SharePointって何?Office 365と何が違うのか

最終更新日:2026年8月4日

SharePointはファイル・情報共有サービスであり、業務におけるファイルや情報を全て一つのシステムに集約することができます。これによりファイル・情報共有に効率性が生まれ、組織内のコミュニケーションや業務を円滑にします。本記事では SharePoint の基本機能から Microsoft 365 との違い、料金、活用方法まで解説します。

SharePointとは?主要機能7つ

SharePointはMicrosoftが提供するファイル・情報共有プラットフォームです。ビジネスにおいて重要な機能を以下にまとめます。

SharePoint 主要機能7つ 早見表
機能 概要
チームサイト ポータルを簡単に立ち上げることができ、掲示板などの情報共有スペースをチームごとに作成可能
ワークフロー メールでのコミュニケーションでは煩雑化しやすいワークフローをシステム上で完結
エンタープライズ検索 全文検索でファイルだけでなくシステム上の様々な情報を検索可能
コンテンツ管理 ファイルはバージョンごとに管理されているため最新版の確認や過去バージョンへの復元が簡単
アンケート 簡単に作成・集計できるアンケート機能で社員の声を吸い上げることができる
外部共有 外部ユーザーを招待することで組織外の人ともファイル・情報共有が可能
共同作業 システム上に保存されているOfficeファイルはチーム内でリアルタイム共同作業が可能

これらSharePointの機能はビジネスシーンに最適な状態で提供されています。SharePointを利用することで情報のやりとりが迅速に行えるようになり、業務の”ムダ”や”ムラ”を削減することにつながるでしょう。

SharePoint Server vs Online の違い

SharePointにはサーバー設置型とクラウド型の2種類があります。

SharePoint Server vs SharePoint Online 比較
項目 SharePoint Server SharePoint Online
インフラ 社内サーバーが必要 クラウド(サーバー不要)
最新版 SharePoint Server Subscription Edition(SE)2024 常に最新版が自動適用
運用管理 自社IT部門が必要 Microsoft側で管理
カスタマイズ性 高い 制限あり
モバイルアプリ 対応 対応(iOS・Android)

サーバー設置の必要がないSharePoint Onlineは導入コスト・管理負荷が低いため、近年は特に中小・中堅企業での導入が増えています。一方SharePoint Serverは大規模なカスタマイズや高セキュリティ要件が必要な大企業で根強い人気があります。

SharePoint Onlineの料金(2026年現在)

SharePoint Online単体での主要プランは「プラン1」と「プラン2」の2種類です。最新の正確な料金はMicrosoftの公式サイトをご確認ください。

SharePoint Online プラン比較(概算)
プラン 料金目安 主な特徴
プラン 1 約750円〜/ユーザー/月 基本機能(ファイル共有・チームサイト・検索)
プラン 2 約1,500円〜/ユーザー/月 エンタープライズ機能・コンプライアンス・eDiscovery対応

より豊富な機能が必要な場合はプラン2が必要になりますが、基本的なファイル・情報共有はプラン1で十分なケースも多いです。

SharePoint単体 vs Microsoft 365 どちらがお得?

SharePointだけでなくWordやExcel・Teams・Outlookなど多くのアプリを一括で使うなら、Microsoft 365(旧称 Office 365)のプランが有利です。

※ なお「Office 365」は2020年に「Microsoft 365」へ名称変更されています。

SharePoint単体 vs Microsoft 365 比較
項目 SharePoint Online プラン2 Microsoft 365 Business Premium
料金目安 約1,500円〜/ユーザー/月 約2,750円〜/ユーザー/月
SharePoint ✓(プラン2相当) ✓(プラン2相当)
Officeアプリ ✓(Word/Excel/PowerPoint等、最大5台)
Microsoft Teams
Exchange Online
Copilot対応 別途ライセンス必要 別途ライセンス必要

Office製品のライセンスを個別に購入することを考えると、様々なMicrosoftツールをまとめて統一したい場合はMicrosoft 365プランが有効です。料金差分でTeams・Outlook・Word・Excel・モバイルアプリなどが利用可能になります。

SharePointでどんな使い方ができる?

