Pythonプログラマーはどんなことができるの?将来性・専門性を簡単解説
最終更新日: 2026年8月7日
プログラマーを目指している方、現在プログラマーとして活躍している方であれば、「Python」に興味を持ったことがあるのではないでしょうか。「どんなものを作りたいのか」「仕事を請け負うにあたって、シェア率はどの程度なのか」「一体年収はいくらになるのか」様々な疑問が出てくると思います。今回はPythonプログラマーができること、世界的シェア率はどの程度か、一体いくら稼げるのかを簡単に解説していきます。
Pythonプログラマはどんなことができるの?
Pythonプログラマができることを挙げると、大きく下記の二つです。
- 機械学習(AI)
- データサイエンス
それぞれ詳しく解説していきます。
・機械学習(AI)
AI開発や機械学習を行うにあたって、Pythonはもっともメジャーに使われている言語です。理由を一つ挙げるとしたら、「ライブラリが豊富」ということがいえるでしょう。他の言語にもライブラリの用意はありますが、例えばマルコフ連鎖を行って会話を成立させたり、ビッグデータを活用した分析を行う際に無料で公開されている外部ライブラリが豊富に用意されています。使用するIDEもツールを利用すれば容易にダウンロードがされるため、他の言語ではかなり手間がかかる部分をPythonを利用することでスムーズに作業をすることが可能です。そのため、機械学習を利用する際にはPythonが利用されることが多いのです。
・データサイエンス
上記と重複しますが、データサイエンスには機械学習を用いて処理を自動化する場面が多くあります。その際にも、外部ライブラリを利用して目的に合わせてダウンロードという作業が必要になります。Pythonには豊富なライブラリが用意されているため、利用される場面が多いということです。
Pythonのシェア率は?
Pythonのシェア率は2020年時点で約25%と言われており、世界の4分の1のシェアを誇っています。日本で流行したのは2000年代以降ですが、AI(人工知能開発)が発達してから注目度を増し、プログラミング言語の中で人気度も年々上がっています。Javaのような組み込み系、Web系と汎用性の高い言語と比べると求人数は少ない状況ですが、データサイエンスの分野でも注目されている言語のため、ビッグデータを活用する企業ではPythonを利用してデータ解析を行う場合が多いです。まだまだPythonを習得しているプログラマーは少ないため、知識を習得していれば今後市場価値は上がっていくことでしょう。
一体年収はいくらになるのか?
気になるPythonプログラマーの年収ですが、年収中央値は575万円(2018年時点)と言われています。もちろんプログラマーの年収幅は他の職種より広くなりますが、世界基準で見ても平均年収は他の言語と比べて高くなります。前項で少し触れましたが、機械学習やデータサイエンスの分野では統計学の知識や数学的知識、もちろんプログラムの知識も必要になってくるため求められる知識も非常に多くなります。そう考えると、他の言語と比べて年収が高くなるのも納得です。これからプログラミングを勉強する方は、ぜひ希望を持って学習を進めてみてください。
未経験でもなれるの?
ここまでの話を見ると未経験だと少々ハードルが高いように感じますが、Pythonプログラマーは未経験でも挑戦することは可能です。言語の特性として「ソースコードがシンプルである」「オブジェクト指向である」「インタラクティブシェルがある」ことが挙げられます。「初心者はまずこの言語から!」という考え方もありますが、興味のあるところから始める方が上達はしやすいです。今は未経験の方向けのオンライン授業や、様々なツールが出ているため、Pythonの初歩に触れる手段はたくさんあります。意外とすんなり理解できる言語なので、ぜひ挑戦してみてください。
Python vs 他言語 年収・需要比較表
| 言語 | 主な用途 | 平均年収目安 | 将来性 | 初心者向け |
|---|---|---|---|---|
| Python | AI・機械学習・データサイエンス | 600〜900万円 | ◎(AI需要で急拡大) | ○(シンプルな構文) |
| Java | 業務システム・Android・サーバー | 500〜800万円 | ○(求人数が多い) | △(型や構文が複雑) |
| JavaScript | Web開発(フロント・バック) | 450〜750万円 | ○(Web需要は安定) | ○(ブラウザで即実行) |
| Ruby | WebアプリOpen / スタートアップ | 400〜700万円 | △(求人数は減少傾向) | ○(Rails で即戦力) |
よくある質問
まとめ
- Pythonプログラマーの主な活躍分野は「機械学習(AI開発)」と「データサイエンス」の2つ。豊富な無料ライブラリがPythonをこれらの分野のデファクトスタンダードにしている
- 世界シェア率は約25%(2020年時点)でプログラミング言語の中でも上位。AI・データサイエンスの普及により人気度・求人数は年々増加傾向
- 年収中央値は575万円(2018年時点)で、機械学習やデータサイエンス分野のスキルを組み合わせると更に高くなる可能性がある
- 「ソースコードがシンプル」「オブジェクト指向」「インタラクティブシェル」の3つの特性から、未経験者でも学びやすい言語
- 奥が深い言語ながら便利なライブラリも兼ね備えており、専門性・将来性を両立した言語。AI開発もPythonを使えば未経験から一つのプログラムを作り出すことができる
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