AWSのWorkSpacesを無料で利用する方法
最終更新日:2026年8月10日
【要注意】記事公開時点からの変更点
本記事の一部内容は公開当時(2020年)の情報です。以下の点は現在の状況と異なるため、あわせてご確認ください。
- 記事内で紹介していた「新型コロナウイルス対策期間限定の拡張無料利用枠」は2020年9月30日で終了済みです。現在は通常の無料利用枠のみが提供されています。
- Amazon WorkSpaces で選択できるOSに「Windows 7」は含まれません(提供終了)。現在はWindowsおよび複数のLinuxディストリビューション(Amazon Linux、Ubuntu、Rocky Linux、Red Hat Enterprise Linuxなど)から選択します。
- Amazon WorkSpacesは2024年以降、永続的な仮想デスクトップを提供する「WorkSpaces Personal」と、非永続(都度払い出し)型の「WorkSpaces Pool」の2系統に整理されています。本記事で扱う内容は主に WorkSpaces Personal に該当します。
- 無料利用枠の具体的な時間数・期間・対象バンドルはAWS側の改定により変更される場合があります。最新の条件は必ずAWS公式サイトでご確認ください。
はじめに
| 項目 | AWS | Microsoft Azure | Google Cloud |
|---|---|---|---|
| 世界シェア | 約33%(首位) | 約22% | 約11% |
| 強み | サービス数・実績 | Microsoft製品連携 | データ分析・AI |
| 無料枠 | 12ヶ月+常時無料 | 12ヶ月無料 | 常時無料枠あり |
| 主な資格 | CLF / SAA / SAP | AZ-900 / AZ-104 | ACE / PCA |
昨今の情勢から、リモートワークを行うようになった会社がたくさんあります。そのような場合に、AWS で配信されている製品の1つのAmazon WorkSpaces があるとより良くテレワークを行えるようになると思います。本記事ではAmazon WorkSpaces を使うにあたって、無料で行える点や方法について詳しく説明を行っていきます。
Amazon WorkSpaces とは
ここでは、Amazon WorkSpaces とはどのようなものかを説明して行きます。Amazon WorkSpaces はマネージド型のデスクトップソリューションで、リモートワークを行う際にセキュリティを確保するのに適している環境となっています。使用OSは、Windows かLinux(Amazon Linux、Ubuntu、Rocky Linux、Red Hat Enterprise Linuxなど)で、どちらかを使うことでデスクトップをセットアップすることが出来ます。これによって、デスクトップの提供を簡素化やコスト削減、データを安全に保管することが可能となります。
Amazon WorkSpaces を無料で使用する方法
ここまでAmazon WorkSpaces について簡単に説明を行ってきましたが、ここからは無料で使用する方法や条件について詳しく説明していきます。
無料利用枠の条件
Amazon WorkSpaces の無料利用枠を受けるには、最初にWorkSpace を起動した時点から3回の請求サイクルが終了するまでが有効範囲となります(例:月の途中で起動した場合は翌々月末まで)。この条件に当てはまらないと無料で受けられないので注意して下さい。また、無料利用枠の対象となるにはWorkSpaces をAutoStop実行モード(時間単位課金)で稼働させる必要があり、AlwaysOn(月額課金)に切り替えると無料利用枠の対象外となります。
対象となるのはWindows スタンダードバンドル相当で、ルートボリューム80GB、ユーザーボリューム50GB、CPU2vCPU、メモリ4GiBという構成で、AutoStopモードでの利用時間は月あたり40時間までが無料の目安です。未使用分の時間は翌月に繰り越されず失効する点にも注意が必要です。バンドルの種類・スペック・無料時間数はAWS側の改定で変更されることがあるため、申込前に必ずAWS公式サイトの最新情報をご確認ください。
押さえておきたいポイント
- Amazon WorkSpaces はWindows・Linuxのマネージド型仮想デスクトップで、リモートワーク時のセキュリティ確保やデスクトップ管理の簡素化に役立つ。
- 無料利用枠は最初のWorkSpace起動から一定期間(請求サイクル基準)に限られ、AutoStop実行モードでの利用が条件となる。
- 過去に実施されていた新型コロナ対策の拡張無料利用枠は終了済みのため、現在は通常の無料利用枠の条件のみが適用される。
- 料金・無料枠の詳細な数値は変更される可能性があるため、導入前に必ずAWS公式サイトの最新情報を確認する。
よくある質問
Q. Amazon WorkSpaces の無料利用枠は今でも使えますか?
通常の無料利用枠は現在も提供されていますが、新型コロナウイルス対策として一時的に拡張されていた無料利用枠(〜2020年9月30日)は既に終了しています。最新の条件はAWS公式サイトでご確認ください。
Q. 無料利用枠でWindows 7は選べますか?
選べません。Windows 7は提供が終了しており、現在はWindows 10/11や各種Linuxディストリビューションから選択します。
Q. 無料利用枠の時間を使い切らなかった場合、翌月に繰り越せますか?
繰り越しはできません。未使用の時間は各カレンダー月の開始時にリセットされます。利用計画に合わせてAutoStopモードの活用を検討してください。
まとめ
ここまでAWSのAmazon WorkSpaces を無料で利用できる方法と条件について詳しく説明してきました。これからの時代、以前よりもリモートワークでの仕事が増えてくると思います。そのような際に、このAmazon WorkSpaces を活用することで、リモートワークをより良くかつ迅速に使用することが可能となります。構築するのもとても簡単な設計となっているので、無料利用枠の最新条件をAWS公式サイトで確認したうえで、ぜひこの機会に使用してみることをおすすめします。
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