Webエンジニアの年収についての6つの詳細|年代別・条件別の平均年収など

最終更新日:2026年8月4日

Webエンジニアの就職・転職事情

Webエンジニアの就職・転職事情

Webエンジニアとは、Web業界で活躍するエンジニアです。Web業界に興味がある方の中には、Webエンジニアへの就職や転職を検討しているという方もいるのではないでしょうか。

Webエンジニアを目指すのであれば、事前にWebエンジニアの就職や転職事情について把握しておきましょう。本記事ではWebエンジニアの年代別、条件別などの平均年収についてご紹介します。

Webエンジニアが行う仕事内容

Webエンジニアの仕事内容フロントエンドとバックエンド

Web開発を行うWebエンジニアですが、Webサービスのどの分野を担当するのかによってフロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニアといった名前で呼ばれることがあります。

それでは、Webにおけるフロントエンドやバックエンドとはどのようなものなのでしょうか。ここでは、Webエンジニアの仕事内容であるフロントエンドとバックエンドについてご紹介します。

区分 役割 主な使用技術
フロントエンド ユーザーの目に見えるUI・デザイン・動作 HTML・CSS・JavaScript・React・Vue.js
バックエンド サーバー・データベース処理・API開発 Python・Ruby・PHP・Java・Go・Node.js
フルスタック フロント・バック両方を担当 上記すべて+インフラ(AWS等)

フロントエンドの場合

フロントエンドとは、ユーザーの目に見えるブラウザ側のことを指します。たとえばスマホアプリやWebサイトなどの見える部分の開発を行うWebエンジニアのことを、フロントエンドエンジニアと呼びます。

フロントエンドの開発では、スマホアプリなどのUIやデザインなどの開発を行うこともあります。また、フロントエンドエンジニアにはHTMLやCSS、JavaScriptなどのスキルが必要になります。

バックエンドの場合

バックエンドとは、ユーザーの目に見えないサーバー側のことを指します。バックエンドの開発を主に行うWebエンジニアのことをバックエンドエンジニアと呼びますが、サーバー側の処理を担当することからサーバーサイドエンジニアと呼ばれるケースもあります。

バックエンドの開発では、サーバーやデータベースに関係した処理の実装などを行います。また、バックエンドエンジニアにはPythonやRubyなどのスキルが必要とされます。

Webエンジニアの年収についての詳細6つ

Webエンジニアの平均年収についての詳細

Webエンジニアを目指す際には、Webエンジニアになった場合にどのくらいの年収を得られるのかは必ずチェックしておきたいポイントです。しかしWebエンジニア全体の平均年収を見ても、すべての年代や企業規模が含まれてしまうためあまり参考にならないでしょう。

ここではWebエンジニアの年収について企業規模や年代、地域などで細かく分けてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

1:Webエンジニアの全体的な平均年収

Webエンジニアの平均年収は548万円程度となっているため、日本全体での労働人口の平均年収よりも高い水準だと言えるでしょう。

また、年収の幅は300万円~800万円台まで幅広いことから、スキルや勤続年数などによって年収にも差が出ると言えます。

3:年代別から見る平均年収

年代によって年収には大きな差があります。以下の表で年代別の平均年収を確認してみましょう。

年代 平均年収(目安) ポイント
20〜24歳 約339万円 入門期。基礎スキル習得が最重要
25〜29歳 約445万円 成長期。専門スキルを深め転職でも有利
30〜34歳 約533万円 中核期。チームリードやPMへの道も
35〜39歳 約573万円 中堅期。マネジメントスキルで差がつく
40〜44歳 約621万円 上昇期。高度専門職・管理職が多い
45〜49歳 約651万円 ピーク期。スペシャリストやCTOも視野に

※参考値。転職・副業・フリーランスへの移行で大幅に変動する場合があります。

また、50歳以上になると年収の上昇率が下がり、60歳に近くなると緩やかに下がっていく傾向があります。

2:企業規模別から見る平均年収

企業規模が大きいほど年収水準が高い傾向にあります。規模別の年収差は以下の通りです。

企業規模(従業員数) 平均年収(目安)
10〜99人(中小企業) 約492万円
100〜999人(中堅企業) 約529万円
1,000人以上(大企業) 約610万円

小規模な企業と大企業で比較すると年収に100万円以上の差があることになるため、企業規模によって平均年収には大きな差があることがわかります。

4:地域別から見る平均年収

地域によっても年収水準は異なります。最も高い関東と低い四国では約90万円の差があります。

地域 平均年収(目安)
関東(東京・神奈川等) 約497万円
関西(大阪・京都等) 約476万円
東海(愛知・静岡等) 約456万円
中国(広島・岡山等) 約450万円
九州・沖縄 約429万円
北海道・東北 約419万円
甲信越・北陸 約408万円
四国 約403万円
📌 リモートワーク活用で地域格差を埋める
近年はリモート勤務が普及しており、地方在住でも都市部の企業に正社員として勤務できるケースが増えています。地域別の年収差は以前ほど絶対的ではなくなっています。

5:条件別から見る平均年収

扱えるスキル・技術によっても年収に差が出ます。

スキル・条件 平均年収(目安)
Salesforce開発 約575万円
ゲーム開発 約524万円
プログラマ全般 約523万円
ECサイト開発 約522万円
専門卒 約430万円

