javaとjavascriptの気になる5つの違い!なぜ名前が似ているのか

最終更新日:2026年8月4日

javaとjavascriptは同じもの?

javaとjavascriptの違いを表すイメージ

javaとjavascriptは、名前がよく似ていて一見すると同じもののように見えますが、異なるプログラミング言語です。

javaは、環境に依存せずに動作することを目的として開発されたプログラミング言語で、業務システムやアプリケーション開発などに使用されます。

javascriptは、手軽に使用できるように開発されたプログラミング言語で、主にWebページ開発に使用されています。

よく用いられる例え

javaとjavascriptは、名前が非常に似ていても別の言語なので、さまざまな言葉で例えられています。

例えば、インドとインドネシア、オーストラリアとオーストリア、パンとパンダ、メロンとメロンパンなど、名前はよく似ているけど違うもので例えられています。

また、日本だけではなく海外でもhamとhamsterなどの言葉で例えられるくらい、違いを明確に理解していない人が多くいます。

javaとは

プログラミング言語javaのイメージ

javaは、アプリケーション開発や業務システム開発など、数多くの場面で使用されている人気の高い言語です。

javaの特徴として、WindowsのようなOSなどの環境に依存せずに動作することが挙げられ、どのようなコンピュータ上でもJava仮想マシンによって動作できます。

javaで開発したプログラムを実行する際には、コンピュータが処理できるように翻訳するコンパイルという作業が必要です。

javaのメリット

javaを使用する主なメリットとして、どのような環境でも動作するので、多種多様なソフトウェアを開発できることが挙げられます。

javaは環境に依存せずに動作するので、使用環境に依存しないアプリケーション開発などが可能で、大規模なシステム開発から小規模なアプリケーションの開発など、さまざまな場面で使用されています。

また、javaを活用できる場面は数多くあるので、エンジニアの求人も多くなっています。

javascriptとは

プログラミング言語javascriptのイメージ

javascriptとは、手軽に使用できるように開発されたプログラミング言語で、主にWebページ開発で使用されています。

javascriptは、Webページ開発の中でもWebページに動作を与えるためのコードなどを担当していて、ユーザーの操作に応じてアクションを起こすWebページの開発ができます。

さまざまなサービスに動的な挙動を与えるために、javascriptが使用されます。

javascriptのメリット

javascriptは、フレームワークが豊富で初心者でも始めやすい言語であることが主なメリットです。

javascriptは、ブラウザに実行環境が搭載されているので、ブラウザとテキストエディタがあれば実行でき、手軽に始められるプログラミング言語です。

開発に便利なフレームワークも豊富で、開発に必要な時間を短縮しながら、より高いクオリティのWebページを開発できることでしょう。

javaとjavascriptの5つの違い

javaとjavascriptの5つの違いを示すイメージ

javaとjavascriptには、似ている部分もありますが基本的には異なる言語で、さまざまな違いがあります。例えば、開発会社、使われる分野、目的、文法、難易度などの違いがあります。

ここでは、javaとjavascriptの違いについて、5つ紹介していきます。

javaとjavascript 比較一覧表

項目 java javascript
開発会社 Sun Microsystems社が開発、現在はOracle社 Netscape Communications社
使われる分野 業務システム・Webサービス・アプリ開発など幅広い分野 主にWebページのフロントエンド開発
実行方式 コンパイルが必要(Java仮想マシン上で動作) ブラウザ等でそのまま実行できるインタプリタ方式
文法(型付け) 静的型付け(データ型を最初に固定) 動的型付け(データ型を柔軟に変更可能)
学習難易度 覚えることが多く比較的高い シンプルな文法で比較的低い

