エンジニアとして成長するための行動15個!成長しないエンジニアの特徴は?

エンジニアとは?

エンジニアとは、工学的な専門知識を有する人がその知識を生かして様々な製品やサービスを提供する仕事をさします。私たちが毎日利用している電気製品やサービスなどが便利に使えるのもエンジニアのおかげで、なくてはならない職業と言えるでしょう。

 

現在は、インターネットの普及とともに情報技術によるIT化が進み生活も便利になっています。そんな情報技術分野で活躍している人をITエンジニアと言います。

 

エンジニアに成長が求められる理由3つ

世の中の技術は目まぐるしい速さで日々変化しています。エンジニアは常に勉強し、最新の技術を身につけることが大切です。

 

そのため日々努力することを苦に感じない人に向いている職業です。エンジニアという職業を選んだ人は興味がある分野で活躍していることが多く、努力することを怠らないと思われます。

 

エンジニアに成長が求められる理由を考えてみましょう。

エンジニアに成長が求められる理由1:技術革新の速度

近年、顧客や市場ニーズに合わせて技術革新のスピードが速くなっており、製品のライフサイクルが短くなっている傾向があります。

 

技術革新とはイノベーションとも言われることも多く、製品を上市するときはタイミングを逃さないように開発リードタイムを短縮して取組む必要があります。

 

イノベーションと言っても常に新しいものばかり開発する必要もなく、すでにある技術の組み合わせでも革新的な製品を開発出来る可能性はまだ残されています。

 

そういった革新的な製品を生み出すには技術力だけではなく、従来技術にはない価値を市場ニーズに合わせて顧客に提供するプロダクト能力や開発された製品の事業化を行う経営能力を養うことも必要だと考えられます。

 

また、開発のリードタイムを短縮するためには、自社だけでの開発にとどまらず、大学との共同研究や同業他社との協業、異業種他社との協業をするオープンイノベーションを柔軟に取り入れることも重要ではないでしょうか。

エンジニアに成長が求められる理由2:会社への貢献

エンジニアとして会社に入社したての頃は、どうしたら早く一人前になれるのか、どうしたら自分は成果が出せるのかなどと自分の成長に関することばかりが優先されがちです。

 

しかし、会社にいる以上は、成長できる会社にするため会社の課題を解決していくことにフォーカスしましょう。また、自分も適応して対応することが大切です。

 

会社の成長に貢献することで、自分の成長にもつながっていきます。

エンジニアに成長が求められる理由3:顧客からの要求

もっとも大切なことの一つに顧客へのヒアリングがあります。

 

顧客の抱えている課題を解決したり、顧客のニーズに合ったシステムを開発したりするためにもヒアリングを行うことは重要です。

 

顧客の要求に応じるためにもお互いに意思疎通したやり取りをすることが大切です。

 

 

エンジニアとして成長するための行動15個

エンジニアとして成長するには、最新の技術を身につけるために常に勉強することが大切です。

 

ここでは、成長するための行動を15個紹介します。しっかり読んで身につけてください。

エンジニアとして成長するための行動1:システムの全体像を理解する

エンジニアとして成長するためには、システムの全体像を理解することが大切です。

 

よく自分の興味あるところだけに注力するエンジニアも多々います。

 

システムの全体像が把握できていないと視野が狭くなってしまいます。そうなると自分の成長やプロジェクトに悪影響を及ぼしてしまいます。常にプロジェクトに対して当事者意識をもち、全体を把握して取組むことを意識しましょう。

エンジニアとして成長するための行動2:ユーザーの目的を理解する

ユーザーがシステムを導入するときは何かの目的があるときです。

 

しかし、システムを開発するプロジェクトが進むにつれて様々なタスクやトラブルなどの対応に追われて、当初の目的を忘れてしまい思っていたものとと違うものになってしまうこともあります。たまたま目的通りのものが出来たとしてもそれはただの偶然にすぎません。

 

目的を忘れないように毎日確認したり貼りだしたりするだけでなく、目的を決めるときに定義や書き方を曖昧にしないことが大切です。開発を進める前に、ユーザーがシステムにもとめる目的を具体的に定義してしっかり理解することを心がけましょう。

エンジニアとして成長するための行動3:常に新しい技術を習得する

常に技術革新は行われており、そのスピードに取り残されないように新しい技術を習得する努力を怠ってはいけません。

 

