Alexa for Businessについて 〜Alexaは仕事でも使える!〜
最終更新日:2026年8月8日
【重要】Alexa for Businessは提供終了済みのサービスです
本記事で紹介する「Alexa for Business」は、AWSの旧サービスページ(aws.amazon.com/alexaforbusiness/)が現在は別サービス「Alexa Smart Properties」(介護施設・宿泊施設向けのAlexaデバイス管理サービス)へリダイレクトされている状態であり、当時の会議室予約・企業向けAlexa活用サービスとしては既に提供終了しています。これから新規に導入を検討することはできないため、本記事は当時のサービス内容・思想を知るための参考情報としてご覧ください。企業向けの音声アシスタント活用を検討する場合は、現行のAmazon公式情報で最新の提供状況をご確認ください。
Amazon Alexaとは
| 項目 | AWS | Microsoft Azure | Google Cloud |
|---|---|---|---|
| 世界シェア | 約33%(首位) | 約22% | 約11% |
| 強み | サービス数・実績 | Microsoft製品連携 | データ分析・AI |
| 無料枠 | 12ヶ月+常時無料 | 12ヶ月無料 | 常時無料枠あり |
| 主な資格 | CLF / SAA / SAP | AZ-900 / AZ-104 | ACE / PCA |
【要注意】上記のシェア・料金・資格名は変動する場合があります
クラウド市場シェアや無料枠の内容は時期により変わるため、最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。
Amazonが開発した音声認識技術を使ったバーチャルアシスタントで、Amazon Echoシリーズの端末には標準搭載されています。Amazon Echoを使うと、こんなことができます。
・Alexaに向かって「Alexa、流行りの洋楽をかけて」と言えば、Echo端末が音楽をかけてくれる
・家電製品と連携できるので、Alexaに対応している照明機器と連携させて照明のオンオフができる
・スマートフォンと連携させて電話をかけることができる
生活が便利になる機能が盛り沢山なのですが、これはAlexaの音声認識機能があればこそ為せる技なのです。
音声認識技術とは
上記でAlexaによる音声認識技術でできることを紹介しました。さて、音声認識技術とは、いったいどういうものなのでしょうか。音声認識技術とは、コンピューターが人間の発した音声データ(言葉)と言語の情報を解析しながら、文字データに変換するという技術です。
ところで、皆さんはAlexa以外の音声認識技術を使ったことはありますか?身近で音声認識技術が使われているところを挙げると、スマートフォンに声をかけると反応を返してくれる、あの技術が音声認識技術です。自分が使ったことはなくても、使われているところを目にしたことはあるという方は多いでしょう。意外と身近にある技術なんですよ。そして、Alexaをビジネスシーンで使えるように応用されたのが「Alexa for Business」です。
Alexa for Businessとは
Alexa for Businessは2017年11月に公開されたサービスでした。一般家庭向けのAlexaと同じようにEcho端末で指示を出し、電子機器やスマートフォンとの連携も可能な、ビジネス向けに改良されたサービスでした。なお、利用にはAWSのアカウントが必要でした。
Alexa for Businessでできたこと
では、Alexa for Businessではどんなことができたのでしょうか。一般家庭向けの機能に加えて、下記のようなことができました。
・会議室の予約から準備までできる!
Alexa for Businessに対応したAlexaデバイスを使って会議室の予約が瞬時にできました。部屋の指定がなければ空室状況を確認、自動で予約を行ってくれました。また空調機器や照明機器と連携させていれば、一言「Alexa、会議室の準備をして」を声をかければあっという間に会議室の準備まで完了しました。
・会議室の利用率が確認できる!
会議室ごとの利用率や使用されていた時間、予約の多い部屋と少ない部屋といった会議室に関するデータをAlexa for Businessが収集し、確認することができました。
・スケジュール管理やリマインダーの設定ができる!
従業員のカレンダーやEメールをAlexaと同期させ、カレンダーに登録された予定をAlexaでも確認できました。
これらは一例で、その他にもAlexaデバイスを使って様々なことができました。
Alexa for Business Blueprintsで自分たちだけのAlexaに
Alexa for Business Blueprintsとは、会社にあったプライベートスキルを設定できる機能でした。プライベートスキルの代表例としては下記のようなことができました。
・よくある質問と答えが自由に設定できる
社内Wi-Fiのゲストパスワードや、総務部の内線番号といった質問とその答えを設定できました。Alexaが社内でよくある質問に答えてくれるイメージです。
・様々な手順を教えてくれる
出張経費の報告書を提出する方法やコピー機の使用方法といった手順も答えられました。新入社員へのサポート機能としても利用できるものでした。
料金体系(当時)
Alexa for Businessは従量制で、登録された共有デバイス(Alexa for Businessの管理画面から管理するAlexaデバイス)数と同一組織内のアカウントに登録されたユーザー(個人用AlexaアカウントをAlexa for Businessアカウントに登録したユーザー)数に基づいて料金が請求される仕組みでした。月額料金は共有デバイスが1台ごとに7USD、登録ユーザーが一人ごとに3USDでした。
押さえておきたいポイント
- Alexa for Businessは2017年11月に公開された、Alexaをビジネス向けに応用したAWSの旧サービスだった
- 会議室予約・利用率確認・スケジュール連携・カスタムスキル(Blueprints)などの機能を備えていた
- 現在はサービス提供が終了しており、AWS公式ページも別サービス(Alexa Smart Properties)へリダイレクトされている
よくある質問
Q. Alexa for Businessは今から使えますか?
A. 使えません。AWS公式のサービスページは別サービス(Alexa Smart Properties)にリダイレクトされており、当時の形での提供は終了しています。
Q. 企業向けの音声アシスタント活用は現在どうなっていますか?
A. Amazonは介護施設・宿泊施設向けの「Alexa Smart Properties」など、業界特化型のサービスを展開しています。最新の提供状況はAmazon公式情報をご確認ください。
まとめ
今回はAlexa for Businessについて解説しました。会議室予約やスケジュール連携など、当時としては業務効率化が期待できるサービスでしたが、現在は提供が終了しています。企業向け音声アシスタントの活用を検討する場合は、現行のAmazon公式情報で最新のサービス内容をご確認ください。
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