※java・javascriptともに活発にバージョンアップが続いている言語です。最新の仕様や動作環境は各言語の公式サイトで確認してください。

javaとjavascriptの違い1:開発会社

1つ目のjavaとjavascriptの違いは、開発会社です。

javaは、Sun Microsystems社が開発したプログラミング言語で、現在ではOracle社に買収されて、Oracle社がjavaの開発とバージョンアップを実施しています。

javascriptは、Netscape Communications社により開発されたプログラミング言語です。

javaとjavascriptの違い2:使われる分野

2つ目のjavaとjavascriptの違いは、使われる分野です。

javaは、どのような環境でも動作するという特性から、業務システムやWebサービス、アプリケーション開発など、小規模なものから大規模なものまで幅広い分野で使われています。

javascriptは、Webページの開発で使われている言語で、主にユーザーが閲覧や操作するフロントエンドと呼ばれる部分を担当しています。

javaとjavascriptの違い3:目的

3つ目のjavaとjavascriptの違いは、目的です。

javaは、一度プログラムを書けばどんなハードウェアにおいても動作することを目的に開発され、JVMというjava仮想マシンの上で動作し、OSなどの環境には依存しません。

javascriptは、手軽に使用できて素早い開発業務を実現するために開発され、最低限の開発環境でコードを作成でき、初心者にもわかりやすい内容の言語になっています。

javaとjavascriptの違い4:文法

4つ目のjavaとjavascriptの違いは、文法です。

javaは、データ型を最初に固定で決める静的型付という形式の文法で、データ型の整合性チェックの作業量を減らして、実行速度を速めることができます。

javascriptは、データ型を適宜変更できる動的型付という形式の文法で、実行速度が遅い反面、実数や整数などのデータ型について意識しなくてよいので、初心者でも書きやすい文法になっています。

javaとjavascriptの違い5:難易度

5つ目のjavaとjavascriptの違いは、難易度です。

javaは、さまざまな業務で使用できて応用が利くプログラミング言語ですが、覚えることが多くて初心者には難易度の高いプログラミング言語です。

javascriptは、手軽に使用できることが特徴的なプログラミング言語で、シンプルな文法と少ない開発環境で始められることから、学習難易度の低いプログラミング言語とされています。

javaとjavascriptのコード比較(Hello World)

文法の違いは、実際のコードを見比べるとイメージしやすくなります。「Hello World」を画面に表示するだけの簡単なコードで比較してみましょう。

javaの場合

public class Main {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello, Java!");
    }
}

javascriptの場合

console.log("Hello, JavaScript!");

javaは、クラスの定義とmainメソッドの記述が必須で、コンパイルしてから実行するためコード量は多くなりますが、実行前に型の誤りなどをチェックできます。javascriptは、この例のように1行書くだけでブラウザやNode.jsなどの環境ですぐに実行できる手軽さが特徴です。

javaとjavascriptの名前が似ている理由

javaとjavascriptの名前の由来を説明するイメージ

javaが注目されていた時代に、javaの人気にあやかってjavascriptという名前を付けたので、javaとjavascriptは名前が似たプログラミング言語になっています。

javascriptは、開発当初LiveScriptという名前が付けられていたのですが、後にjavaが発表されて世界中のエンジニアから注目を浴びていたので、人気に便乗してjavascriptという名前に変更しました。

javaとjavascriptの選び方とは

javaとjavascriptの選び方を説明するイメージ

javaとjavascriptは、できることや得意なことが異なる言語なので、プログラミングの目的によって適切な言語を選ぶことが大切です。

アプリを開発したい場合は、どのような環境でも動作するjavaを使用したり、Webサービスを作りたい場合は、htmlやcssなどの言語と相性の良いjavascriptを使用したりして、目的に応じたプログラミング言語を使用することが大切です。

アプリ開発をしたい場合

アプリを開発したい場合には、どのような環境でも動作して応用の利くjavaがよく使用されています。

javaは、スマホなどの小規模なアプリケーションから、銀行などで使用される大規模なシステムやアプリケーションの開発に使用され、多種多様なニーズにこたえるアプリケーションを開発できます。

また、アプリケーション以外にもゲーム開発などに使用されます。

Webサービスを作りたい場合

Webサービスを作りたい場合には、ブラウザ上で動作でき、学習難易度の低いjavascriptがおすすめです。

javascriptは、htmlやcssなどの言語と相性が良く、Webサービスでユーザーが閲覧や操作するフロントエンドと呼ばれる部分を作成することが多く、フロントエンジニアは高い需要があります。

