Outlook365の便利な機能について
最終更新日:2026年8月4日
はじめに
Outlookとは、Microsoft Officeに含まれている個人情報管理ソフトウェアです。「メール」の他、「予定表」、「連絡先管理」、「タスク管理」、「メモ」などの機能が実装されています。
Microsoft Officeには大きく分けて「クラウド版(サブスクリプション型)」と「パッケージ版(買い切り型)」の2種類があります。まず、この2つの違いや特徴について簡単にご紹介いたします。
Microsoft 365(クラウド版)について
クラウド版(Microsoft 365)は端末を問わず常に最新の状態でOfficeを利用することができます。「Windows PC」「Mac」だけでなく、タブレットやスマートフォンでも使用できるため、外出中でも利用可能です。
※旧称「Office 365」は2020年4月に「Microsoft 365」へブランド名が統一されました(アプリ単体のサブスクリプションは現在「Microsoft 365 Apps」という名称です)。「Outlook365」という呼び方は、この旧ブランド名に由来する通称として今も広く使われています。
Microsoft 365(クラウド版)の主な特徴
- 月々、または年間で料金を支払う「サブスクリプション型」の契約
- 複数の端末で利用可能(同一ユーザーであれば、プランに応じて最大15台程度までアプリのインストールが可能)
- 常時最新のバージョンで利用可能
- クラウドストレージ(OneDrive)が付属
Office(パッケージ版)について
Office 2019・Office 2021・Office 2024のようなパッケージ版もOffice 365(Microsoft 365)も、アプリの基本機能としては大きな違いはありません。大きく違うのは、Microsoft 365は絶えず新しい機能が追加されていくのに対し、パッケージ版はバージョンアップ時に買い換えなければ新機能を利用できない点です。
※本記事の公開当初は最新パッケージ版が「Office 2019」でしたが、現在は「Office 2021」「Office 2024」が最新の買い切り版として提供されています。
Office(パッケージ版)の主な特徴
- 最初に料金を払い購入する「永続ライセンス」
- 最新版を使用する場合、再度新しいライセンスの購入が必要
- オフラインでの使用が可能
- ダウングレード権があり、必要に応じて旧バージョンを使用することも可能
Outlookの便利な機能
次に、Outlookを使用する際に活用できる便利な機能についてご紹介いたします。
定型文の登録
頻繁に使用する定型文を登録することで時間の短縮になります。定型文の登録は以下の手順で設定可能です。
- Outlookメール作成画面から、本文にて登録したい定型文を入力後、選択する
- 「挿入」>「クイックパーツ」>「定型句」>「選択範囲を定型句ギャラリーに保存」をクリック
- 「新しい文書パーツの作成」ダイアログが表示される
- 「名前」項目欄に定型文を呼び出す際のキーワードを入力し「OK」を押下
- 実際にメール本文でキーワードを入力後、「ENTER」で定型文が挿入される
使用頻度の高い定型文は毎回入力すると時間がかかるため、一度登録しておくと非常に便利な機能です。
Outlookの便利なショートカットキー
仕事の効率化につながる10個のショートカットキーをご紹介いたします。
| ショートカット | 機能 |
|---|---|
| Ctrl + R | 返信 |
| Tab / Shift + Tab | 次/前のマスへ移動 |
| Esc | 閉じる/止める/クリア |
| Ctrl + F | 転送 |
| Ctrl + < / > | 次/前のメールへ |
| Ctrl + N | 新しいアイテムの起動 |
| Ctrl + Enter | メールの送信 |
| Ctrl + E | メールの検索 |
| Ctrl + Shift + < / > | 文字のフォントサイズを縮小/拡大 |
| Ctrl + 1 / 2 | メール画面⇔予定表画面の切り替え |
指定した日時でのメール自動送信
Outlookでは日時を指定してメールを自動送信することができます。
- メール本文作成後、「オプション」タブ>「配信タイミング」をクリック
- 「プロパティ」のダイアログが表示されるので、「指定日時以降に配信」にチェックを入れ、日時と時刻を指定してウィンドウを閉じる
- 「送信」をクリックするとメールが指定した日時で送信される
※送信元がMicrosoft Exchange Serverアカウントを使用していない場合は、指定した日時にOutlookを起動しておく必要があります。Microsoft Exchange Serverアカウントとは、マイクロソフト製のグループウェアサーバー用アカウントのことです。会社がこのサーバーを利用している場合は、Outlookの機能をさらに拡張できます。
誤って削除したメールの復元方法
誤ってメールを削除してしまった場合、まず「削除済みアイテム」フォルダを確認してください。フォルダ内に残っている場合はもう一度、受信トレイに戻すことができます。
Microsoft Exchange Serverアカウントを使用している場合は、「削除済みアイテム」からさらに削除されたメールであっても以下の手順で復元可能です。
- 「フォルダー」タブ>「削除済みアイテムを復元」をクリック
- 「削除済みアイテムを復元」のダイアログに削除されたメールの一覧が表示される。復元したいメールを選択後、ダイアログ左上のメールアイコンをクリック
よくある質問(FAQ)
Q. 「Outlook365」と「Outlook」は違うものですか?
基本的には同じOutlookアプリを指しますが、「Outlook365」はMicrosoft 365(旧Office 365)のサブスクリプションに含まれるOutlookを指す通称として使われることが多いです。パッケージ版Officeに含まれるOutlookと機能面での大きな違いはありませんが、更新頻度やクラウド連携機能に差があります。
Q. 削除済みメールが「削除済みアイテムを復元」にも見当たりません。復元できますか?
完全に削除されてから一定期間が経過すると、通常の操作では復元できなくなります。企業でMicrosoft Exchange Online(Microsoft 365)を利用している場合は、情報システム部門やMicrosoft 365管理者にバックアップからの復元が可能か確認してください。
Q. どのショートカットキーから覚えるのがおすすめですか?
まずは使用頻度の高い「Ctrl+R(返信)」「Ctrl+N(新規作成)」「Ctrl+Enter(送信)」の3つから覚えると、日常業務の効率化を実感しやすいです。
まとめ
この記事のポイント:
- OutlookはMicrosoft Officeに含まれる個人情報管理ソフトウェアで、メール・予定表・連絡先・タスク管理等の機能を持つ
- Microsoft 365(クラウド版)は常に最新版を複数端末で利用でき、パッケージ版(買い切り型)は永続ライセンスでオフライン利用が可能
- 定型文登録・ショートカットキー・送信予約・削除メール復元など、知っておくと業務効率化につながる機能が複数ある
- 「Office 365」は現在「Microsoft 365」に名称統一されているが、「Outlook365」という通称は今も広く使われている
今回ご紹介した便利機能が、みなさまの作業効率化に役立てば幸いです。
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