SharePointのチームサイトについて
最終更新日:2026年8月6日
ファイル共有・情報共有を目的としたMicrosoftの企業向けサービス「SharePoint」では、プロジェクトチーム用の「チームサイト」を簡単に作成できます。本記事ではSharePointのチームサイトの機能と、具体的な作成手順を解説します。
SharePointのチームサイトでできること
SharePointで作成できるチームサイトは、プロジェクトチームのメンバーが日常的に使用するファイル・コンテンツ・情報・アプリケーションにアクセスできる共有スペースです。主な機能は以下のとおりです。
- ファイルの保存と共同作業:Word・Excel・PowerPointなどのOfficeファイルをクラウド上に保存し、複数人で同時編集できる
- 情報のリスト作成・管理:タスクリスト・予定表・カスタムリストでチームの情報を整理できる
- マルチデバイス対応:PC・スマートフォン・タブレットなどデバイスを問わず、どこからでもアクセス可能
- アクティビティフィード:最近のサイトアクティビティ(誰が何のファイルを更新したか等)を一目で確認できる
- リンク集・Webパーツ:重要なファイル・アプリケーション・Webページへのリンクを一覧化できる
チームサイトの作成方法
Microsoft 365またはSharePointにログインした状態で以下の手順を実施します。
- SharePointページの上部にある「サイトの作成」を選択し、「チームサイト」オプションを選ぶ(管理者設定によってはデザイン選択画面が表示される)
- チームサイトに名前を付ける(プロジェクトメンバーが一目でわかる名前を推奨)。SharePoint Server 2019以外では、同じ名前のMicrosoft 365グループのメールアドレスが自動作成される
- 「サイトの説明」ボックスに、サイトの目的がわかるテキストを入力する
- 「プライバシー設定」で「公開 – 組織の全ユーザーがアクセス可能」または「非公開 – メンバーのみアクセス可能」をプルダウンから選択する(SharePoint Server 2019を使用している場合はここで「完了」)
- チームサイトの使用言語を選択する
- 「所有者の追加」ボックスに、サイト管理を希望する他のユーザーの名前またはメールアドレスを追加する
- 「メンバーの追加」ボックスに、参加させたいユーザーの名前またはメールアドレスを追加し、「完了」をクリックする
作成後はチームサイト内にコンテンツを追加して、プロジェクト情報を整備していきましょう。
なお、管理者によって「サイトの分類」が有効にされている場合は、機密度に応じた分類ラベルを選択できます。
チームサイトとコミュニケーションサイトの違い
SharePointには「チームサイト」以外に「コミュニケーションサイト」があります。用途に応じて使い分けましょう。
| 比較項目 | チームサイト | コミュニケーションサイト |
|---|---|---|
| 主な目的 | チーム内の共同作業・ファイル管理 | 広い対象への情報発信・閲覧 |
| 対象ユーザー | プロジェクトメンバー(少人数) | 社内全体・不特定多数 |
| 共同作業 | ◎ 適している | ✕ 適していない |
| Microsoft 365グループ | 自動作成される | 作成されない |
| 主な用途 | プロジェクト管理・ファイル共有 | 社内報・ニュース配信・ポータル |
社内全体への情報発信(社内報・ニュースポータル)にはコミュニケーションサイトを、特定チームでの共同作業にはチームサイトを選ぶのが基本方針です。
よくある質問(FAQ)
まとめ
- SharePointのチームサイトはプロジェクトチームでのファイル共有・共同作業・情報管理に特化したサービス
- Microsoft 365(SharePoint Online)から7ステップでチームサイトを作成でき、プライバシー設定(公開/非公開)も選択可能
- チームサイト作成時にMicrosoft 365グループが自動作成されるため、TeamsやOutlookとのシームレスな連携が実現する
- 広い対象への情報発信には「コミュニケーションサイト」、特定チームの共同作業には「チームサイト」を使い分けるのが基本
- 社内報・ポータルサイトとしての活用も可能で、社員同士のコミュニケーション活性化に役立てられる
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