エンジニアの求人の探し方を12職種別に解説!エンジニアの転職市場動向とは?
エンジニアとは?
エンジニアとは、エンジニアリングの専門的な知識やスキルを持った人材のことです。日本では、技術者と訳されています。
最近では、IT業界で働く人のことをエンジニアと呼びます。ただ一口にエンジニアと言っても、システムエンジニアやプログラマー、インフラエンジニア、ネットワークエンジニアなどいろいろな種類があります。
エンジニアの活躍が現代社会を支えているため、将来性のある仕事と言えるでしょう。
【職種別】エンジニアの求人の探し方12選
ここからは、エンジニアの求人の探し方を職種別に紹介していきます。エンジニアの求人を探す場合は、まずどの職種に応募するのかを決めておくことをおすすめします。
エンジニアの求人の探し方は複数あるため、自分にあった方法を見つけて希望の職種や会社に転職しましょう。
エンジニアの求人の探し方1:プログラマー
プログラマーは、システムエンジニアが作った設計書をもとにプログラミングし、機能を実装していく仕事です。求人内容を見る時は、未経験OKや研修ありなど、研修体制が万全である企業を選ぶといいでしょう。
また取り扱っているプログラミング言語は何かという点に注目し、得意な言語を使えるかどうかを重要視することがおすすめです。
そしてプログラマーの初任給は平均21万円と言われていますので、求人と比較してみましょう。
エンジニアの求人の探し方2:インフラエンジニア
インフラエンジニアは、サーバー構築やネットワーク管理と言ったITインフラを担当する仕事です。インフラエンジニアの求人を見るときは、自社のインフラか他社のインフラを担当するかによって勤務形態が大きく変わりますので、必ずチェックしておくといいでしょう。
また上流工程で勤務するのか、現場で勤務するのかによって難易度や給料も大きく違います。平均的年収は456万円ですので、参考にしてみてください。
エンジニアの求人の探し方3:ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計や構築、保守などを専門的に担当する仕事のことです。ネットワークエンジニアの求人では、在宅で働くのか、それとも顧客先に足を運ぶ必要があるかどうかもチェックすることがおすすめです。
20代のネットワークエンジニアの年収は、約400万円です。ご自身の経験や年齢などを加味し納得のいく給与水準が記載されている求人を探し出してください。
エンジニアの求人の探し方4:システムエンジニア
システムエンジニアはソフトウェアエンジニアと呼ばれることもある、コンピューターのシステムの開発で提案からテストまでの一連の流れを担当する仕事です。
システムエンジニアの求人を見る時は、自社開発サービスを出しているかどうかで境遇が大きく変わるため、求人欄でしっかり確認しておくことがおすすめです。
さらにシステムエンジニアの平均的な給料水準は、約500万円です。実際の求人と比較して検討してください。
エンジニアの求人の探し方5:セールスエンジニア
セールスエンジニアは、ITの知識を使って営業を行う職種です。セールスエンジニアの求人では、どのような業界に営業に行くのかという点を調べておくことがおすすめです。
人気の業界は自動車、機械、建築などです。ご自身が持っている知識を活用できるかを重要視すると面接対策になるでしょう。
セールスエンジニアの平均年収は、661万円です。求人内容を精査して探していきましょう。
エンジニアの求人の探し方6:サーバーエンジニア
サーバーエンジニアは、サーバーの設計や構築などを専門的に行う職種のことです。サーバーエンジニアの求人では、残業時間や勤務形態をしっかり確認しておく必要があります。
サーバーエンジニアは職場によっては、残業が多くライフバランスが取りにくいと言われています。実際に勤務している人の声を聴く機会があれば、参考にしてみるといいでしょう。
サーバーエンジニアの年収は高額ですが、その分残業などが多い可能性があります。
エンジニアの求人の探し方7:Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの設計、保守、運用などを行うエンジニア職です。関連資格は特に必要ありませんが、求人をチェックする際は、どのようなWeb関連言語を使うのかという点に注目しておくといいでしょう。