条件ごとにも差があり、Salesforce開発と専門卒では約145万円もの年収の差があることが分かります。

6:他ITエンジニアとの年収比較

Webエンジニアの平均年収は、日本全体での平均年収よりも高い水準となっていますが、他のエンジニア職と比較するとどうなのでしょうか。

ここでは他のITエンジニアと年収を一覧表で比較します。

職種 平均年収(目安) 年収レンジ
Webエンジニア(本記事) 約548万円 300〜800万円台
システムエンジニア(SE) 約494万円 345〜900万円台
インフラ・ネットワークエンジニア 約533万円 331〜900万円台
データベースエンジニア 約514万円 363〜900万円台

※参考値。職種内でもスキル・経験・企業規模により大幅に異なります。

Webエンジニアの年収を上げる方法5つ

Webエンジニアの年収を上げる方法5つ

Webエンジニアも条件によって年収に差があることがわかりましたが、年収を上げようと思うと具体的にどのような方法があるのでしょうか。

ここでは、Webエンジニアの年収を上げる方法をご紹介します。

1:Webエンジニアからのキャリアアップ

Webエンジニアの年収を上げるには、キャリアアップして年収が高い他の職種に就くという方法があります。

ここでは、Webエンジニアからのキャリアアップ例をご紹介します。

技術スペシャリストとは

技術スペシャリストとは、プログラミングなどの技術を極めてその道のプロフェッショナルになるキャリアパスです。

年収が高い技術スペシャリストには「テックリード」「ITアーキテクト」「ITスペシャリスト」などの選択肢があります。

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトマネージャーとは、マネジメントやビジネスサイドのキャリアパスです。

プロジェクトマネージャーはプロジェクトの責任者として、予算や人員、スケジュール管理などを行います。

2:成長が期待できる企業へ転職する

同じ企業でキャリアアップするのではなく、将来性が高い企業へ転職するのも選択肢の1つです。将来成長が期待できる企業であれば、年収も上がりやすいでしょう。

成長が期待できる企業かどうかを見分けるには、労働条件の良さや案件が安すぎないことがポイントになります。

3:需要の高い言語を習得する

扱える言語によっても年収に差があるため、年収の高いプログラミング言語が扱えるようになれば、年収をアップさせることも可能でしょう。

たとえば、「Go」や「TypeScript」「Python(AI/ML系)」などは2026年現在、特に需要が高く年収アップが期待できる言語として知られています。

4:副業をする

Webエンジニアのスキルがあれば、エンジニア系の副業をすることも可能です。

近年ではクラウドソーシングサイトや副業のエージェントなどから案件を見つけやすいため、空いた時間に副業をすることで月数万円程度の報酬が得られるでしょう。

5:フリーランスになる

Webエンジニアとしてキャリアを積んだあとは、独立してフリーランスになる方法があります。

フリーランスであれば報酬を100%手にすることができるため、スキル次第では会社員時代よりも高い年収を得ることができるでしょう。フリーランスのWebエンジニアは年収600〜1,000万円台も珍しくなく、高収入を目指す選択肢として注目されています。

よくある質問(FAQ)

Q1. Webエンジニアの平均年収は高い?

A. 日本の平均年収(約443万円)と比べると、Webエンジニアの平均年収(約548万円)は約100万円以上高い水準です。ただし年代・企業規模・スキルセットによって300万〜800万円台と幅が大きいため、上位層を目指すにはスキルアップが重要です。

Q2. Webエンジニアで年収1000万円は可能ですか?

A. 可能です。会社員として大手IT企業・外資系企業でテックリードやアーキテクト職に就くか、フリーランスとして高単価案件を複数掛け持ちすることで1,000万円以上を達成するWebエンジニアは一定数います。高需要言語(Go・TypeScript・AI/ML)の習得が特に有効です。

Q3. フロントエンドとバックエンドはどちらが年収が高いですか?

A. 一概には言えませんが、バックエンド・フルスタックエンジニアの方がやや年収が高い傾向があります。ただし、React/Vue.js+TypeScriptを使いこなせるフロントエンドエンジニアも需要が高く、スキルの専門性が年収を左右します。

Q4. 未経験からWebエンジニアになった場合の年収は?

A. 未経験入社初年度は300〜400万円台が一般的です。ただし経験を積むにつれて急速に上昇し、3〜5年で500〜600万円台に到達するケースも多くあります。学習速度と案件への主体的な取り組みが昇給スピードに大きく影響します。

まとめ:Webエンジニアの年収について把握しておこう

Webエンジニアの年収まとめ

Webエンジニアは、条件次第で年収も変わってきます。

この記事で紹介した内容を振り返り、ポイントを整理しておきましょう。

  • Webエンジニアの平均年収は約548万円で、日本の平均年収を約100万円上回る
  • 企業規模による差が大きく、大企業(1,000人以上)では約610万円まで上がる
  • 年収は年代とともに上昇し、45〜49歳で平均約651万円のピークを迎える
  • リモートワークの普及で地域格差は縮まりつつあるが、関東圏が依然として最高水準
  • 年収アップのカギは「高需要言語の習得(Go・TypeScript・Python)」「大企業転職」「フリーランス独立」の3つ

ぜひこの記事でご紹介したWebエンジニアの仕事内容や平均年収、Webエンジニアの年収を上げる方法などを参考に、Webエンジニアとして高い年収を得る方法について理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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