新卒がエンジニアを目指すときの豆知識7つ|エンジニアになるための就活対策

エンジニアの新卒採用はある?

2020年は新型ウイルスにより、私たちの生活様式・社会情勢が大きく変わらざるを得ない年となりました。就職活動も例外ではなく、企業の新卒採用にはオンライン面接の導入が始まり、採用予定人数を絞る動きもあります。

一方で、ITの需要増加に伴い、エンジニアの活躍は今後も広がっていくと考えられています。エンジニアの未経験・新卒採用はありますが、求められているニーズに応えられるかが重要になってきているでしょう。

エンジニアの魅力

エンジニアの魅力は、頭の中でアイディアを構築し具現化するパズル的な面白さから、システムの根幹を作るというやりがいのほか、年収が比較的高めなど多岐に渡ります。

また、IT需要は昨今のAI(機械学習)開発に伴い年々高まっているため、IT業界の求人が多く、就職及び転職のしやすさもエンジニアのメリットの一つと言えるでしょう。さらに、技術職であるため独立してフリーランスとして働ける面もあります。

新卒でエンジニアになるためには

新卒でエンジニアになるには、企業・会社に就職したり、スキルがあればフリーランスで活躍することもできます。

昨今の企業・会社では新卒採用の人数を絞っているため、対策を講じた上で採用試験に臨む必要があります。

また、スキルの有無は「即戦力」としての採用の対象となります。プログラミングスキルならば、独学やプログラミングスクールに通うなど習得方法はさまざまです。

新卒でエンジニアを目指したい!エンジニアに向いている人の特徴とは?

エンジニアに向いている人の大前提として、長時間のパソコン作業ができることと、IT分野に興味があることが重要です。

これに否定的な人は、仕事を苦痛に感じやすく向いていないと言えますが、自ら目標設定できる人や、物事を構築することが楽しいと感じる人はエンジニアに向いているでしょう。

また、システムエンジニアならシステム開発を納期に間に合わせる必要があります。会社によりけりですが技術職である以上、忙しさも覚悟しなければなりません。

新卒がエンジニアを目指すときの豆知識7つ

エンジニアは仕事内容によってさまざまな種類に分けることができます。

就職前に、その会社がどのようなエンジニアを求めているのかを把握する必要があります。それにより、どのようなスキルが求められているのか、ひいてはどのような就活対策を講じるかにつながっていくでしょう。

また、将来的にフリーランスで活躍するには、どういうスキルを獲得する必要があるかを調べていくことも重要と言えます。

新卒エンジニアを目指す豆知識1:エンジニアの種類

エンジニアの種類にはいくつかあり、それによって必要とされるスキルが異なります。

一般的に知られているコンピューター関連を扱うシステムエンジニアから、インターネット関連を整備するインフラエンジニアなどがあり、分野によって扱われるプログラミング言語も異なってきます。

また、エンジニアはチーム作業での仕事も多いため、コミュニケーションスキルや営業スキルなども求められてくるでしょう。

新卒エンジニアを目指す豆知識2:エンジニアの求人状況

エンジニアの求人は多岐に渡り、未経験・新卒問わず募集がされています。就職エージェントにもさまざまな求人が掲載されているだけでなく、IT職に特化したところもあり就職はしやすいと言えるでしょう。

面接や適性テストを通して普遍的なスキルをみられるだけでなく、プログラミング経験やポートフォリオの有無で就職は有利に進められます。そして、IT需要の高まりを受けて今後も求人状況は上がり続けるとされています。

文系でもエンジニアになれるのか

エンジニア就職において文系であるから不利になるという訳ではありません。例えば、プログラミングは言語であるため、この言語を理解する文系的スキルがあることはむしろメリットになります。

また、就職ではコミュニケーション能力やデジタルリテラシーなどの有無もみられるため、それらをしっかりと培われているかも重要になってくると言えるでしょう。

新卒エンジニアを目指す豆知識3:エンジニアの年収

エンジニアの種類により年収は変動していきますが、あくまで参考として、求人ボックスの統計によると初任給で22万円、平均年収は498万円というデータがあります。また、日本の平均年収と比べても比較的高いとされています。

企業などに務める場合、労働環境が自分に合うようであれば、年収は安定してもらえると言えるでしょう。また、フリーランスとして活動することで高単価を得るなど、収入が上を目指せる技術職種であるという面もあります。

新卒エンジニアを目指す豆知識4:エンジニアの労働環境

企業に就職した場合、会社員としてエンジニア職をこなします。定時が基本とされていますが、開発するシステムの納期に向けて忙しくなったり、チーム内の連携が求められるなどエンジニアならではのきつい面もあるでしょう。

