Share Pointとオンプレミスについて
最終更新日:2026年8月7日
この記事でわかること
SharePointとオンプレミスの違いや特徴を知りたい方に向けて、それぞれの概要と比較をまとめました。SharePointまたはオンプレミスを検討されている方の参考になれば幸いです。
SharePointとは
SharePointは、Microsoft 365(旧Office 365)から提供されているサービスの1つで、「ファイルの共有・情報の共有」を目的に企業向けに開発されたサービスです。SharePointにファイルをアップロードして管理できるようにし、アクセスできるユーザーが同時にそのファイルを操作することができます。
具体例として、自宅でテレワークしている社員と会社に出社している社員が共同で企画を作成することが、SharePointを利用することで実現できます。つまり、組織単位のプロジェクトを場所を問わず円滑に進めることができます。
SharePointの主な便利な機能は以下の通りです。
- ワークフロー:メールやチャットでは煩雑化しやすい業務の流れをシステム上で完結。Power Automateとの連携でさらに自動化が進む
- チームサイト(ポータルサイト):部門・部署・プロジェクトごとにポータルサイトを作成。豊富なテンプレートが標準で用意されており、情報共有や共同作業に活用できる
- コンテンツ管理:チームサイト内のライブラリやリストを管理。画像・ドキュメント・発注書などの保管に加え、アプリを追加することでアンケートフォームや掲示板も作成可能
- 検索機能:ファイルだけでなくシステム上の情報を全文検索で素早く発見
- Microsoft製品との連携:Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft製品と連携してSharePoint上で編集・共有が可能
- 他デバイスからアクセス:スマートフォン・タブレット向けのSharePointモバイルアプリがあり、デバイスを問わず利用できる
オンプレミスとは
オンプレミスはサーバーを運用する方法の1つです。サーバー・ネットワーク・ソフトウェアなどを自社で導入・運用するという意味です。現在ではインターネット上に仮想サーバーを用意する「クラウド」が普及してきており、オンプレミスはクラウドと区別するための対義語として使われています。
オンプレミスの主な特徴は以下の通りです。
- カスタマイズ性が高い:自社で最初から構成するため、クラウドよりも自由で柔軟なカスタマイズが可能
- 社内システムと連携・統合しやすい:自社でネットワークシステムを構成するため、他の社内システムとの連携・統合が比較的容易
- セキュリティ性が高い:自社のクローズドなネットワーク内でシステムを運用するため、外部からの脅威に強い
- 初期コストがかかる:サーバー・ネットワーク機器・ソフトウェアの初期費用に加え、サーバールームの家賃・光熱費・警備費・専任担当者の人件費・ベンダー保守費用なども継続的に発生する
- 構成に時間がかかる:ハードウェア調達・環境カスタマイズなど導入までに時間が必要
- 障害対応は自社:ネットワーク障害などのトラブル発生時は自社で対応する必要がある
SharePointとオンプレミスの比較
| 項目 | SharePoint Online(クラウド) | オンプレミス(自社サーバー) |
|---|---|---|
| 初期コスト | 低い(月額サブスクリプション) | 高い(サーバー・機器・構築費用) |
| カスタマイズ性 | 範囲に制限あり | 高い(自由度が高い) |
| リモートアクセス | ブラウザ・アプリでどこでもアクセス可 | VPN等の設定が必要 |
| セキュリティ管理 | Microsoftが管理(定期的な更新あり) | 自社で全責任を持つ |
| 障害対応 | Microsoftが対応(SLAあり) | 自社対応が必要 |
| 導入までの時間 | 短い(即時利用開始可能) | 長い(調達・構築・設定に時間が必要) |
よくある質問(FAQ)
まとめ
- SharePointはMicrosoft 365のクラウドサービスで、ファイル・情報の共有・同時編集・業務プロセス管理ができる
- SharePointはワークフロー・チームサイト・コンテンツ管理・検索・Microsoft製品連携など多彩な機能を持つ
- オンプレミスはカスタマイズ性・社内システム連携・セキュリティに優れるが、初期コストや構築・維持費用がかかる
- SharePoint Online(クラウド)は初期コスト低・リモートアクセス・障害対応をMicrosoftに任せられるメリットがある
- 業務のリモートワーク対応やMicrosoft 365との統合を重視するならSharePoint Onlineが有力な選択肢
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