Microsoft Azureはクレジットカードなしで体験できるのか?
最終更新日:2026年8月7日
はじめに
| 項目 | Microsoft Azure | AWS | Google Cloud |
|---|---|---|---|
| シェア(国内) | 約30% | 約35% | 約15% |
| 強み | Microsoft製品連携 | サービス数・実績 | データ分析・AI |
| 無料枠 | 12ヶ月無料 | 12ヶ月無料 | 常時無料枠あり |
| 主な資格 | AZ-900 / AZ-104 | CLF / SAA | ACE / PCA |
Microsoft Azureサービスは「無料アカウント」を取得(サインアップ)することで、30日間、200米ドル相当のクレジット枠内で基本的に制限なく無料で試用することが可能です(クレジット額・有効期間は変更される場合があるため最新情報は公式サイトでご確認ください)。また、無料アカウント上でクレジット枠内の上限があるため、無料期間内に課金されることはありません。しかしながら、無料アカウントの取得には、以前、Azure無料アカウントサービスに使用したことのない、かつクレジットカードとして有効(無効やブロックされず)に使用できるクレジットカードの登録が必須となります。また、同じクレジットカードで再度無料アカウントを取得することはできません。Microsoft Azureサービスでアカウントを作成するにあたり、アカウント所有者が実在する人間であり、ボットや匿名のトラブルメーカーではないことを確認するため、クレジットカード保持者であることを確認することにより認証のコストを低料金に抑えているとのことです。
クレジットカードを登録できたとしても、さまざまなサービスを試したい場合、十分な評価が終わらないうちに、30日間のクレジットや、無料期間が終了してしまう可能性が出てきます。そのために活用できるサービスをご紹介いたします。
この記事でわかること
Microsoft Learnを使用してハンズオン環境で学習
オンライン学習サイト「Microsoft Learn」は、Azureの無料アカウントなどのサインアップ手続きなしで、ハンズオン環境としてMicrosoftのクラウドサービスを利用することが可能です。サインアップ不要で学習できるため、クレジットカードの登録は必要なしでMicrosoft Azureサービスを体感することが出来ます。
Azureの利用を検討しているアプリ開発者、IT管理者、技術者などを対象として、日本語化された多数のモジュールが用意されています。ドキュメントで学びながら、本物のクラウドサービスに触れることができるので、実際に体験しながらスキルを高めることができるようになっています。初心者向けから、プロフェッショナルなユーザーまで実践的に、目標とする知識を習得できるようになっています。また、「自分のパスをカスタマイズする」ことが可能であり、目指しているロール、初級〜上級者向け、興味のあるコンテンツを選択することにより、自分向けの学習内容がカスタマイズされるため、まったく分からない0からの状況からでも求めている学習内容を修学することが可能です。
コースを修了するたびに、知識レベルの確認問題が設問されていたり、EXPポイントを取得できる機能がついており、自分がどれだけ学習できたかについて逐一把握することができます。例えば、Azureサービスであれば、Microsoftアカウントでサインインし、サンドボックス環境をアクティブ化することで素早く準備され、本物のAzure PortalやAzure Cloud Shellを実際に操作できます。
クレジットカードなしでも、Learnで学習を行い、必要なサービスをハンズオンで体感した後、無料アカウントにサインアップして詳しく評価を行い、その後、従量課金制に移行するという選択肢を持つことが可能です。
学生向けサービスAzure for Studentsで試用
上記のように無料期間を試用する前にMicrosoft Learnを使用して学習することが可能ですが、クレジットカードを所持していない学生が、その後サインアップして実際の環境で評価を行う場合は、一部の学生限定ではありますが、Azure for Studentsサービスを活用するのが最適です。
Azure for Studentsは学生向けの無料のAzureサービスです。クレジットカードの登録なしで利用でき、12か月間、100米ドル相当のAzureクレジットが使用できます(クレジット額は変更される場合があるため最新情報は公式サイトでご確認ください)。
ただし、Azure for Studentsに登録するには、18歳以上であり、正式認可を受けた4年制以上の学位授与教育機関の理数/工学/技術関連分野に登録されているフルタイムの学生(簡単に言うと理系の大学生)である必要がありますが、対象の学生であればクレジットカードの代わりに学校のメールアドレスを通じて在学状況を確認するだけで、Azureクレジットを入手することができます。Azure for Studentsサービスでも、通常のAzure無料アカウントと同様に、無料で取得したクレジットを使い切った場合に、メール通知があり、アップグレードの選択が可能です。その場合はクレジットカードもしくはデビットカードなどが必要です。
この記事のポイント
- Azure無料アカウントの取得にはクレジットカード登録が必須だが、「Microsoft Learn」ならサインアップ・カード登録なしでハンズオン環境を体験できる
- 理系の大学生であれば「Azure for Students」でクレジットカード登録なしにクレジット付きの環境を利用できる
- まずMicrosoft Learnで基礎を学び、その後無料アカウントやAzure for Studentsで実環境を評価するステップアップが効率的
よくある質問
- Q. クレジットカードなしでAzureを試す方法はありますか?
- A. 「Microsoft Learn」を利用すれば、サインアップやクレジットカード登録なしでハンズオン形式のサンドボックス環境を体験できます。学生であれば「Azure for Students」もクレジットカード登録不要です。
- Q. Azure無料アカウントとAzure for Studentsは何が違いますか?
- A. Azure無料アカウントは30日間・200米ドル相当のクレジットでクレジットカード登録が必須ですが、Azure for Studentsは対象の学生であれば12か月間・100米ドル相当のクレジットをクレジットカード登録なしで利用できます。
- Q. 無料クレジットを使い切ったらどうなりますか?
- A. メールで通知が届き、従量課金制へのアップグレードを選択できます。アップグレードにはクレジットカードやデビットカードの登録が必要です。
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まとめ
無料アカウント体験は時間が限られています。そのため、特に、Azureを始めてみたい初級者の方などは、仕様がわからない状況から無料アカウントを作成するより、まずはサインアップやクレジットカード登録なしでMicrosoft Learnから初めて学習し、実際の環境を無料期間をフルに使って試行してみる、その後必要なものをアップグレードしていくことがベストであると言えます。ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。
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