Word 2019、Microsoft 365って?

最終更新日:2026年8月7日

はじめに

Wordと言えば、皆さんお馴染みのMicrosoft社がリリースしている文章作成アプリケーションです。日本での発売は1991年12月、アメリカでは1983年10月と長い歴史を有しています。WordはExcelやPowerPointなどと並んでデスクワークでは欠かせないツールです。

現在のWordには大きく2つの提供形態があります。買い切り版(永続ライセンス)と、Microsoft 365に含まれるWord(サブスクリプション版)です。本記事では両者の違いや特徴について解説します。

【2026年現在の状況】買い切り版は現在「Office 2021」「Office 2024」が最新です。本記事ではOffice買い切り版とMicrosoft 365の比較を中心に解説しています。

買い切り版とMicrosoft 365の違い

比較項目 買い切り版(Office 2021/2024等) Microsoft 365
料金体系 一度購入(3〜5万円程度) 月額または年額サブスクリプション
バージョン更新 購入時のバージョンのまま。最新版は別途購入 常に最新バージョンに自動更新
インストール台数 2台まで(ライセンスによる) 同時5台まで(PC・スマホ・タブレット含む)
クラウドストレージ OneDrive無料版のみ(5GB) OneDrive 1TB付属
サポート インストール時の初期テクニカルサポートのみ サブスクリプション中は継続サポート(技術・課金)
インターネット依存 オフラインで利用可能 30日以内にオンライン認証が必要(オフライン作業は可)

料金体系の違い

買い切り版はMicrosoft Office Home & Business(Word・Excel・PowerPoint・Outlook)で3万円台から購入できます。一方、Microsoft 365はWordやExcelを単品で購入することはできず、他の製品とセットのサブスクリプション形式での提供です。個人向けのMicrosoft 365 Personalでは年額約14,900円程度が目安ですが、最新価格はMicrosoft公式サイトでご確認ください。

バージョンとアップデートの違い

買い切り版(例:Office 2021)は購入時の機能のままです。数年後に新バージョン(Office 2024等)がリリースされても、最新機能を使うには別途購入が必要です。一方Microsoft 365では、継続的に料金を支払う代わりに常に最新のサービスを受けられます。2011年のリリース以来、その年その年の最新のWordやExcelが利用者に届けられています。

インストールできる台数の違い

買い切り版では同時に2台までしかインストールできません。しかしMicrosoft 365は端末にインストール・サインインすることで同時に5台の端末から使用することができます。PCだけでなくスマートフォンやタブレットでもOffice製品を使用できるため、外出先でも資料を受け取り加工することが可能です。

オンラインストレージの違い

Microsoft 365にはOneDriveで1TBのオンラインストレージがついています。どんな端末からもファイルや写真のバックアップ・アクセスを可能にし、自動保存や共有も簡単に行えます。

Microsoft 365の法人向けサービス

Microsoft 365には個人向けのMicrosoft 365 Personal以外にも、法人向けのサービスが充実しています。特に注目される機能として以下のものがあります。

Microsoft Teams:チャット・ビデオ通話・オンライン会議・録音などの機能を持ったコミュニケーションサービス。テレワーク・リモートワークに最適なツールです。

SharePoint:ファイル・情報の共有を目的とした企業向けサービス。部署ごとにポータルサイトを作成し、チームサイト内のコンテンツを管理できます。ExcelやWordとの連携で複数人での同時編集も可能です。

テレワークに向いたプラン

テレワーク・リモートワークの導入を検討している企業向けにMicrosoft社が提供する法人プランを紹介します。

  • Microsoft 365 Business Basic:Web版Word・Excel・PowerPoint、Teams・Exchange・OneDrive・SharePointが含まれる基本プラン。デスクトップ版Officeアプリは含まれないが、クラウドサービスは充実
  • Microsoft 365 Business Standard:Business Basicのサービスに加え、デスクトップ版のWord・Excel・PowerPoint・Outlook等フル機能のOfficeアプリが追加される標準プラン
  • Microsoft 365 Business Premium:Business Standardの機能にIntuneやMicrosoft Defender for Businessなどの高度なセキュリティ・デバイス管理機能が追加される上位プラン

よくある質問(FAQ)

Q. 「Microsoft 365」と「Office 365」はどう違いますか?
A. 「Office 365」の名称は2020年に「Microsoft 365」に変更されました。提供内容は基本的に同じですが、Microsoft 365はTeamsやSharePoint・OneDriveなどのクラウドサービスをより強化した形で提供されています。現在は「Microsoft 365」が正式名称です。
Q. Word 365というバージョンは存在しますか?
A. 「Word 365」という独立した製品は存在しません。Microsoft 365に含まれるWordのことを指す場合がありますが、正式名称は「Microsoft 365に含まれるWord」です。「Word 2019」「Word 2021」は買い切り版の製品名です。Microsoft 365版のWordはサブスクリプションが有効な間、常に最新バージョンが自動更新されます。
Q. Office 2021とMicrosoft 365ではどちらを選ぶべきですか?
A. 長期的に同じ機能で使い続けるならOffice 2021(買い切り)。常に最新機能・複数デバイス対応・OneDrive付属・継続サポートを重視するならMicrosoft 365がおすすめです。テレワーク対応やSharePoint・Teamsなどの企業向けサービスが必要な場合は法人向けMicrosoft 365プランを選んでください。
Q. Microsoft 365のサブスクリプション中に購入をやめたら作成したWordファイルは消えますか?
A. ファイル自体は消えません。ただしWordアプリが読み取り専用モードになるため、新規作成・編集・保存ができなくなります。OneDriveに保存したファイルは30日以内にダウンロードする必要があります。ファイルはdocx形式で保存されているため、別のWord互換アプリでも開くことができます。

まとめ

  • WordにはOffice 2021などの「買い切り版(永続ライセンス)」とMicrosoft 365に含まれる「サブスクリプション版」の2種類がある
  • 買い切り版は一度購入すれば継続費用なし。サブスクリプション版は常に最新バージョン・複数デバイス対応・OneDrive付属が特徴
  • Microsoft 365にはPersonal(個人向け)のほかに、Teams・SharePointなどを含む法人向けプランがある
  • テレワーク・リモートワーク対応には法人向けMicrosoft 365(Business Basic/Standard/Premium)が最適
  • 「Word 365」という製品は存在せず、Microsoft 365のサブスクリプション内にWordが含まれる形での提供

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