AWS(Amazon Web Services)認定ソリューションアーキテクトについて
最終更新日:2026年8月6日
世界シェアNo.1のクラウドコンピューティングサービスとして注目されているAWS(Amazon Web Services)。今回はAWSとその認定資格であるAWS認定ソリューションアーキテクトについて概要や難易度を解説します。
クラウドコンピューティングサービスとは
クラウドコンピューティングサービスが出現するまでは、オンプレミス形式でサーバーやスイッチングハブ、ルータといったネットワーク機器・インターネット回線などの準備が必要でした。また、機器の設置スペースの確保・空調の調整・機器の初期設定など、導入までに物理的リソースも時間もかかる状況でした。
一方、クラウドコンピューティングサービスでは、サービス提供会社があらかじめ用意している環境を使用することにより、物理的な準備が不要となり、各種設定もWeb上で完結できます。サーバーの保守・運用コストが削減でき、セキュリティもサービス提供会社が担うため手間が省けます。
AWSとは
AWSはインターネット小売大手のAmazon社が2006年3月から提供するクラウドコンピューティングサービスです。世界全体で数百万のユーザーがおり、日本でも10万人以上が利用しています。代表的なサービスとして以下があります。
- Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud):仮想サーバーサービス
- Amazon RDS(Relational Database Service):Oracle/PostgreSQL/MySQLなどのリレーショナルDBサービス
- Amazon S3(Simple Storage Service):オンラインストレージサービス
ロボット工学・VRアプリケーション・機械学習といった最先端サービスも提供しており、2011年3月には東京にデータセンターが開設されています。
AWS認定ソリューションアーキテクトの概要と難易度
AWS認定資格は現在複数種類存在しており、その中のAWS認定ソリューションアーキテクトは、AWSを用いたサービスの構築・実装・提案ができるスキルレベルがあることを認定する資格です。「アソシエイト」と「プロフェッショナル」の2種類に分けられます。
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト
AWS認定資格の中では中級レベルに位置します。受験者レベルとしてはコンピューティング・ネットワーキング・ストレージ・データベースサービスなどの実務経験が1年以上あることを想定していますが、受験資格はなく、学習資料が充実しているためAWSの実務未経験者でも取得できます。
AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル
アソシエイトの上位資格で、動的なスケーラビリティ・高可用性・フォールトトレランス・信頼性を備えたアプリケーションの設計およびデプロイなどの実務経験2年以上を想定した主に設計者向けの資格です。こちらも受験資格はありませんが、難易度が高いためアソシエイトレベルの学習を経てから受験することが推奨されています。
アソシエイト vs プロフェッショナル 比較
| 項目 | アソシエイト | プロフェッショナル |
|---|---|---|
| 難易度レベル | 中級 | 上級 |
| 推奨実務経験 | 1年以上 | 2年以上 |
| 試験時間 | 130分 | 180分 |
| 受験料(税別) | 20,000円 | 40,000円 |
| 公式模擬試験 | 無料 | 無料 |
| 対応言語 | 英語・日本語・韓国語・中国語(簡体字/繁体字)・フランス語・イタリア語・ポルトガル語(ブラジル)・スペイン語(スペイン/ラテンアメリカ) | |
| 受験資格 | なし(どちらも誰でも受験可能) | |
試験は全国各地にあるテストセンター(PSI・Pearson VUE)で受験できます。事前予約が必要なため、学習スケジュールに余裕を持って予約しましょう。
よくある質問(FAQ)
まとめ
AWS認定ソリューションアーキテクトについてのポイントをまとめます。
- AWS認定ソリューションアーキテクトはAWSを用いた設計・実装・提案のスキルを認定する資格で、「アソシエイト(中級)」と「プロフェッショナル(上級)」の2レベルがある
- アソシエイトは受験料20,000円・試験時間130分、プロフェッショナルは受験料40,000円・試験時間180分。どちらも受験資格はなし
- AWS公式の試験ガイド・サンプル問題・模擬試験を活用することで効率よく学習できる
- 実務未経験でもアソシエイトは取得できるが、基礎固めとしてクラウドプラクティショナーから始めるのも有効
- 世界シェアNo.1のAWSへの注目度上昇に伴い、ソリューションアーキテクト資格の価値は今後も高まると予想される
▼ アクロビジョンについて


