One Note と One Driveとは何なのか?

最終更新日:2026年8月5日

One NoteとOne Drive

One NoteとOne Driveは共にMicrosoft社が提供するサービスです。名前も似ていることから混同されがちな2つのサービスですが、そもそも具体的にはどういったサービスなのでしょうか?本記事ではOne NoteとOne Driveのサービスの内容を紹介し、その違いなどについても説明していきます。

One Noteとは

One NoteはMicrosoft社が提供するデジタルノートアプリです。他にもEvernote、Goodnotesなどが有名なデジタルノートアプリとして挙げられます。デジタルノートアプリとは、そのままですが電子機器を媒体としてノートを残すことが出来るサービスです。打ち合わせやセミナー、ミーティングの際にメモを取りたいことがあっても手元に手帳しかなくスペースが限られているため、中々メモを取りづらいことがあります。デジタルノートアプリを用いればこういった悩みを解消できます。キーボードからの入力でテキストを残すことも可能ですし、タブレットやスマートフォンの画面に直接手書きで入力することも可能です。アプリケーションによっては、簡単なタスク管理の機能がついていたり、手書きの文字を識別して検索することも可能であったり、会話やコメントをノートに残すことが可能であったり、様々な機能が付いてきます。この機能面や料金面などでそれぞれのアプリが差別化されているため、用途に合わせて最適なアプリケーションを選ぶことが出来ます。

では、具体的にOne Noteはどういった特徴を備えたデジタルノートアプリなのか?という説明をしていきます。One Noteの最大の特徴はその自由度の高さと他のMicrosoft社の製品と連携させた時の便利さにあります。先述しましたが、メモをキーボード入力で残せるのは勿論のこと、手書きでメモを残すことも可能であり、さらには画像や動画、音声の貼り付け等の貼り付けも自由であり、ペンを使用してイラストを描いて残したり、図形や画像を挿入することも可能です。記入の仕方は本当に何でもありです。他のMicrosoft社製品との連携について触れさせていただきますと、保存したノートをWordに変更することが可能であり、更にはOne NoteをToDoとしてOutlookと連携させることも可能です。用途も多岐にわたり、ビジネスシーンから普段のプライベートでちょっとメモを取る時にもワンクリックですぐに使えるため、その簡便性は非常に高いです。

利用方法についてですが、ブラウザからそのまま使えるWeb版One Noteは無料で利用可能です。より高度な機能(大容量の添付ファイル、Copilotによる要約・下書き支援など)を使いたい場合は、パッケージ版Office製品のライセンスを購入するか、Microsoft 365(旧称:Office 365)を契約することでデスクトップアプリ版One Noteを利用できます。他のOffice製品と合わせて併用する形でデジタルノートアプリを使用したい場合には非常に役立つツールとなります。

⚠️ アプリ名称・提供形態の変更について:以前はWindows 10搭載PCに「OneNote for Windows 10」という別アプリが標準搭載されていましたが、現在このアプリは提供終了となっています。現在はMicrosoft 365に含まれるデスクトップ版One Note、またはブラウザからそのまま使えるWeb版One Note(無料)に一本化されています。古い記事やヘルプページで「OneNote for Windows 10」という表記を見かけた場合は、この統合を念頭に読み替えてください。

One Driveとは

One DriveとはMicrosoft社が提供するオンラインストレージサービスです。オンラインストレージサービスは、その名の通り、オンラインで使用できるストレージを提供するサービスです。クラウド上に各種ファイルを保存することが出来、デバイスとネット環境さえ用意できればPCからでもスマートフォンからでもアクセス出来るようになります。One DriveはMicrosoftアカウントと紐づけられているため、アカウントを持っていれば誰でも利用可能です。容量制限はありますが、料金を支払うことでデータ容量を増やすことも可能です。ビジネス用に容量無制限のプランなども用意されており、自分の用途や使用したいデータ容量に合わせてプランを変更することが可能です。One Driveの利点として他に挙げられる点は、他のMicrosoft社製品との連携性が優れているところです。Officeの各種アプリケーションで作成したファイルの保存先をOne Driveに指定することで、いつでも、どこからでもファイルにアクセスし編集することが可能になります。また、バックアップとして利用することも可能で、One Driveにファイルをアップロードしておくことで万が一手元にあるファイルに問題が生じてしまった場合に直ちに復旧を行うことが出来ます。