フリーランスは、自ら営業をかけて仕事をするため自分のペースで仕事ができます。その反面、収入が安定せず、税務処理などの事務手続きを自分でこなさなければなりません。

自分のライフスタイルを基に、エンジニアとしての働き方を考えることができます。

新卒エンジニアを目指す豆知識5:エンジニアの資格

就職の際に資格取得の有無は必須ではありませんが、エンジニアとして働く上で有利になる資格は存在しており、資格手当制度を設けている企業では毎月の給料に手当が上乗せされます。企業・会社によって制度の有無や中身が異なるため、就職前に確認することが必要です。

有利になる資格には、国家資格であるシステムアーキテクト試験や基本情報技術者試験の他、国家資格以外にもシスコ技術者認定など、さまざまな資格があります。

新卒エンジニアを目指す豆知識6:エンジニアの将来性

経済産業省の試算によれば、IT業界での人材需要は今後ますます上がっていくと同時に、今のままでは供給人数が十分でないとされています。

ITは日々の進歩が早いことや求められる分野が多岐に渡るため、自ら勉強することが大事になっていきます。ですが、需要が高い現状として将来性は十分にあると言えるでしょう。

新卒エンジニアを目指す豆知識7:エンジニアのキャリアパス

エンジニアのキャリアパスはかなり幅広いです。例えば、システムエンジニアにしても、最初はコード書きから始まり、徐々にプロジェクト全体の統率に務めるようになります。

また、プログラミングのスキルを身につけて開発者としてのキャリアを進むこともでき、他には独立してフリーランスで活躍することも可能です。

新卒からエンジニアになるための就活対策5つ

新卒でエンジニアになるためにはいくつかの準備が必要です。前提として、就職先が採用においてどのような人材を求めて、どのような試験を設けているのかを知る必要があります。

また面接や適性テスト、技術テストを設けているところもあります。それらの有無を認知した上で、対策を講じて就職活動を有利に進める必要があるでしょう。

新卒エンジニア就活対策1:面接対策

面接内容は就活先によりけりですが、基本的には質問者の質問の意図を汲み取った上での回答が求められます。

志望動機には、その会社・企業を選んだ理由と将来的なビジョンを答えれるようにし、スキルの有無を聞かれ場合には、何を持ちどう会社に活かすかをポートフォリオなど具体例を用いて示すように用意しましょう。

また新卒の場合、就職先にとって適性テストと共に面接は重要なフィルターとなるため、対策を講じる必要があります。

新卒エンジニア就活対策2:適性テスト対策

就職において、面接試験の前に適性テストを足切りとして利用する企業や会社もあります。

例えば、システムエンジニアではSHL社のCAB・GABを受けることが多いでしょう。特にCABはコンピュータ職の適性をいくつかの項目に分かれており、避けては通れないテストで、GABも新卒総合職の採用を念頭に入れて作成されています。

適性テストにはそれぞれ対策本が出版されているため、就職先の募集要項を読んだ上で必要な対策を講じましょう。

新卒エンジニア就活対策3:就職エージェントなどの活用

現在、さまざまな就職エージェントがある中で、エンジニア専用のエージェントがいくつもあり、新卒・未経験採用の企業はもちろんのこと、転職先やフリーランサー用の案件紹介などニーズに合わせたエージェントが揃っています。

企業・会社のオンライン採用も進んでおり、就活の一連の過程をオンライン上で済ませられる職種とも言えるでしょう。

新卒エンジニア就活対策4:プログラミング言語対策

上述したようにエンジニアも取り組むものによって求められるスキルが異なってきます。プログラミング言語もその一つであり、例えばSwiftはApple製品向けに開発されたプログラミング言語なのでiPhone向けのアプリケーションを作るなら、もちろんこの言語の知識が要求されます。

就職先では、どの言語を用いて何を開発しているのか、事前に調べておくことが重要です。

新卒エンジニア就活対策5:ポートフォリオ

ポートフォリオとは、簡単に言えば自らの作り上げた作品のことであり、就職先に自らのスキルをプレゼンできるものです。過去にデザインしたサイトや開発したシステムを紹介することで、採用材料の一つとして活用されます。

特に、新卒はポートフォリオが大きな売りになるため、ポートフォリオの用意は就職する上で有利な条件となります。また、フリーランスにおいても営業をかける際に重要となるでしょう。

新卒からエンジニアを目指そう

新型ウイルスの影響で就職活動においてオンライン採用が進みました。また、リクルートエージェントが充実していることもあり、新卒でのエンジニア就職の敷居はだいぶ低くなったと言えます。

文系・未経験でも就職が可能であり、将来の需要が高まる分野であるため将来性もあるでしょう。また、働き方の幅も広く、転職もしやすい職種です。

ITへの興味がある方はぜひ目指してみましょう。