さらにWebエンジニアは、平均年収が430万円です。Webエンジニアに転職する際はさらに将来スキルアップして転職するかどうかも考えておくといいでしょう。
エンジニアの求人の探し方8:マークアップエンジニア
マークアップエンジニアは、一般的にはHTMLによるマークアップの仕事をする職種です。比較的新しい仕事で、求人ではフロントエンドエンジニアと混同して募集されている可能性もあります。
マークアップエンジニアの平均年収は、300万円から500万円です。求人情報をチェックする場合は、マークアップエンジニアがその会社で、具体的にどのような仕事をするのかを確認するといいでしょう。
エンジニアの求人の探し方9:フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、ユーザーが閲覧するWebを開発するエンジニアのことです。企業によっては、仕事内容が異なる場合があります。
フロントエンドエンジニアの求人はまだ業務や位置付けが固まっていないため、Webプログラマーやマークアップエンジニアとして募集されていることもあります。
年収も仕事内容によって違うため、求人情報の具体的な仕事の内容を精査することが大切です。
エンジニアの求人の探し方10:制御・組み込みエンジニア
制御・組み込みエンジニアは、家電製品や産業用機器に組み込むソフトウェアの開発や制作を行う仕事です。制御・組み込みエンジニアの平均年収は480万円で、減収傾向にあります。
そのため制御・組み込みエンジニアの求人を探す場合は、業界の将来性を見極める必要があります。年収の交渉をしてくれる転職エージェントを使い、自分の経歴を活用できる職場を探すことがおすすめです。
エンジニアの求人の探し方11:データベースエンジニア
データベースエンジニアは、データベースを専門として保守や管理、設計開発など幅広い業務に携わります。データベースエンジニアの平均年収は400~600万ほどと言われていますので、求人欄の給料の部分をしっかり確認するといいでしょう。
データベースエンジニアは労働時間が長くなることもあるため、休日や勤務時間などをしっかり調べておくことが大切です。
エンジニアの求人の探し方12:IoTエンジニア
IoTエンジニアは、IoT技術やIoT製品を活用したシステムを制作する人のことです。IoTエンジニアの年収は300万~700万円ほどと幅広いため、求人情報の見極めが大切です。
IoTエンジニアを目指す場合は、制御・組み込み系のスキルやネットワークの知識・スキルなどが求められることがあります。前職での経験を活かせる仕事かどうかを確認するといいでしょう。
求人先を絞り込むためにエンジニア全般が考えるべきこと
ここからは、求人先を絞り込むためにエンジニア全般が考えるべきことを紹介していきます。初めてエンジニアとして転職を希望する人は、参考にしてみてください。
また転職活動が上手くいかない場合は、求人先の絞り込みを見直すこともおすすめです。
転職理由を明確にする
まずは、転職理由を明確にすることが大切です。実際にエンジニアの面接でも、転職理由を聞かれることがあるでしょう。
また転職の目的をはっきりさせることは、転職の目標を考えることにつながり、満足のいく転職活動ができるようになります。
譲れない条件を3つほど固める
譲れない条件を3つほど固めることは、求人先を絞りこむ際に役立ちます。仕事内容や給料など自分の理想とする条件を3つ決めておくといいでしょう。
譲れない条件を3つ決めることは、自分の中でぶれない軸を作ることにもつながります。自分の軸がある人は、転職後も活躍するでしょう。
エンジニア求人の見つけ方を参考にしよう
エンジニア求人の見つけ方に悩んでいる人は、ぜひ見つけ方を参考にしてみてください。エンジニアの職種ごとに注目点が異なりますので、まずはどの職種に就きたいかということから考えてみるといいでしょう。
また転職前に自分がどうして転職をしたいと考えたのか、譲れないことは何かということをまとめておくとスムーズに転職活動が進むでしょう。