SharePointの代表的な機能はファイル共有・情報共有であり、同じファイルを複数ユーザーで閲覧・共同編集できます。これにより多人数参加プロジェクトでの確認作業を最小限に抑え、スムーズな業務進行が可能です。

部門・チームごとにポータルサイトを作成

SharePointではポータルサイトを部門や部署、チームごとに個別作成できます。各サイトに閲覧・編集権限を設定できるため、情報が別部署に漏れるリスクを軽減できます。HTMLの知識がなくてもテンプレートを活用して誰でも簡単にサイトを作成できます。

コンテンツ管理

ドキュメントや画像の共有、発注書・書類の作成・保管もできます。SharePoint内にアプリを追加することで、アンケートフォームや掲示板も簡単に作成可能です。

ワークフロー

ワークフローをSharePointのシステム内で完結できるようになっています。業務処理の改善やミスの削減、進捗管理を一元管理でき、メールや複数ツールを経由する煩雑さを解消します。

検索機能

SharePointには検索機能が搭載されており、ファイルの格納場所を把握していなくてもキーワードで必要な情報を見つけられます。

Microsoft 365との連携

SharePointはWord・ExcelなどのOfficeアプリ、Microsoft Teams・Outlookと緊密に連携しています。SharePoint上で直接Officeファイルを共有・編集でき、ファイル内で加筆や修正が発生した際にSharePoint上で指示を出せるため、オンライン・ローカルを意識せずに作業が進められます。

よくある質問(FAQ)

Q1. SharePointとOneDriveはどう違いますか?

OneDriveは個人向けのクラウドストレージで、主に個人ファイルの保存・同期に使います。一方SharePointはチーム・組織向けで、複数人によるファイル共有・共同編集・ワークフロー・ポータルサイト構築など、より幅広い組織向け機能を持ちます。

Q2. Microsoft Teamsを使っていますが、SharePointとの違いは何ですか?

Microsoft Teamsはチャット・会議・コラボレーションが中心のツールです。SharePointはファイル管理・イントラネット・ポータルサイト構築に強みがあります。実はTeamsのチームサイトのファイルはSharePointが裏側で管理しており、両者は密接に連携しています。

Q3. SharePointはモバイルでも使えますか?

はい。SharePointアプリはiOS・Androidに無料で提供されています。スマートフォンやタブレットからSharePointサイトの閲覧・ファイルへのアクセス・通知確認などができるため、外出先での業務効率化にも役立ちます。

Q4. 社内でSharePointを始める時、まず何から着手すべきですか?

まずMicrosoft 365管理センターからSharePoint管理センターにアクセスし、「コミュニケーションサイト」(社内掲示板・情報発信向け)または「チームサイト」(プロジェクト・部署向け)を1つ作成することをおすすめします。テンプレートが豊富に用意されているので、IT知識がなくても簡単に構築できます。

まとめ:SharePointはチームの情報共有基盤

SharePointはMicrosoftが提供するファイル・情報共有プラットフォームで、チームや組織全体の業務効率化を実現します。

  • 主要機能7つ:チームサイト・ワークフロー・検索・コンテンツ管理・アンケート・外部共有・共同作業
  • Server vs Online の違い:クラウド型のSharePoint Onlineはサーバー不要でコスト・管理負荷が低く、導入しやすい
  • 料金:SharePoint Online単体はプラン1(基本機能)とプラン2(エンタープライズ機能)の2種類
  • Microsoft 365との比較:Word・Excel・Teams・Outlookも使うなら、Microsoft 365プランがコスト効率が高い
  • 活用シーン:ファイル共有・チームポータル・ワークフロー・社内検索・Office連携と幅広い用途に対応

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