Azure SQLの価格について
最終更新日:2026年8月10日
この記事でわかること
Azure SQLの価格について
| 項目 | Microsoft Azure | AWS | Google Cloud |
|---|---|---|---|
| シェア(国内) | 約30% | 約35% | 約15% |
| 強み | Microsoft製品連携 | サービス数・実績 | データ分析・AI |
| 無料枠 | 12ヶ月無料 | 12ヶ月無料 | 常時無料枠あり |
| 主な資格 | AZ-900 / AZ-104 | CLF / SAA | ACE / PCA |
本記事は個人の意見であり、所属する組織の見解とは関係ありません。
ご了承ください。
ITエンジニアとして日常を過ごしていると、日々新しい情報が次々と登場します。
そんな中で、今回ご紹介するのは、Azure SQLの価格についてです。
Azureはマイクロソフト社が提供しているクラウドサービスですが、著者はAzure SQLの価格については
聞いたことはありましたが、詳細な内容は知りませんでした。
そのため、少しでも多くの読者の皆さまに知ってもらいたい且つ、備忘録も兼ねて今回記事にいたしました。
お付き合いいただければ幸いです。
SQLとは
SQLはデータベース言語の中で、最も普及している言語の一つです。
SQLは、「シークェル」または「シーケル」と呼ばれています。SQLという固有名詞であり、国際標準としてのSQLは、何らかの略語ではないと定義されています。
1970年代、IBMが世界初のRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)である「System R」を開発しました。
その操作を行う「SEQUEL(Structured English Query Language)」が、現在のSQLのベースとなっており、シークェルという読み方もここから来ています。
SQLが使用できるデータベースには、Oracle社のOracle Database、Microsoft社のMicrosoft SQL ServerやオープンソースのMySQLやPostgreSQLなどがあり、
それぞれ異なるデータベースエンジンを搭載していますが、どれもSQLで操作可能です。
Azure SQLとは
Azure SQL Database は、SQL データベースサービスの Azure SQL ファミリの一部で、クラウド向けに構築されたインテリジェントでスケーラブルなデータベースサービスであり、
AI を利用した機能によりピーク パフォーマンスと耐久性を維持します。サーバーレス コンピューティングと自動的にスケーリングするハイパースケールのストレージ リソースで、
リソース管理を気にすることなくコストを最適化します。
Azure SQLの価格について
今回はSQL Database サーバーレス コンピューティング レベルの価格をご紹介いたします。
公式サイトを見ると以下の通りでした。
【要注意】
以下の価格・スペック情報は記事執筆時点のものです。仮想コア数の呼称(Gen5等の世代表記)やCPUプロセッサの種類、料金体系はAzure側の改定により変更されることがあります。最新料金・最新スペックは必ずAzure公式サイトでご確認ください。
・Gen 5
Gen 5 論理 CPU は、Intel E5-2673 v4 (Broadwell) 2.3 GHz、Intel SP8160 (Skylake)、および Intel Xeon Platinum 8272CL 2.5 GHz (Cascade Lake) の
プロセッサをベースとしています。Gen 5 では、1 仮想コア = 1 ハイパー スレッドです。Gen 5 は、大部分のリレーショナル データベース サーバーに適しています。
最小仮想コア数 / 最大仮想コア数 / 最小メモリ(GB) / 最大メモリ (GB) / 料金
0.5 / 40 / 2.02 / 120 / \0.0162325/仮想コア秒(\58.4369/仮想コア時間)
・ストレージ
General Purpose レベルでは、プロビジョニングする Premium BLOB ストレージの料金が発生します。ストレージは、5 GB から 4 TB までの範囲で構成できます (増減は 1 GB 単位)。
GB/月で\12.88
・バックアップストレージ
既定では、データベースの 7 日分のバックアップが RA-GRS Standard BLOB ストレージに保存されます。リテンション期間は最大 35 日間に増やすことができます。破損または削除したデータベースは、
その期間内であれば任意の時点に復元できます。このストレージは、毎週の完全バックアップ、毎日の差分バックアップ、その間に行う頻繁なトランザクション ログ バックアップによって使用されます。
バックアップ コストは、データベースのサイズ、変化率、設定済みのリテンション期間によって異なります。
データベース サイズに等しいバックアップ ストレージ容量が、追加料金なしで提供されます。これを超えるバックアップ ストレージの使用については、月あたりの GB 数で請求されます。
RA-GRS/\22.400/GB/月
押さえておきたいポイント
- Azure SQL Databaseのサーバーレス コンピューティング レベルは、仮想コア数に応じた従量課金制のため、稼働状況によってコストを最適化しやすい。
- 料金はコンピューティング(仮想コア)・ストレージ・バックアップストレージの3要素に分かれて計算される。特にバックアップは既定の範囲を超えると追加課金が発生する点に注意が必要。
- ハードウェア世代や料金体系はAzure側の改定対象になりやすいため、実際の導入検討時は必ず最新の公式価格ページで確認すること。
よくある質問
Azure SQL Databaseのサーバーレスとプロビジョニング済みの違いは何ですか?
サーバーレスは負荷に応じて仮想コア数が自動的にスケーリングされ、使用した分だけ課金される方式です。一方プロビジョニング済みは、あらかじめ確保したコンピューティングリソースに対して固定的に課金される方式です。負荷変動が大きいワークロードにはサーバーレスが向いています。
バックアップストレージの料金はどのように発生しますか?
既定ではデータベースサイズと同等のバックアップストレージ容量までは追加料金なしで利用できます。これを超える分については、RA-GRS Standard BLOBストレージの料金体系に基づき、月あたりのGB数で課金されます。リテンション期間は最大35日まで延長可能です。
Azure SQLの正確な最新料金はどこで確認できますか?
Azure公式サイトの料金ページで、リージョンや通貨、購入オプション(従量課金制・Azureハイブリッド特典等)ごとの最新料金を確認できます。本記事内の金額は執筆時点の参考値である点にご留意ください。
まとめ
Azureは、クラウドサービスなので、業務環境とニーズがマッチすれば、容易に環境を整えることができます。
料金面では、様々なプランが用意されているため、現場のニーズに応じて選択することができます。
IT業界の現在や今後先もクラウドといった環境に急速にシフトしていき、サービス利用者も増えていくと著者は考えます。
今回はAzure SQLの価格についてご紹介しましたが、他のAzureサービスと組み合わせて
利用すればもっと業務効率化や業務改善が図れるのではないかと考えます。
少しでも多くの読者の皆さまがAzureに興味を持っていただけたら幸いです。
機会がありましたら、IT技術の情報を読者の皆さまにまたお届けしていきたいです。
参考文献:
https://hnavi.co.jp/knowledge/blog/sql/
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/sql-database/single/
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