Amazon CorrettoをWindows10にインストールする方法

最終更新日:2026年8月5日

はじめに

項目 AWS Microsoft Azure Google Cloud
世界シェア 約33%(首位) 約22% 約11%
強み サービス数・実績 Microsoft製品連携 データ分析・AI
無料枠 12ヶ月+常時無料 12ヶ月無料 常時無料枠あり
主な資格 CLF / SAA / SAP AZ-900 / AZ-104 ACE / PCA

Windows7のサポートがついに2020年1月14日で終了してしまいました。それに伴い、Windows10にアップグレードし、ついでにAmazon Correttoをインストールしてみました。その方法について説明していきます。

⚠️ Windows 11でも同じ手順で利用できます:本記事のタイトルはWindows10となっていますが、以下で紹介するダウンロード・インストール・環境変数の設定手順はWindows 11でも基本的に同じ操作で行えます。「設定」アプリのメニュー階層など細部の表示は異なりますが、環境変数の編集画面自体はWindows10・11共通です。

Amazon Correttoとは?

そもそもAmazon Correttoとはどういったものかというと、AmazonのOpenJDKでJava SEと互換性が認められているサービスです。また、Amazon内の本番環境でもすでに数千以上ものサービスでAmazon Correttoが利用されているため、信頼度も高く、導入企業も増えてきているようです。特にAWSユーザーであれば、利用する価値のあるサービスでしょう。Amazon Correttoの脆弱性対応や商用利用の可否など、Correttoそのものについてより詳しく知りたい方は、姉妹記事「Amazon Correttoとは?|AWS」もあわせてご覧ください。

では早速、Windows10にAmazon Correttoをインストールしていきましょう。

Amazon CorrettoをWindows10にインストールする方法

Amazon Correttoの場合、ダウンロードファイルがzip形式とmsi形式のファイルがあります。どちらも手順的にはそれほど変わらないので、お好きなほうでダウンロードしてください。なお2026年現在、Amazon CorrettoはJava 8・11・17・21・25の5つのLTS(長期サポート)バージョンを提供しています。新規に開発環境を構築する場合はサポート期間が長く最新の言語機能が反映されているバージョン(Corretto 21またはCorretto 25)を、既存システムの保守用途であれば稼働中のJavaバージョンに対応するCorretto(8・11・17等)を選ぶとよいでしょう。バージョンごとの対応状況は「Amazon Correttoとは?|AWS」の対応バージョン一覧もご参照ください。

zipファイルでダウンロードする場合

Amazon Correttoのダウンロードページへアクセスしてください。複数のバージョン(Corretto 8/11/17/21/25等)がありますが、環境に合わせてお好きなものを選んでクリックしてください。

Amazon Correttoのダウンロードページでバージョンとプラットフォームを選択する画面

ここではAmazon Corretto 11をダウンロードしていきます。プラットフォームが「Windows x64」、ダウンロードリンクは「amazon-corretto-11.xxxxxx-windows-x64.zip」を選択します。するとダウンロードが始まるのでしばらく待ちます。ダウンロードが完了したら、zipファイルを展開しましょう。展開した「jdk11.xxxxx」のフォルダーはCドライブ直下に移動しておきます。このときパスがC:¥jdk11.xxxxxになっているか確認し、このパスをコピーしておきましょう。

展開したAmazon CorrettoのフォルダをCドライブ直下に配置した状態

次にWindowsのスタートボタンの横にある検索バーに「環境変数」と入力し「環境変数を編集」をクリックします。

Windowsの検索バーで「環境変数」と入力して環境変数の編集を開く画面

システムのプロパティから環境変数の編集ウィンドウを開いた画面

「環境変数」のウィンドウが表示されたら、「ユーザー環境変数」の「新規」ボタンを押します。

ユーザー環境変数の新規作成ボタンをクリックする画面

「新しいユーザー変数」のウィンドウが表示されるので、「変数名」にJAVA_HOMEと入力し、「変数値」にコピーしたパスをペーストし、OKボタンをクリックしてください。