新しい技術を習得する方法としては、効率よく勉強するしかないのですが、常に自分の知識が古くなっていないか周りのエンジニアと積極的にコミュニケーションをとることも大切です。

 

特に、新卒のエンジニアは先輩の仕事をよく見て学び、技術革新のスピードに取り残されないようにすることが大切です。

エンジニアとして成長するための行動4:好奇心を忘れない

エンジニアとして大切なことの一つにいつも好奇心を持つことがあります。様々な技術に対して常に興味を持つようにすることは大切なことです。興味や好奇心が満たされるかどうかは環境も重要です。

 

例えば上司によって、そんなことには興味がない人もいるし、常に興味や好奇心をもつことを進めてくれる人もいます。常に興味や好奇心を持つことを進めてくれる上司の下で働くことが出来たら、自分自身の成長にもつながります。

 

また、他のエンジニアと情報交換をすることも大切です。情報交換しているときに新しいアイデアが浮かび、新しい情報を探す好奇心が生まれます。しかし、一番大切なことは自分で新しい情報を収集することではないでしょうか。

 

常日頃、いろいろなことに興味を持ち、新しい情報に触れることを忘れないようにしましょう。

エンジニアとして成長するための行動5:自分で調べる

もしわからないことがあったとき、どうしますか。人に聞いたり、インターネットや参考書、文献などで調べたりしますか。もし、インターネットで調べるときは個人の意見ではなく、有用なサイト情報から調べましょう。

 

詳しい人に聞いたらすぐに解決するのかもしれませんが、自分で調べるということは大切です。もしわからないことがあったらすぐに人に聞かないで、まずは自分で調べることを習慣づけましょう。

エンジニアとして成長するための行動6:どんどん質問する

自分で調べてもわからないことは質問して解決することも必要です。仕事を円滑に進めるためにどんどん質問しましょう。質問するということは問題が解決するだけでなく、質問された側も新しい発見があったりしてお互いにスキルアップにつながります。

 

わからないことがあるときは、質問するのが恥ずかしい、または、こんな質問して大丈夫だろうかなどいつまでも悩む時間があったらどんどん質問するようにしましょう。

エンジニアとして成長するための行動7:セミナーに参加する

エンジニアとして成長するために社外のセミナーや勉強会を活用することをお勧めします。勉強会に参加するメリットは、最先端の情報や今後どんな技術が求められるのかなどの知識が得られることです。

 

また、同じジャンルで働いている社外の人とのつながりも出来ます。社外の人とつながることで、情報や知識の交換だけでなく自分のスキルアップにもつながります。

エンジニアとして成長するための行動8:自分の仕事の意味を考える

自分の作ったシステムでお客様の課題を解決でき喜んでもらえたときや世の中の役に立っていることがわかったとき、嬉しさが感じられます。

 

自分が行った仕事の結果が社会の役に立つことがわかるとモチベーションの向上にも役立ちます。またやりがいを感じることも出来るでしょう。

エンジニアとして成長するための行動9:確認をきちんと行う

ミスに気が付かないまま作業が進んでいき、後から全体的に修正することになると大変です。作業前に段取りをきちんと確認しても、作業者の独断で作業項目が追加されたりするとうっかりミスにつながることもあります。

 

そうならないためにも、作業の節目でチェックポイントを設けて確認を行うことでミスを防ぐことが出来ます。作業が間違った方向に進んでしまわないように節目節目で確認することが大切です。

エンジニアとして成長するための行動10:同じ失敗を繰り返さない

「失敗は成功のもと」ということわざがあるように失敗はつきものです。失敗を繰り返さないためにも、失敗してしまった経験を忘れないようにすることやわからないことは質問するようにしましょう。また失敗も経験だと受け入れることも大切です。

 

失敗することは悪いことばかりではありません。同じ失敗を繰り返さないためには、失敗した原因を考え、改善案を出すことでより成長につながっていきます。

エンジニアとして成長するための行動11:他者に評価してもらう

依頼された仕事がお客様の要望に応えられ喜んでもらえたり評価されたりしたとき、モチベーション向上につながります。

 

お客様から評価されるということは、技術レベルが高いだけでなく、いかに価値のあるものを提供出来るかによります。いくら高度な技術でシステムを構築しても、お客様が使いづらかったりしたら評価されないでしょう。

 

エンジニアとして評価されるために、他者の視点に立って考えることを忘れないようにしましょう。

エンジニアとして成長するための行動12:できる先輩から学ぶ

できる先輩は、ただエンジニアとして仕事か出来るだけではありません。

 

