AIに関する資格8選|資格取得のメリット4つと勉強方法を紹介

AIの資格は取得すべき?メリット4つを紹介

私たちの生活の中に浸透しつつあるAI、これからも益々需要が増えると言われています。このAIに関する仕事をする人のことをAIエンジニアと呼びます。

これからAIエンジニアになりたいと思っている方やAIに興味がある方に、AI資格試験にはどんなものがあるのか、AIエンジニアになるにあたって資格を取るべきなのかどうか、また資格を取った場合のメリットを紹介します。

資格取得のメリット1:モチベーションに繋がる

AIの資格を取った場合の一番のメリットは、自分自身のモチベーションが上がり自信がつくことでしょう。

自分に自信がつくと仕事にも今まで以上にやりがいを感じるようになり、新しい仕事に挑戦する勇気を持てるようになります。自分の成長の第一歩にすることができます。

資格取得のメリット2:経験を積むことができる

資格を取るために勉強をする過程は、今まで知らなかったことを経験する貴重な時間になります。

社会人になると新しいことを学ぶ機会は少なくなりますが、資格取得を目指すことで新しい経験を積むことができます。しかもその経験は、未来の自分自身の仕事に結びつくことなのです。

資格取得のメリット3:就職に役立つ

AI資格試験の勉強をするメリットは今までAIに関する仕事をしていなくても、AIエンジニアとして仕事に就くことができるという点です。

資格を持っていることは、AIに関する知識や業務に参加できるレベルの証明になりますので就職にとても有利です。

資格取得のメリット4:AIの情報をキャッチアップできる

資格取得の勉強をするとAIに関する新しい情報を知ることができます。

問題集を解く過程でわからないことをネットで検索したり、積極的に資格取得の勉強をしたりするほど、今のAIに関する情報をキャッチアップできます。また、AIに関するコミュニティに参加して最新情報を得たり、仲間を作ったりすることもおすすめです。

AIに関連するおすすめの資格8選

AIに関する資格でおすすめのものを紹介します。AIに関する資格は、様々でたくさんあります。興味のある資格を見つけたら、是非資格取得の勉強をしてみてください。

おすすめの資格1:ITパスポート

ITパスポートは、情報技術における基本の国家資格です。情報技術の基礎を理解したい方にはおすすめの資格で、AIエンジニアとしての基本を学べます。試験内容は、情報技術の基本的な知識だけでなく、商業的な知識も問われます。

試験時間は120分で、問題数は100問、受験料は5,700円です。試験会場は、日本全国の会場から選ぶことができます。

おすすめの資格2:G検定

G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会の認定する資格です。G検定の内容は、AIやディープラーニングに関する知識を求められます。

試験時間は120分で、問題数は220問です。受験料は一般が12,000円で学生が5,000円で、自宅で受験することになります。

おすすめの資格3:Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験は、Pythonエンジニア育成推進協会が認定している資格です。試験内容は、Pythonという言語を使用してデータ分析の基礎や方法を問われます。

試験時間は60分で、問題数は40問です。受験料は、一般が11,000円で学生が5,500円です。試験会場は、日本全国の会場から選ぶことができます。

おすすめの資格4:E検定

E検定は、一般社団法人ディープラーニング協会が認定している資格です。試験内容は、ディープラーニングの理論や実装方法の知識を問われます。

試験時間は120分で、問題数は100問です。受験料は、一般が33,000円で学生が22,000円です。試験会場は、日本全国の会場から選ぶことができます。

おすすめの資格5:画像処理エンジニア検定

画像処理エンジニア検定は、CG-ARTS協会が認定している資格です。画像処理エンジニア検定は、ベーシックとエキスパートの2種類があります。

試験内容は、ベーシックが画像処理エンジニアとして開発や設計を行なう際に必要になる基本的なスキルが問われます。エキスパートは更に専門的な知識や応用力が問われます。

試験時間はベーシックが60分でエキスパートが80分、問題数はベーシックとエキスパートどちらも10問です。受験料は、ベーシックが5,600円でエキスパートが6,700円です。試験会場は、20都道府県で実施予定になっており申し込み後に割り振られます。

おすすめの資格6:統計検定

統計検定は、一般社団法人日本統計学会が認定しいる資格です。試験内容は、統計学に関する知識や活用する能力を問われます。統計検定の種類は、難易度の低い順に4級、3級、2級、準1級、1級があります。

4級と3級は試験時間が60分、問題数は30問程度です。2級は試験時間が90分、問題数は35問程度です。準1級は試験時間が120分、問題数は40問程度です。

1級は午前中「統計数理」と午後「統計応用」があり、試験時間が午前中90分午後90分、問題数はそれぞれ5問から3問選択して回答します。

受験料は4級が3,000円、3級が4,000円、2級が5,000円、準1級が8,000円、1級が10,000円です。試験会場は、日本全国の会場から選ぶことができます。

おすすめの資格7:基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、開発における基本の国家資格です。開発者として基本を学びたい方におすすめの資格です。試験内容は、情報技術の基礎となる知識や技能について幅広く問われます。

試験時間は午前中150分、午後150分で、問題数は午前中50問、午後11問から5問選択となっています。受験料は、5,700円です。試験会場は、地域を希望し会場が割り振られます。

おすすめの資格8:AI実装検定

AI実装検定は、Study-AI株式会社が認定している資格です。ディープラーニングの実装に関する基礎理論とプログラミングを問われます。

試験時間は60分で、問題数は60問、受験料は3,500円です。試験会場は、自宅での受験になります。

AIに関する資格の勉強方法3選

AIに関する資格の勉強方法を紹介します。1日に無理せずできる学習時間を設定して、毎日コツコツ勉強するようにしましょう。

資格の勉強方法1:参考書で勉強をする

受験する資格と自分のレベルにあった参考書を選択しましょう。理解できる内容かを確認して、確認テストの解答の解説がわかりやすいかどうかをチェックしましょう。

参考書の内容が難しすぎて勉強することが嫌になってしまっては、参考書代がもったいないことになります。更に、勉強方法などが記載されている参考書を選ぶと勉強の進め方が明確になり、学習時間の節約になります。

資格の勉強方法2:練習問題を解く

受験する資格の基礎的なことを理解したら、練習問題を解いてみましょう。インターネットで検索すると様々な資格の過去問や練習問題をみつけることができます。

また、参考書についている問題やアプリで練習問題を解くことができるものもありますので、隙間時間を使ってより多くの問題を解いて知識を固定させましょう。わからなかったところは解説を見たり、自分で調べたりして理解するようにしましょう。

資格の勉強方法3:模擬試験を受ける

資格試験を受験する前に模擬試験を受けましょう。模擬試験は、いろいろな会社が実施していて、ほとんどの模擬試験が自宅受験可能です。受験料は、2,000円から10,000円前後です。

模擬試験を受験することで、自分の実力や弱点がよくわかります。本試験へ向けての課題が見えてきてモチベーションが上がりますので、是非受験してみてください。

AIに関する資格を取得して転職に役立てよう

AIは、これからの私たちの生活に欠かせない存在になっていく技術です。そして、これから益々発展して行く技術でしょう。AIに関する資格を取れば、様々なプロジェクトに参加できる可能性が広がります。

そのため、AIに関する資格を取ることは、AIに関する仕事をする近道と言えます。また、AIのプロジェクトに参加した時に資格を取ったことが活かされます。新しい技術を身につけて、新しい世界を作りましょう。