Amazon Rekognition Imageとは?

最終更新日:2026年8月10日

この記事でわかること

はじめに

項目 AWS Microsoft Azure Google Cloud
世界シェア 約33%(首位) 約22% 約11%
強み サービス数・実績 Microsoft製品連携 データ分析・AI
無料枠 12ヶ月+常時無料 12ヶ月無料 常時無料枠あり
主な資格 CLF / SAA / SAP AZ-900 / AZ-104 ACE / PCA

Amazon Rekognition Imageは、オブジェクト、シーン、顔の検出や、テキストの抽出、有名人の認識、画像内の不適切なコンテンツの識別ができる、深層学習による画像認識サービスです。また、顔を検索して比較することもできます。Amazon Rekognition Imageは、Amazonのコンピュータ視覚科学者が日々何十億もの画像を分析するPrime Photosのために開発したものと同じ、実証済みで高度にスケーラブルな深層学習テクノロジーを使ったサービスです。このサービスでは認識したものすべてに信頼スコアが返されますので、十分な情報に基づいて結果が使用できます。さらに、検出された顔はすべて、これを完全に囲む四角いフレームで画像の中の顔の位置を示す境界ボックスの座標と共に返されます。

主な特徴

物体とシーンの検出

Amazon Rekognition Imageは車両、ペット、家具など、何千もの物体を認識します。またRekognitionでは、夕焼けやビーチのような画像内のシーンも検出します。これにより、大規模な画像ライブラリを検索、フィルタリング、管理できます。他にも、人とイベント(結婚式、花嫁、赤ちゃん、バースデーケーキ、ギタリスト)、食べ物と飲み物(りんご、サンドイッチ、ワイン、ケーキ、ピザ)、家と庭(ベッド、テーブル、裏庭、シャンデリア、寝室)、スポーツと娯楽(ゴルフ、バスケットボール、ホッケー、テニス、ハイキング)、アートとエンターテインメント(彫刻、絵、ギター、バレエ、モザイク)など。

顔認識

Amazon Rekognition Imageにより、大規模な画像のコレクションの中から似た顔を見つけることができます。画像から検出された顔のインデックスを作成できます。Amazon Rekognition Imageの高速かつ正確な検索により、参照している顔と最も一致している顔が返されます

顔分析

Amazon Rekognition Imageでは、画像内の顔を見つけて、笑っているか、瞳が開いているかどうかなどの顔属性を分析できます。画像を分析すると、Amazon Rekognition Imageは、検出された顔それぞれの位置と長方形のフレームを返します。他には性別、感情、眼鏡、サングラス、口が開いているか、口ひげ、あごひげ、姿勢、質、顔の特徴など。

顔の比較

Amazon Rekognition Imageを使用すると、2つの画像の顔が同一人物である可能性を測定できます。Rekognitionでは、類似性スコアを使用して、ユーザをほぼリアルタイムで参照写真と照合することができます。

危険画像の検出

Amazon Rekognition Imageにより、明示的および暗示的なコンテンツを検出して、すべての画像をアプリケーションの要件に基づいてフィルタリングできます。Rekognitionで信頼スコアとともにラベルの階層リストが提供されるため、許可する画像をきめ細やかに制御できます。

有名人の認識

Amazon Rekognition Imageは、有名人、注目されている人物、またはその分野で著名な人物など、何千もの個人を検出し、認識します。これにより、マーケティングやメディアのニーズに基づいて、有名人のデジタル画像ライブラリのタグ付けおよび検索することができます。

画像内のテキスト検出(Text in Image)

Amazon Rekognition Imageでは、画像中のテキストを容易に見つけることができ、これには道路標識や車両ナンバープレート、Tシャツやマグなどに書かれた文字、字幕やテレビニュースなど画面上の文字など、自然なシーンにあるテキストも含みます。Text in Imageは、画像を分析すると認識したテキストラベルと長方形のフレームを返し、検出した単語や行のそれぞれについての信頼スコアもそれに付属します

API、コンソール、コマンドラインを使用した管理

Amazon Rekognitionには、Amazon Rekognition API、AWS マネジメントコンソールおよび、AWS コマンドラインインターフェイス(CLI)を使用してアクセスできます。コンソール、API、CLIでは、Rekognition APIを使用して、ラベル検出、顔分析、顔照合、顔検索を行えます。AWS LambdaにはRekognition用の設計図が用意されており、Amazon S3やAmazon DynamoDBといったAWS データストアでのイベントに基づいて画像分析を簡単に開始できます。

管理セキュリティ

Amazon Rekognitionは、AWS Identity and Access Managementに統合されています。AWS Identity and Access Managementポリシーを使用すれば、Amazon Rekognition APIへのアクセスを制御し、アカウントへのアクセス権限をリソースレベルで管理できます。

押さえておきたいポイント

  • Amazon Rekognition Imageは物体・シーン検出、顔認識・分析・比較、危険画像の検出、有名人の認識、画像内テキスト検出まで幅広い機能を1つのサービスでカバーする深層学習ベースの画像認識サービスである
  • すべての検出結果には信頼スコアが付与されるため、しきい値を設けてアプリケーション側で結果の採否を柔軟に制御できる
  • API・AWSマネジメントコンソール・CLIのいずれからも利用でき、AWS LambdaとAmazon S3等のデータストアを組み合わせることで、画像アップロードをトリガーにした分析処理を自動化できる

よくある質問

Q. Amazon Rekognition ImageとAmazon Rekognition Videoの違いは何ですか?

A. Rekognition Imageは静止画像を対象に物体・シーン検出や顔分析などを行うのに対し、Rekognition Videoは保存済みの動画やライブストリーミング映像を対象に、人物の追跡やアクティビティの検出など動画特有の分析機能を提供します。用途に応じて使い分けます。

Q. 検出結果の精度はどのように担保されていますか?

A. すべての検出・認識結果には0〜1(または0〜100)で表される信頼スコアが付与されます。利用するアプリケーションの要件に応じてしきい値を設定し、スコアが低い結果を除外するといった運用で精度をコントロールできます。

Q. 料金はどのくらいかかりますか?

A. 分析した画像数やAPIの種類(ラベル検出、顔分析等)に応じた従量課金制です。具体的な料金は改定される可能性があるため、最新料金はAWS公式サイトでご確認ください。

さいごに

今回はAmazon Rekognition Imageのご紹介をさせていただきました。Imageだけではなく、Videoにも対応しています。とても便利なので、ぜひお試ししてみてはいかがでしょうか。

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