【IT初心者向け】DNSとは

最終更新日:2026年8月10日

この記事でわかること

はじめに

項目 AWS Microsoft Azure Google Cloud
世界シェア 約33%(首位) 約22% 約11%
強み サービス数・実績 Microsoft製品連携 データ分析・AI
無料枠 12ヶ月+常時無料 12ヶ月無料 常時無料枠あり
主な資格 CLF / SAA / SAP AZ-900 / AZ-104 ACE / PCA

【要注意】上記のシェア・料金・資格名は変動する場合があります
クラウド市場シェアや無料枠の内容は時期により変わるため、最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。

いきなりですがこちらの問題を考えてみてください。

①『google.com』と検索すると → Googleの検索画面が出てきます。

②『172.217.31.142』と検索すると → ??? 何が表示されるでしょう。

実は②も、Googleの検索画面が出てきます。なんだか面白いですよね。これは、DNSサーバーというも のの仕組みが関係しています。それでは、IT初心者の私が、IT初心者に向けて分かりやすく解説していきたいと思います。

DNSとは

DNSとは、Domain Name System(ドメイン・ネーム・システム) の略です。人間が読み取れるドメイン名 (example.co.jp や、www.example.comなど) を機械が読み取れる IP アドレス (192.0.2.44 など) に相互に変換してくれるシステムのことです。また、ドメイン名からIPアドレスを調べることを「名前解決」といいます。

ドメイン名→ [DNSサーバー] → IPアドレス に変換してくれる

IPアドレス→ [DNSサーバー] → ドメイン名 に変換してくれる

IPアドレスとは

IPアドレスとは、ネットワークに接続しているコンピュータの場所を識別するために、個々のコンピュータ(ノート PC、スマートフォン、ウェブサーバーなど)に付与されるアドレスのことで、データ通信をする際、送信元を特定するものです。

ドメイン名とは

ドメイン名は、「example.co.jp 」のように「.」で区切った階層構造で、「jp」は日本(Japan)を、「co」会社(corporation)などを表し、右側から順に下の階層へと広がっていきます。※下記にてドメイン階層と代表的なドメイン一覧をご紹介しております。

【ドメイン階層】

[ルートドメイン(起点)]       . /

[トップレベルドメイン]    jp / com / net

[セカンドレベルドメイン] co ac ne / google amazon / 〇〇 ×× /

[サードレベルドメイン] yahoo /

[ホスト名] www /

またトップレベルドメインには、.jpなど国名を表わす「ccTLD(country code TLD)」や.comなどの「gTLD(generic TLD)」があります。

【代表的なトップレベルドメイン】

ccTLD…au(オーストラリア) , de(ドイツ) , jp(日本) , kr(韓国) , nz(ニュージーランド) , ru(ロシア)

gTLD…com(商業組織用) , net(ネットワーク用) , org(非営利組織用) , info(制限なし) , name(個人名) , mobi(モバイル関係用)

【代表的なセカンドドメイン】

ac(大学などの学校法人など) , co(株式会社や有限会社など) , go(日本国の政府機関など)

or(財団法人や医療法人など) , ne(ネットワークサービス提供者) , ed(おもに18歳未満を対象とする学校組織など)

次に数あるDNSサーバーのうち、Amazonにて提供している Amazon DNS サーバーについて解説したいと思います。

AWSとは

Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス)の略で、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスの総称です。提供サービス数は当初の数十から現在では200以上にまで拡大を続けており、最新のサービス一覧・提供数はAWS公式サイトでご確認ください。

クラウドコンピューティングサービスとは

インターネット経由でコンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションなどを利用することができるサービスの総称です。そもそもクラウドとは「雲」のことです。現在、スマートフォンの写真やアプリケーションを保存する方法としてクラウドへの保存が主流となってきていますよね。

アプリケーションを例として挙げると、通常はPC内にWordやExcelなどの様々なアプリケーションをインストールして利用しますが、クラウドコンピューティングでは、インストールの必要はありません。インターネット環境があれば、クラウド上で提供している機能やサービスを利用することができます。会社のPCからでも、自宅のスマートフォンからでも、同一のデータにアクセスでき、同一のサービスを利用可能です。

AWSで提供しているDNSサービス「Amazon Route53」

全世界に分散された高い信頼性を持つサービスです。数分で開始することができ、なおかつコストパフォーマンスが良いことが特徴です。非常に安価であり、使った分だけの従量課金制です。最低使用量の条件や前払いなどはありません。また、高速・安全が保証されており、AWS の他の機能やサービスと連動するように設計されているという利点もあります。なお、具体的な料金は改定される場合があるため、最新料金はAWS公式サイトでご確認ください。

押さえておきたいポイント

  • DNSは、人間が扱いやすいドメイン名とコンピュータが扱うIPアドレスを相互に変換する「名前解決」の仕組みである。
  • ドメイン名は右側から「トップレベルドメイン」「セカンドレベルドメイン」…という階層構造になっており、階層ごとに意味が定義されている。
  • Amazon Route 53はAWSが提供する高可用性・従量課金制のDNSサービスで、他のAWSサービスとの連携を前提に設計されている。

よくある質問

DNSサーバーが止まるとどうなりますか?

DNSサーバーが機能しないと、ドメイン名からIPアドレスへの名前解決ができなくなり、ブラウザにURLを入力してもサイトに接続できなくなります。IPアドレスを直接指定すればアクセス自体は可能ですが、実用上はDNSが止まるとほぼすべてのWebサービスが利用できない状態になります。

Amazon Route 53は他社のDNSサービスと何が違いますか?

大きな違いは、AWSの他サービス(ELBやCloudFrontなど)とシームレスに連携できる点と、全世界に分散されたインフラによる高い可用性・低レイテンシです。使った分だけの従量課金制で、最低利用量や前払いの縛りがない点も特徴です。

個人でもAmazon Route 53を利用できますか?

はい、AWSアカウントを作成すれば個人でも利用できます。独自ドメインの取得・管理からDNSレコードの設定まで、法人・個人を問わず同じ仕組みで利用可能です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。DNSの仕組みやその他のDNSサーバーについても興味が湧いてきたのではないでしょうか。現在のIT社会において、まだまだ知らないことで溢れかえっていますが、こうしている間にもまた新しい何かが生まれようとしています。ついていけない人なのか、追いかける人なのか、生み出す人なのか。これを機に、また私もしっかりとITと向き合おうと思っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

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