Python未経験者向けの方のためにPythonを簡単に紹介

最終更新日: 2026年8月7日

プログラミングで有名な開発言語だとJavaやC言語が有名であり、初学者やプログラマーになろうと思っている方なら聞いたことがあると思います。現在はAI開発が進んでおり、その際に使用される言語がPythonです。PythonはAI・機械学習をはじめ民間企業など様々な場面で幅広く活用されており、人工知能や機械学習を導入したシステムの開発などに使用されています。本記事では、Pythonが未経験の方に向けて、他の言語との違い・メリット・デメリット・学習方法をわかりやすく紹介します。

Python未経験でも取り組みやすい理由

プログラミング言語と聞くと難しいと感じるかもしれません。確かに初学者にとっては覚えることが多く取り組みにくいでしょう。しかしPythonはプログラミングの初学者の方や未経験の方でも他の主流言語と比較すると難易度は低くなっており、コーディングする量も少ないので負担も減ります。Python言語の文法はシンプルであり、ユーザー自身が解読しやすくなっています。最低1行のコードだけで処理を実行することが可能です。JavaやC言語などは2行以上記入しないと処理が正しく実行できません。

PythonとJavaのコーディング比較

Javaの場合(Hello Worldという文字を表示させるプログラム):

public class A {
public static void main(String[]args) {
System.out.println("Hello World");
}
}

Pythonの場合(Hello Worldという文字を表示させるプログラム):

print('Hello World')

二つのプログラミングコードを比較すると、Python言語の方が記述するコードが短く、他人が見ても解読しやすいことが分かると思います。

Pythonのメリット

未経験でも学びやすい

上記でPythonとJavaのコーディングの違いを記述した通り、Pythonのコードは記述量が少なく読みやすくなっており、プログラミング初学者の方にお勧めです。

先端技術の開発案件に携わることができる

PythonはAI技術開発に適したプログラミング言語です。今後ますますAIの技術が進歩していくことによりプログラマー等の技術者が必要となっていきます。そのため先端技術開発に適した案件に携わることができます。

AI機能に適したライブラリが豊富である

Pythonは機械学習や分析機能などのライブラリが豊富であり、統計や自動機能システムの開発に適したものとなっています。代表的なライブラリにはNumPy・Pandas(データ処理)、Matplotlib・Seaborn(可視化)、scikit-learn(機械学習)、TensorFlow・PyTorch(ディープラーニング)があります。

SNSなどはPythonでも開発することができる

YouTubeやInstagramなどといった若者向けのSNSにもPythonが使用されています。ユーザーが投稿した動画や画像などといった大量のデータを処理するときにPythonプログラムが使用されております。

Pythonのデメリット

案件が限られてくる

AIといった先端技術やデータ分析の業務に携わることができますが、案件が限られてしまうのがデメリットです。外注案件やエンジニア向けの転職サイトを見てみるとデータ解析業務などの案件が多く見られます。数字や数学に抵抗力が高い方には厳しいでしょう。Javaなど以前から主流となっている開発言語は案件が多く内容も多岐にわたります。先端技術を活かした開発言語を学んでいるとアピールができるので学ぶ価値はあります。

Pythonの特徴

Pythonは対話機能がありユーザーが使用しているパソコンのコマンドプロンプトからでもPythonを使用することが可能です。他にもJupyterといったPython開発に適した実行環境もあります。

Pythonプログラムはロボット開発にも使用されており、ペッパー君(Pepper)にもこの技術が使用されています。

Python未経験者の学習方法

未来の先端技術や自動機能プログラムを作成したいが、初学者だと何で勉強すればいいか悩むことがあると思います。入門書などは複数あり、Javaと比べ参考書は厚くないので取り組みやすいと思います。しかし書籍だと画像やイラストが掲載されていますが、リアルな動きを見ることができないので、学習動画を見ながら実際にプログラミングすることをお勧めします。無料で見ることができたり、月額有料ですが初心者向けのプログラミング解説動画などたくさんあるので分かりやすいと思います。サイトによっては質問などもできるので疑問点など解消することができるでしょう。

