未経験からPythonエンジニアになるためのポイント7つを解説

最終更新日:2026年8月5日

Pythonエンジニアとは

Pythonエンジニアがコーディングをする様子

Pythonは、アプリ開発やWebサイト構築、情報収集などの分野で活躍するプログラミング言語です。近年はAIが製品やシステムに取り入れられることが増えてきたため、今後Pythonを扱うことができるエンジニアの活躍場所はより増えていくでしょう。また、科学分野の分析処理に向いているので、pythonエンジニアはIT業界以外でもビッグデータを使用する場面で必要とされています。

未経験からPythonエンジニアになれる?

未経験からPythonエンジニアを目指す人

未経験の方がPythonエンジニアを目指すのは難易度が高いと感じているでしょう。しかし、学習方法を工夫さえすれば、未経験であっても知識やスキルを身につけることは可能です。Pythonはプログラムの読みやすさに重きを置く言語のため、文法が初心者でもわかりやすい簡単なものになっています。未経験でも勉強時間をきちんととって、継続的に学習を続けていけばPythonエンジニアとして働くことができます。

未経験からPythonエンジニアになるためのポイント7つ

Pythonエンジニアになるためのポイントをメモする様子

Pythonはプログラミング超初心者の方でもわかりやすい言語です。他の言語に比べて文法が簡単なのに、いろいろなことができるので、少しコードを書けるとやりたい事をすぐに実現することができます。しかし、未経験の方がPythonエンジニアになるために必要なことは、プログラミングの勉強以外にもあります。まずは途中で挫折しないように、自分の目指すゴールに合わせて学習方法をアレンジしましょう。

Pythonエンジニアになるためのポイント1:エンジニアの業界知識を付ける

IT業界の知識を英語教材で学ぶ様子

まずはエンジニアの業界自体を理解することがポイントです。もしエンジニアの業界知識がないまま転職活動を進めていった場合、自分の求めていた仕事像と全く違う職種についてしまったり、面接で求められていることが理解できなかったりなどの状況に陥るでしょう。エンジニアとして働くと言っても、コードを書くような仕事だけではなく、バグを見つけるためのテストをするSE職というものもあります。

Pythonエンジニアになるためのポイント2:案件をたくさんみておく

他の方が書いたPythonのコードを読むことで、コードの書き方を学びましょう。聞くだけ読むだけの基礎勉強も大切ですが、エンジニア達の実践的な案件を参考にしていくことでより実用的な知識が身につきます。短いコードが大量に載っている、「Active State Code」というサイトがおすすめです。英語で書かれているサイトですが、コードさえ読めれば参考になるでしょう。

Pythonエンジニアになるためのポイント3:ポートフォリオを作成する

ある程度基礎ができてからの段階ですが、実績としてアピールできるポートフォリオサイトの作成をしてみましょう。ポートフォリオサイトを作るということは1つのウェブサイトを作ることになるので、それだけ技術が身につきます。また、Pythonエンジニアとして仕事を請け負う際の案件獲得にも役立つでしょう。最初の実績作りとしてポートフォリオサイトを作成するのもよいでしょう。

作成方法

先ずはPythonをインストールし、現在使っているパソコンのPython環境を確認しましょう。続いてDjangoをインストールし、実際にポートフォリオ作成に取り掛かりましょう。Djangoで任意の画面が表示できるようになったら、デザインを記述するCSSを使って見やすいデザインにしましょう。この3つを使うと基本のサイトができあがるので、ここからカスタマイズを進めていきましょう。

Pythonエンジニアになるためのポイント4:実務経験を積もう

いくら未経験からPythonエンジニアになることが可能と言っても、やはりデータ分析などの実務経験がある方は実績が評価され、採用に繋がりやすいのも事実です。いくら未経験OKの案件だとしても、何の実績もなければ採用は厳しいと心得ておきましょう。そのためにも、現役のエンジニアのサポートをしてみたり、ポートフォリオサイトを作ったり、アプリを作ってみたりと言った実務経験を積むことを強くおすすめします。