One Driveの容量・料金プラン(2026年時点)

プラン 容量 月額(税込目安)
無料アカウント 5GB 無料
Microsoft 365 Basic 100GB ¥260
Microsoft 365 Personal 1TB ¥2,130
Microsoft 365 Family 最大6TB(1人あたり1TB、最大6人) ¥2,740

※Microsoft 365 PersonalおよびFamilyプランには、Copilot機能を搭載したWord・Excel・PowerPoint・Outlook・One Noteのデスクトップアプリが標準で含まれています。料金・容量は改定される場合があるため、契約前に必ずMicrosoft公式サイトで最新情報をご確認ください。

One NoteとOne Driveの違い比較表

項目 One Note One Drive
サービスの種類 デジタルノートアプリ オンラインストレージサービス
主な用途 メモ・アイデアの記録、手書き入力、タスク管理 ファイルの保存・共有・バックアップ
無料での利用 Web版は無料で利用可能 5GBまで無料
保存できるもの テキスト・手書き・画像・音声・動画メモ あらゆる形式のファイル
他製品との連携 Word・Outlook(ToDo)など Office全アプリの保存先として利用可能

One NoteとOne Driveの効果的な使い方

前述の項で何回も記述させていただきましたが、One NoteとOne Driveの最大の利点は他のMicrosoft社の製品との連携性が非常に高いことです。One NoteとOne Driveの相性も良く、One Noteに記述した内容の保存先をOne Driveに設定しておくことで、ネットを通じてメモした内容をどこでも確認することが可能になります。プライベートでパッと思いついたアイデアをOne Noteにメモしておき次の仕事の際に確認するもよし、買い物メモとしてノートに記述しておき出先でスマートフォンなどのデバイスを用いてメモの内容を確認するもよし、この2つのサービスを組み合わせることで用途の幅がさらに広がります。

よくある質問(FAQ)

Q. One Noteは無料で使えますか?

ブラウザからアクセスするWeb版One Noteは無料で利用できます。より高度な機能(大容量の添付ファイル保存やCopilotによる要約・下書き支援など)を使いたい場合は、Microsoft 365の契約が必要です。

Q. One Driveの無料容量はどれくらいですか?

無料のMicrosoftアカウントでは5GBまで利用できます。それ以上の容量が必要な場合は、Microsoft 365 Basic(100GB)・Personal(1TB)・Family(最大6TB)などの有料プランへの加入が必要です。

Q. One NoteとOne Driveの違いは何ですか?

One Noteはメモや手書きメモを残すための「デジタルノートアプリ」、One Driveはファイルをクラウド上に保存する「オンラインストレージサービス」です。役割が異なるため、多くの場合は両方を組み合わせて使用します。

Q. Windows 10に入っていたOneNoteアプリは使えなくなったのですか?

かつて標準搭載されていた「OneNote for Windows 10」は提供終了となりました。現在はMicrosoft 365に含まれるデスクトップ版One Note、またはブラウザで使えるWeb版One Noteに一本化されています。引き続きOne Note自体は利用できるためご安心ください。

Q. One NoteのデータをOne Driveに保存できますか?

はい、可能です。One Noteのノートブックの保存先をOne Driveに設定しておくことで、パソコン・スマートフォンなど複数のデバイスから同じメモを確認・編集できるようになります。

まとめ:One NoteとOne Drive

この記事のポイント:

  • One Noteは「デジタルノートアプリ」、One Driveは「オンラインストレージサービス」で、役割が異なる
  • One NoteはWeb版なら無料、One Driveも5GBまでは無料で利用できる
  • かつての「OneNote for Windows 10」は提供終了し、現在はMicrosoft 365版・Web版に一本化されている
  • Microsoft 365 Personal/Familyプランには容量拡張に加えCopilot機能付きのOne Noteデスクトップアプリが含まれる
  • One Noteの保存先をOne Driveに設定すれば、どのデバイスからでもメモを確認できて非常に便利

ここまでお読みいただきありがとうございました。いかがだったでしょうか?One NoteとOne DriveはWindows環境下でOffice製品をよく使われる方には非常にオススメしたいツールです。オンラインストレージ、デジタルノートアプリを活用することでもっと普段の何気ない日常を便利にしていきましょう!

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