Python・JavaScript・R 比較表

言語 主な用途 初心者向け度 AI・データ分析
Python AI・機械学習・データ分析・Web開発・自動化 ★★★★★(最も学びやすい部類) ◎ 最強(ライブラリが最も豊富)
JavaScript Webフロントエンド・Node.jsバックエンド ★★★★(ブラウザで即実行可能) △ TensorFlow.jsあるが限定的
R 統計分析・学術研究・データ可視化 ★★★(統計知識があると学びやすい) ○ 統計分析に特化
Java 企業系システム・Android・Web ★★(記述量が多く初心者には難) △ ライブラリが限定的

よくある質問

Q. PythonとJavaScriptはどちらを先に学ぶべきですか?
A. 目的によります。Webフロントエンド(見た目のある画面を作りたい)ならJavaScriptが先。AI・データ分析・自動化スクリプトを書きたいならPythonが先です。「とにかくプログラミングの感覚をつかみたい」という場合は、ブラウザの開発者ツールで即実行できるJavaScriptを触るのも良いですが、将来的にAI・機械学習方向を目指すならPythonへの移行は必要になります。
Q. PythonのライブラリNumPy・Pandas・Matplotlibとは何ですか?
A. NumPyは数値計算の高速化を担うライブラリで、行列演算に強みがあります。Pandasはエクセルのような表形式データを扱うライブラリで、CSVの読み込み・フィルタリング・集計が簡単にできます。MatplotlibはグラフやチャートをPythonで描くためのライブラリです。データ分析をする場合、この3つがセットで使われることが多く「Pythonデータ分析の三種の神器」とも言われます。
Q. ペッパー君(Pepper)にPythonはどのように使われていますか?
A. ソフトバンクロボティクスのPepperはNAOqiというRobot Operating System上で動作し、Python SDKが公式に提供されています。音声認識・顔検出・感情分析などのAI機能をPythonで制御できます。ペッパー君のような産業用・サービスロボットの開発では、PythonのAI・機械学習ライブラリとROS(Robot Operating System)が組み合わせて使われることが多く、IoT・ロボット分野でもPythonのニーズが高まっています。
Q. Pythonの「対話機能」とは具体的にどういうことですか?
A. Pythonはインタープリタ型言語のため、コマンドプロンプト(Windows)やターミナル(Mac/Linux)で「python」と入力すると、1行ずつコードを入力して即座に結果を確認できる対話モードが使えます。例えば「2 + 3」と入力するとすぐに「5」と返ってきます。この対話機能がJupyter Notebookに発展しており、セルにコードを書いてShift+Enterで実行 → すぐ結果が見える形式は、試行錯誤しながら分析するデータサイエンスの作業スタイルと非常に相性が良いです。

まとめ

  • Pythonの最大の特徴は「1行のコードで処理を実行できる」シンプルな文法。JavaやC言語より記述量が大幅に少なく、他人のコードも読みやすい
  • メリットは「学びやすさ」「AI・機械学習案件への参入」「NumPy・Pandas・scikit-learn等の豊富なライブラリ」「YouTube・Instagramなど大規模サービスでの採用実績」
  • デメリットはデータ分析・AI系に案件が偏るため、数学・統計が苦手な場合は取り組みにくい案件も多い。ただし「先端技術を扱える」ことは強力な自己アピールになる
  • JavaやC言語の経験者は文法の学習が早く進みやすい。初学者でも、まずGoogle Colab(無料・ブラウザで即実行)を使って対話的にコードを試すと感覚をつかみやすい
  • 学習方法は「動画を見ながらコーディングを実践する」のが最も効果的。無料〜月額有料まで多数の学習リソースがあり、質問機能があるプラットフォームが初学者には特におすすめ

▼ アクロビジョンについて

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