Pythonエンジニアになるためのポイント5:キャリアアドバイザーを活用する

キャリアアドバイザーと転職相談する様子

未経験からPythonエンジニアをめざしている場合、ただの転職サイトではなく、キャリアアドバイザーのいる転職エージェントに登録しておくとよいでしょう。そうすることで、さらに業界の情報を得られたり、給与交渉や面接対策などをしてくれる可能性が高くなります。複数の転職エージェントに登録して、たくさんの職務内容や必須経験を比較してみると自分の目的に合った案件が見つかりやすいでしょう。

Pythonエンジニアになるためのポイント6:ある程度英語も学ぶ

IT系の最新情報や公式サイトの多くは、英語で書かれています。英語に苦手意識を持っているのであれば、早い段階で克服しましょう。勉強をしていてわからない部分を検索したら、海外のページばかり出てくる可能性もあります。この機会にPythonの日本語訳サイトと原文の英語のサイトを照らし合わせて勉強してみてはいかがでしょうか。公式のドキュメントを原文の英語で内容が理解できれば、他のプログラム勉強にも役立ちます。

Pythonエンジニアになるためのポイント7:継続できる学習習慣を作る

未経験からPythonエンジニアを目指す上で最も難しいのは、長期間の学習を継続することです。プログラミングの習得には最低でも数百時間の練習が必要で、途中で挫折する人が多いのが現実です。「毎日30分だけコードを書く」「学習ログをX(旧Twitter)やZennで公開する(アウトプット学習法)」「GitHub Contributionsを毎日緑にする」など、継続のための仕組みを作ることが最も重要なポイントです。技術は習慣の産物であり、継続さえできればPythonエンジニアへの道は必ず開けます。

ポイント7つ 早見表

# ポイント 主な行動 重要度
1 業界知識を付ける IT職種の違い・業界構造を書籍・Web・知人から学ぶ ★★★★★
2 案件を見ておく GitHub・Active State Codeで実際のコードを読む ★★★★☆
3 ポートフォリオ作成 Django等でWebアプリを作り、GitHubで公開する ★★★★★
4 実務経験を積む 副業・インターン・ハッカソン参加で実績を作る ★★★★★
5 エージェント活用 IT特化エージェント2〜3社に登録し面接対策を受ける ★★★★☆
6 英語を学ぶ 公式ドキュメントやStack Overflowを英語で読む習慣をつける ★★★☆☆
7 継続習慣を作る 毎日30分のコーディング・アウトプット学習・GitHub管理 ★★★★★

Pythonの学習方法5つ

Pythonの学習方法を記録する様子

プログラミングは、未経験であっても独学であっても身につけることができます。しかし、独学での学習は挫折してしまうことも多いのが事実です。自分に合った方法で楽しく学習を続けましょう。

Pythonの学習方法1:スクールに通う

スクールと聞くと通学しなければいけないイメージがありますが、最近ではオンラインや夜間、土日も対応している社会人向けのスクールも増えています。お金をかけてでも短期集中でPythonを習得したいのであれば、スクールに通うのがいちばんの近道でしょう。

Pythonの学習方法2:サイトやSNSを参考にする

プログラミングの勉強をしていると、何かしら腑に落ちない部分や理解できない部分、またはもっと詳しく知りたい部分が出てくるでしょう。そのような時には、エンジニアのためのQ&Aサイト「teratail」を利用してみるのがおすすめです。質問をしたことは忘れにくいですし、自分で質問しないにせよ、最新技術に関する質問も多いので知識の幅を広げるという意味でも有益なサイトです。

Pythonの学習方法3:本を参考にする

Pythonの参考書で学ぶ様子

やはり体系的に学習ができ、信頼できる情報が多い参考書も1冊は手元に置いておきたいものです。問題集や過去問をこなすことも必要ではありますが、古い本だと開発環境のバージョンが異なり操作がわからないということがよくあります。プログラミング言語は日々進化しているため、できるだけ発行日が新しいものを選びましょう。

Pythonの学習方法4:講習会に参加する

Pythonの講習会に参加する様子

プログラミングは初心者向けの基礎構築のものから、上級者向けの応用技術のものまでたくさんの講習会が活発に行われています。講習会に参加することで新しい知識を得るだけではなく、自分の知識のアウトプットだったり、他のエンジニアと交流することで学習へのモチベーション向上につながるでしょう。完全独学で進めていくと挫折してしまう可能性が非常に高いので、講習会などの集まりを上手く活用していきましょう。