また、作成するサービスによっては、javaを使うこともあります。

javaとjavascriptの勉強法3選

javaとjavascriptの勉強法を紹介するイメージ

javaとjavascriptは異なる内容の言語ですが、javaとjavascriptの勉強方法には共通する部分が多くあります。

javaとjavascriptの勉強法には、書籍や学習サイト、プログラミングスクールなどを活用する方法があります。

ここでは、javaとjavascriptの勉強法について、3つ紹介していきます。

javaとjavascriptの勉強法1:書籍

1つ目のjavaとjavascriptの勉強法は、書籍です。

書籍では、現役のプログラマーなどから体系的に順序立ててプログラミング言語について学べるので、プログラミングについての深い知識が身につくことでしょう。

また、書籍に記載されている情報は確実性が高く、正しい知識を学べるので、プログラミングの基礎を学ぶのに役立つことでしょう。

javaとjavascriptの勉強法2:学習サイト

2つ目のjavaとjavascriptの勉強法は、学習サイトです。

プログラミングについて学ぶためのコストを抑えたい場合には、無料で利用できるプログラミング学習サイトの利用がおすすめです。

無料の学習サイトでも、基礎からしっかりと学習のサポートをしてくれたり、動画などで楽しく学べたりして、試しにプログラミングを学んでみたいという人にもおすすめです。

javaとjavascriptの勉強法3:プログラミングスクール

3つ目のjavaとjavascriptの勉強法は、プログラミングスクールです。

プログラミング学習のモチベーションを保ち、発生した疑問をすぐに解消するために、プログラミングスクールは有効な手段です。

講師を目の前にして勉強する従来のプログラミングスクールや、自分の都合に応じて学習時間を決められるオンラインプログラミングスクールなど、自分に適したスクールを利用することが大切です。

よくある質問(FAQ)

Q. javaとjavascriptには互換性がありますか?

互換性はありません。名前は似ていますが、開発会社・文法・実行方式のすべてが異なる別のプログラミング言語です。javaのコードをjavascriptとしてそのまま実行することはできません。

Q. 未経験からプログラミングを始めるなら、javaとjavascriptどちらがいい?

手軽に始めたい場合はjavascript、大規模なシステム開発への携わり方や将来性を重視する場合はjavaがおすすめです。目指すエンジニア像に応じて選ぶとよいでしょう。

Q. javaエンジニアとjavascriptエンジニアで求人の傾向に違いはありますか?

javaは業務システムなど大規模開発の求人が多く、javascriptはWebサービスのフロントエンド開発の求人が多い傾向にあります。どちらも需要の高い言語です。

Q. javaとjavascriptを両方学ぶメリットはありますか?

サーバーサイド(java)とフロントエンド(javascript)の両方を扱えるようになるため、担当できる開発範囲が広がり、フルスタックな開発スキルを身につけたいエンジニアにとってメリットがあります。

Q. javaやjavascriptの最新バージョンはどこで確認できますか?

どちらも活発にアップデートが続いている言語のため、最新のバージョンや仕様は各言語の公式サイト(javaはOracle公式サイト、javascriptはMDN Web Docsなど)で確認するのが確実です。

まとめ:javaとjavascriptの違いを知っておこう

javaとjavascriptの違いのまとめイメージ

この記事のポイント:

  • javaとjavascriptは名前が似ているだけで、開発会社・実行方式・文法・難易度などが異なる別のプログラミング言語
  • javaはOracle社が開発を継続し、環境に依存せず動作する特性から業務システムやアプリ開発に幅広く使われている
  • javascriptはNetscape Communications社が開発し、主にWebページのフロントエンド開発に使われている
  • javascriptは、javaの人気にあやかって名付けられた経緯があり、言語としての互換性はない
  • 目的に応じて、アプリ・大規模開発ならjava、Webサービスのフロントエンドならjavascriptを選ぶのが基本

ここまで、javaとjavascriptの違いや勉強法などについて紹介してきました。javaとjavascriptは、まったく異なるプログラミング言語ですが、どちらも優秀な言語です。

プログラミングの学習を始める方は、javaとjavascriptの違いを知って、自分に合う言語を学んでみてください。

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