどのように考えていますか」と具体的な商品名やサービス、プロジェクト名を明確にしましょう。
良い逆質問 vs 悪い逆質問 比較表
| 良い逆質問 | 悪い逆質問 |
|---|---|
| 「入社前に準備すべきスキルはありますか?」 | 「有給休暇は何日取れますか?」(待遇のみ) |
| 「御社で活躍している方の共通点は何ですか?」 | 「HPに書いてありましたが、事業内容は…」(調べれば分かる) |
| 「今後注力する事業領域を教えてください」 | 「離職率はどのくらいですか?」(ネガティブな印象) |
| 「AI活用への取り組みを教えてください」 | 「質問は特にないです」(熱意が伝わらない) |
| 「面接官の方が入社してよかったと思う瞬間は?」 | 「先ほども聞きましたが…」(面接官の説明を忘れている) |
よくある質問(FAQ)
- Q1. IT業界の面接は他業界と比べて難しいですか?
- IT業界の面接は、技術的な質問(コーディングテスト・技術スキルの確認)が行われる場合があるため、一般的な業界より準備が必要です。ただし、文系・未経験者向けの採用では技術テストがない企業も多く、論理的思考力・コミュニケーション能力・志望動機の明確さが重視される傾向があります。
- Q2. 未経験でIT業界に転職する場合、面接でどう答えるべきですか?
- 未経験の場合は「なぜIT業界に転向したのか」「学習への取り組み姿勢」が重視されます。独学でのプログラミング学習・スクール受講・個人プロジェクトの開発など、行動力を具体的に示すことが効果的です。「ITを学んでいる理由」と「その会社を選んだ理由」を明確に結びつけて伝えましょう。
- Q3. 逆質問は何問するのが適切ですか?
- 一般的に2〜3問が適切です。1問だけでは熱意が伝わりにくく、5問以上は面接官の時間を取りすぎる印象になりかねません。質問の質(具体性・企業研究の深さ)を重視し、事前に3〜4問準備しておくと、面接の流れで既に話題になったものをスキップしても余裕が持てます。
- Q4. AI・ChatGPTについての面接質問にどう答えればいいですか?
- AIを「脅威」ではなく「ツール」として捉えているスタンスを示すことが重要です。「ChatGPTを使ってコードのレビューや調査の効率化をしています」「AIを使いこなすことで、より高度な課題に集中できると考えています」など、前向きで具体的な活用経験を述べると好印象を持たれます。
まとめ
- IT業界の面接では「なぜIT業界か」「なぜこの企業か」を具体的なエピソードで答えることが重要
- 長所・短所は表裏一体で一貫性を持たせ、自己理解の深さをアピールする
- 2026年現在はAI活用に関する質問が増加しており、具体的な活用経験を準備しておく
- 逆質問は2〜3問、志望度や成長意欲が伝わる質問を準備する
- 「離職率」「有給日数」などの待遇に関する逆質問は避け、業務・成長・会社の戦略に関するものを選ぶ
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