Pythonの学習方法5:オンライン学習アプリを活用する

近年ではスマートフォンのアプリでも手軽にプログラミングが学べるのはご存じでしょうか。基本的には無料で使うことができ、さらにパソコンがない状態からでも始められます。すきま時間を活用して、ゲーム感覚で楽しく学ぶことができるのがアプリ学習の魅力です。ただし、アプリ学習だけでPythonエンジニアとして仕事を獲得するまでに成長することは難しいです。あくまでも、補助教材としての活用と考えておきましょう。

Pythonエンジニアの求人の探し方

スマホでPythonエンジニアの求人を検索する様子

ただ闇雲に「Pythonエンジニア・未経験OK」などで転職サイトを探すのは得策とは言えません。なぜなら、そう簡単にコードを書くような仕事にはつけませんし、自分の理想とするPythonエンジニアに就ける可能性を下げてしまうからです。しっかりとプログラミングの基礎を学び、クローンアプリから練習し、最終的にオリジナルアプリまで開発した上で、直接転職エージェントのキャリアカウンセラーに相談するべきです。

よくある質問(FAQ)

Q. 未経験からPythonエンジニアになるまで何ヶ月かかりますか?
学習時間と方法によって異なりますが、スクールを活用した場合で4〜6ヶ月、独学では8〜12ヶ月が目安です。Pythonは文法がシンプルなため他言語より習得しやすく、1日2〜3時間の学習を続けると基礎は3ヶ月程度で習得できます。その後のポートフォリオ作成・転職活動で2〜3ヶ月追加が一般的です。
Q. Pythonは完全に独学でエンジニア転職できますか?
不可能ではありませんが、独学のみでの転職成功率は低めです。理由は「詰まったときに解決できずに挫折しやすい」「ポートフォリオの質が上がりにくい」「転職サポートがない」の3点です。特に未経験の場合、メンター付きのオンラインスクールと独学を組み合わせるハイブリッド方式が最もコスパ良く転職できる方法です。
Q. PythonエンジニアのIT業界での平均年収は?
未経験入社後の初年度は350〜450万円、経験3〜5年で500〜700万円、AI/機械学習専門になると700〜1,000万円以上も珍しくありません。フリーランスのPythonエンジニアは月単価60〜100万円前後が相場です。データサイエンス・機械学習分野はIT系で最も年収が高い分野の一つです。
Q. Pythonで最初に覚えるべきライブラリは?
目的に応じて異なります。①Webアプリ開発ならDjango/Flask、②データ分析・機械学習ならNumPy/pandas/scikit-learn、③AIエンジニアを目指すならPyTorch/TensorFlowが必須です。まずはWeb開発(Django)またはデータ分析(pandas)のどちらかに絞って深く学ぶのがおすすめです。

まとめ

Pythonエンジニアとして活躍する様子

未経験からPythonエンジニアになるための7つのポイントと学習方法をご紹介しました。以下5点が重要なポイントです。

  • PythonはAI・データ分析・Web開発に強く、文法がシンプルで未経験者に最も学びやすいプログラミング言語
  • 業界知識の習得→ポートフォリオ作成→実務経験→エージェント活用の順で進めることが転職成功の王道
  • 7番目のポイント「継続習慣」が最も重要で、毎日30分のコーディングと週1のアウトプットが挫折を防ぐ
  • 独学はコスト面で有利だが挫折リスクが高いため、オンラインスクールとのハイブリッド学習がおすすめ
  • 転職後3〜5年でAI/機械学習分野に進めば年収500〜700万円、フリーランスでは月単価60〜100万円も狙える

関連記事

▼ アクロビジョンについて

👔

一緒に働きましょう

一人ひとりのキャリアに向き合い、
活躍できる現場をご紹介します。

採用サイトを見る →
💻

システム開発のご依頼・ご相談

コンサルティングから運用保守まで、
ワンストップで対応します。

まずはお気軽にご相談ください →