もしかしたら先輩の方が技術レベルは自分よりも低いかもしれません。でも、仕事が出来るということは、コミュニケーション能力が高いとか全体把握能力に優れている、面倒見がいいということが挙げられます。

 

周りを見渡して、尊敬できる先輩を見つけて、どうしてこの先輩は評価されるのか観察し良い面を真似することで学ぶことは大切です。

エンジニアとして成長するための行動13:弱点を把握する

自分の弱点を聞かれて答えられる人はあまりいないと思います。しかし、自分の弱点を把握できる人はそれを強みに変えることも出来ます。

 

一度立ち止まって、自分の考え方の悪い癖や傾向を考えてみてください。

 

客観的に自分の弱点を把握することが出来れば、成長するために強みに変えていくことも可能です。

エンジニアとして成長するための行動14:向いている仕事を見極める

エンジニアの職種には役割や分野において様々な種類があります。職種によって、求められるスキルや業務経験が違います。

 

数ある職種の中で自分に合っている職種を見極めることがとても重要です。

エンジニアとして成長するための行動15:将来像をイメージする

これからエンジニアとして成長するために、将来像をイメージするキャリアプランを考えましょう。

 

現在のエンジニアには、多様なキャリアパスがあるので今後の方向性を自分のライフプランと合わせて考えることは重要です。そうすることで、現在の自分のスキルを把握し、足りない部分を補うことも出来ます。

成長しないエンジニアの特徴5つ

成長しない人は成長する人に比べて、思考や行動に違いがあります。その違いを確認して成長する人になるようにしましょう。

 

成長しないエンジニアの特徴の事例を5つ見ていきましょう。

成長しないエンジニアの特徴1:新しい技術を覚えようとしない

エンジニアとして成長出来ないことの一つに、自分のもっている知識や技術が古くなってしまうことが挙げられます。技術は日々進歩しており、今持っている技術だけでは不足してしまいます。

 

常に自分の技術が正しいと思いこみ、他のエンジニアと積極的なコミュニケーションをとらない人は、要注意です。

成長しないエンジニアの特徴2:苦手な分野を避けようとする

苦手な分野の仕事を割り振られたらいやな思いをする方も多いのではないでしょうか。いつもスムーズにこなせていた仕事もうまくいかなくなるまでに発展することもあります。

 

しかし、苦手な分野の仕事がやったことがないとしたら食べず嫌いの可能性もあるので、まずはやってみることをお勧めします。

 

いつまでも苦手だからと避けてばかりだと自分の成長にもつながらないし、評価も下がってしまう可能性もあります。

成長しないエンジニアの特徴3:周りの意見を聞かない

よく周りからのアドバイスに対して聞く耳を持たない人がいます。

 

自分が間違っていることを認めたくない人や、言われたことだけをやればいいと思っている人が人の意見を聞かない傾向にあります。

 

自分より優れている人の意見も聞こうとしなかった場合、自分だけでなく周りの成長をもさまたげてしまう可能性があります。

成長しないエンジニアの特徴4:自分で調べない

わからないことがあったとき、自分で調べずにすぐに人に聞く人がいます。すぐに人に聞く理由として、自分で調べるのが面倒だったり調べるのが苦手だったりすることが挙げられます。

 

人は楽をしたいと思ってしまう傾向があるので自分で調べずに人に聞くことで解決しようとする行動になってしまいがちです。しかし、自分で調べる癖をつけておかないと得られる情報量も少なく、いつまでたっても成長につながりません。

成長しないエンジニアの特徴5:プログラミングが嫌い

成長しないエンジニアの特徴として、そもそもプログラミングが嫌いであることが挙げられます。

 

就職するときに勧められたからといって安易プログラミングを始めた方は多いも多いのでしょうか。ただ実際に仕事をしてみたらプログラミングは好きではないことに気づく場合もあるでしょう。

 

自分の好きではないことをメインに仕事をするのは苦痛で、自分にとっても会社にとっても不幸なことです。

 

 

エンジニアとして成長するための行動を実行しよう

今回この記事では、エンジニアとして成長するための行動15個と成長しないエンジニアの特徴について5個まとめました。

 

エンジニアとして成長するためには、目の前の業務に追われ忘れてしまいがちな好奇心や向上心を忘れないことです。

 

エンジニアとして成長するための行動を実施して、エンジニアとして活躍していきましょう。