ユーザー環境変数にJAVA_HOMEを追加し、Pathを選択する画面

すると、「ユーザー環境変数」に「JAVA_HOME」が追加されているのを確認し、同じ欄の「Path」を選択し、編集していきます。

「環境変数名の編集」のウィンドウが表示されます。右上の「新規」ボタンをクリックし%JAVA_HOME%¥binと入力し「OK」ボタンを押下してください。

環境変数名の編集画面で%JAVA_HOME%¥binを新規追加する画面

これでAmazon Correttoのインストールが完了しました。念のためコマンドプロンプトを用いて、確認しておきましょう。java -versionで実行すれば以下のように表示されていれば大丈夫です。

openjdk version "11.0.3" 2019-04-16 LTS
OpenJDK Runtime Environment Corretto-11.0.3.7.1 (build 11.0.3+7-LTS)
OpenJDK 64-Bit Server VM Corretto-11.0.3.7.1 (build 11.0.3+7-LTS, mixed mode)

msiファイルでダウンロードする場合

msi形式のファイルをダウンロードしたらインストーラが開くので、指示通りに進めていきます。このとき、パスの設定がデフォルトでC:¥Program Files¥Amazon Corretto¥jdk11.x.x_xとなっています。特に変更の必要がない場合はこのままのパスを使用しても大丈夫です。順に進めていき、無事にインストールが終わったら環境変数の設定していきます。環境変数の設定方法は「zipファイルでダウンロードする場合」と同様なので、そちらを参考にしてください。ただし、パスの違いに注意してください。以上で完了です。

Amazon CorrettoをWindows10からアンインストールする方法

ここまでAmazon CorrettoをWindows10にインストールしましたが、アンインストールの方法についてもお伝えしておきます。

msiファイルでダウンロードした場合は「プログラムと機能」からアンインストールが可能です。

Windows10のスタートボタン→「設定」→「アプリ」→「アプリと機能」→一覧の下の関連設定の「プログラムと機能」を順にクリックします。またはコントロールパネル→プログラム→プログラムと機能 でもアンインストール画面を開くことができます。一覧から「Amazon Corretto (x64)」を選択し、右クリックでアンインストールをクリックし、内容に沿って進めていくと、アンインストールが完了します。

Windowsのプログラムと機能画面でAmazon Correttoをアンインストールする手順

なおzip形式でダウンロードした場合は、専用のアンインストーラが存在しないため、展開したフォルダーの削除と、設定した環境変数(JAVA_HOMEおよびPathへの追加分)の削除を手動で行ってください。

よくある質問(FAQ)

Q. zip形式とmsi形式、どちらでインストールすればよいですか?

どちらでも最終的にインストールされる内容に大きな違いはありません。インストーラの案内に沿って進めたい方はmsi形式、インストール先のパスや構成を自分で細かく管理したい方はzip形式がおすすめです。会社のPC等でインストーラの実行が制限されている場合は、zip形式を展開するだけで使えるため扱いやすいでしょう。

Q. Windows 11でも同じ手順でインストールできますか?

はい、ダウンロードからJAVA_HOME・Pathの環境変数設定まで、本記事で紹介している手順はWindows 11でも同様に行えます。「設定」アプリのメニュー名や階層が一部異なる程度で、環境変数の編集画面自体はWindows10・11で共通です。

Q. インストール後に java -version が認識されません。どうすればよいですか?

まずコマンドプロンプトを一度閉じて再度開き直してください。環境変数の変更は新しく開いたコマンドプロンプトから反映されます。それでも認識されない場合は、JAVA_HOMEのパスが実際にjdkフォルダーを指しているか、Pathに%JAVA_HOME%¥binが正しく追加されているかを再度確認してください。

Q. Corretto 8と11以外のバージョンでも同じ手順でインストールできますか?

はい、Corretto 17・21・25など他のLTSバージョンでも、ダウンロードするファイル名のバージョン番号が変わるだけで、zip展開・msiインストール・環境変数設定の手順自体は共通です。

Q. Amazon Corretto以外のOpenJDKとの違いは何ですか?

Amazon CorrettoはAWSでの実運用実績をもとにAmazonが提供する無償・長期サポートのOpenJDKディストリビューションです。Correttoの特徴やOracle JDKとの違いについては、姉妹記事「Amazon Correttoとは?|AWS」で詳しく解説しています。

まとめ:Amazon CorrettoをWindowsにインストールする方法

この記事のポイント:

  • Amazon Correttoのダウンロードはzip形式・msi形式のどちらかを選択でき、手順に大きな差はない
  • zip形式は展開後にフォルダーを配置し、msi形式はインストーラの案内に沿って進めるだけで完了する
  • どちらの形式でも、インストール後は環境変数「JAVA_HOME」の追加とPathへの「%JAVA_HOME%¥bin」の追加が必要
  • 本記事の手順はWindows10だけでなくWindows 11でも同様に利用できる
  • アンインストールはmsi形式なら「プログラムと機能」から、zip形式ならフォルダーと環境変数の手動削除で行う

Amazon CorrettoをWindows10にインストールはできましたでしょうか?インストールが完了したらJavaを使ってプログラミングしていきましょう。アンインストールの方法は難しくありませんが、別のアプリケーションを削除したりすることのないよう注意してください。

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