AWS codecommitの特徴とメリット
最終更新日:2026年8月6日
1.はじめに
皆さんが現場で使用しているソース管理ツールは何でしょうか?
Git、SVN、Mercurialなどが主流でしょうか?私は5年間ほどSEをやってきましたが、今まで参加してきた現場の大半はGitを使用していました。
しかし、最近職場でよく「AWS」という単語を耳にします。「AWS」とはAmazonが提供するウェブサービスのことですが、実に多彩な機能があります。
今回はその多彩な機能の一つ「AWS CodeCommit」の特徴や利用するメリットについてご紹介します。
2.AWS codecommitについて
●AWS CodeCommitとは
AWS CodeCommitはAmazonが提供するソース管理サービスのことです。同様の機能を持つものとしてGitHubが有名ですね。
AWS CodeCommitはGitリポジトリをホストとしています。そのため、Gitで使用しているコマンドまたはGitグラフィカルツールを使用して、リポジトリのソースファイルと通信することができます。
●AWS CodeCommitの特徴
CodeCommitの特徴といえば、フルマネージドサービスであるということです。これにより、サーバを自分で管理する必要がなくなります。
また、AWSが提供しているAWS CodeDeployなどと連携してスムーズなデプロイを行うことが可能です。
さらに、リポジトリをAmazon S3 および Amazon DynamoDBに保存し、任意のリージョンに分散させることができる、可用性の高さも特徴の一つでしょう。
3.AWS codecommitのメリットとデメリット
AWS CodeCommitのメリットを上げるとするならばやはり、先述したフルマネージドサービスとAWSが提供している別機能への連携がスムーズに行えることでしょう。
また、初期構築が容易に行え、パッチなどを充てる必要もないことや、運用作業も発生しないことにより、そのほかの作業に集中できることも魅力的ですね。既存のGitツールでも動作させることもできるのも、使用者としてはうれしいですね。
逆にデメリットを上げるとするならば、Web上でのUIがGitHub等と比べるとシンプルであることや、周辺エコシステム(サードパーティ連携やコミュニティ機能)がGitHubほど充実していない点でしょう。
AWS CodeCommitはリリース時期が2015年のため、GitHubなどと比べると若いサービスですが、AWSの他サービスとの連携のしやすさという独自の強みがあります。
4.提供状況について(重要)
AWS CodeCommitは2024年7月に新規顧客への提供が停止されたと報じられ、一時期は既存利用者のみが利用継続できる状況にありました。しかし、その後2025年11月24日にAWS公式が正式にGeneral Availability(GA)への復帰を発表し、新規サインアップが再開されています。「CodeCommitは終了した」という情報は現在では古い情報のため、最新の提供状況・料金体系は必ずAWS公式サイトでご確認ください。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が調査した限りでは、UIの不足や機能の不足などのお話をちらほら見かけましたが、今のところGitHubとそう変わらない使用感で使用することができるのではないかと感じました。
現在のところソース管理ツールはやはりGitやSVNが主流ですが、近年ではサーバーはAWSになっている現場も少なくありません。そのうち、連携の行いやすさからサーバーやソース管理などすべてのツールをAWSに任せてしまう現場なども出てくるでしょう。そんなときの予備知識になればと思います。
この記事のポイント
- AWS CodeCommitはAmazonが提供するフルマネージドのGitソース管理サービス
- 既存のGitコマンド・グラフィカルツールがそのまま使える互換性の高さが特徴
- AWS CodeDeploy等の他AWSサービスとの連携がスムーズな点が最大の強み
- 2024年7月に新規提供が一時停止したが、2025年11月24日に正式にGA復帰し新規サインアップが再開されている
- 「CodeCommitは終了した」という情報は古いため、利用検討時は必ず最新の公式情報を確認する
よくある質問
Q. AWS CodeCommitは今から新規に使い始められますか?
A. はい。2025年11月24日にAWS公式が正式にGeneral Availabilityへの復帰を発表しており、新規サインアップが可能です。
Q. AWS CodeCommitとGitHubの一番の違いは何ですか?
A. CodeCommitはAWSサービス(CodeDeploy、CodePipeline、Lambda等)とのネイティブな連携がスムーズな点が強みです。一方GitHubはコミュニティ機能やサードパーティ連携、UIの充実度で優れています。
Q. 既存のGitリポジトリをCodeCommitに移行できますか?
A. 可能です。CodeCommitは標準的なGitリポジトリとして機能するため、既存のGitコマンドを使って通常のリポジトリ移行と同じ手順で移せます。
Q. CodeCommitの料金体系はどうなっていますか?
A. 料金体系は改定されることがあるため、契約前に必ずAWS公式のCodeCommit料金ページで最新情報をご確認ください。
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