Webサービスを使った事例11選をご紹介|制作・開発に必要なスキル4つ

Webサービスとは?

WebサービスとはWeb上で利用できるさまざまなサービスのことです。

ネットワーク上でアプリケーション同士を連結させる技術を使ったサービスのことをWebサービスと呼びます。また、Webサービスはインターネットを利用することでさまざまなプログラムを連結させることができるため、利用者に高い利便性を提供します。

この記事ではWebサービスについてご紹介します。

Webサービスの定義について

Webサービスとは、もともとサーバーを外部から利用する技術を意味する言葉です。

現在では一般的に、インターネット上で利用できるサービス全般をWebサービスと呼ぶようになっています。

また、インターネット上でサービス提供をする技術そのものを指す場合と、サービスそのものを指す場合の2通りがありますが、その両方の意味を持っています。

Webサービスの歴史について

Webサービスは、2000年代前半にWebのソフトウェア同士を繋げたり連携させたりするための新しい技術として生まれました。

1990年代後半にパソコンやインターネットが普及したことで、インターネットを利用したWebサービスが注目されるようになりました。

しかし元々の意味である技術はほとんど使用されなくなっていき、現在ではインターネットで利用できるサービス全般を指す言葉として使用されるようになりました。

WebサービスとWebアプリケーションの違い

Webアプリケーションは人が利用することを前提としたものなので、出力データはHTML形式となっており、結果はWebブラウザ上に表示されます。

一方、Webサービスはコンピュータ同士が連携する技術やその技術を使用したサービスを指し、データはXML形式となっています。

Webサービスを使用するには?

Webサービスを使用する場合、インターネット環境が必要になります。

Webサービスはインターネット上で提供されるサービスなので、Webサービスを利用するにはインターネット回線に繋がっている端末が必要になります。

そのため、Webサービスはインターネットが利用できるパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを使って利用することになります。

Webサービスを使った事例11選

Webサービスを使った事例をご紹介します。

Webサービスと呼ばれるインターネットを利用した技術は、現在さまざまなものに活用されています。そのため、普段私たちが利用しているもののなかにもWebサービスは存在しています。

ここではWebサービスを使った事例11選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

Webサービスを使った事例1:Webメール

Webメールとはインターネットを経由し、Webブラウザ上でメールの送受信が利用できるサービスです。

Webメールはパソコンやスマートフォンなどのブラウザを持つ端末からメールの確認や送受信が行えるものです。

インストールしなければ利用できないメールアプリとは違い、インターネット環境があればWebブラウザ上でメールを利用することができます。

Webサービスを使った事例2:SNS

SNSとはインターネット上でソーシャルネットワークを構築できるサービスです。

SNSは「Social Networking Service」を略した言葉で、利用者同士で交流することで社会的なつながりを作ることができるインターネット上の会員制サービスです。

近年では「Facebook」や「Instagram」、「Twitter」などのさまざまなSNSが登場しています。

Webサービスを使った事例3:ビデオ通話

ビデオ通話とはインターネット上でビデオ通話ができるサービスです。

近年では以前よりもインターネット環境も安定してきたことで、企業でのリモート会議などにビデオ通話が利用されるケースも多いです。

ビデオ通話は通話を行う両者で同じようにWebサービスを使用しなければいけないケースも多いですが、近年ではブラウザだけでビデオ通話ができるWebサービスも増えています。

Webサービスを使った事例4:Web会議システム

Web会議システムとはインターネット上でコミュニケーションができるサービスです。

インターネットを使うことで音声と動画をリアルタイムに共有し、時間や場所を限定せずに会議を行えるシステムです。

インターネットに接続することができれば、パソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末を利用することで、いつでもリモートでコミュニケーションを取ることができます。

Webサービスを使った事例5:動画配信

動画配信とはインターネットを利用して映像コンテンツを配信できるサービスです。

画像や映像などのコンテンツを配信できるサービスで、映画やドラマ、アニメなどを配信している無料の動画配信サービスも多いです。

また、近年では企業が社員へセミナー動画や研修動画などの動画を共有したい場合にも、法人向けの動画配信サービスが活用されています。

Webサービスを使った事例6:ECサイト

ECサイトとはインターネット上で商品の販売を行っているWebサイトです。

ECサイトはネットショップやコンテンツ配信サイト、ネットオークションサイトなどのことで、本来は電子商取引を行うWebサイトを指す言葉でした。しかし現在では、一般的にネットショッピングができるサイトを指す言葉となっています。

また、ECサイトはAamazonのようなモール型と企業単独のショッピングサイトの2種類があります。

Webサービスを使った事例7:予約サイト

予約サイトとはインターネット上で飲食店などの来店予約ができるWebサイトです。

飲食店やサロン、語学スクールなどの来店予約を必要とするサービスを利用する際に、オンライン上で予約ができるものです。

予約サイトを利用することで、実際に店舗へ出向いたり電話を掛ける手間をかけたりせずに、パソコンやスマートフォンなどから手軽に来店予約を行うことができます。

Webサービスを使った事例8:口コミサイト

口コミサイトとは商品やサービスの口コミが投稿できるWebサイトです。

口コミサイトは、一般的に商品やサービスを利用したことがあるユーザーが、自分自身が感じた評価を書き込めるサイトで、商品の購入やサービスの契約を検討する参考にできるものです。

口コミサイトには、飲食店の口コミサイトの「食べログ」などのサービスがあります。

Webサービスを使った事例9:支払いサービス

支払いサービスとはインターネット上で決済ができるサービスです。

ネットショップなどを利用する際に、購入した商品の支払いをオンライン上でできるサービスを支払いサービスと呼びます。

ネットショップを利用するユーザーの多くはクレジットでの決算を行いますが、支払いサービスの中には代金引換や銀行振り込み、郵便振替、コンビニ払いなど支払方法が選べるものもあります。

Webサービスを使った事例10:オンラインゲーム

オンラインゲームとはオンラインで利用できるゲームです。

コンピュータネットワークを利用したゲームを指す言葉で、ジャンルもさまざまです。また、オンラインゲームの中でも人気があるのがMMORPGで、インターネット上に用意された大規模なフィールドで、ゲームに参加している他の多くのユーザーと一緒に冒険ができます。

他のジャンルのゲームと違い、自由度が高いのが特徴です。

Webサービスを使った事例11:クラウドサービス

クラウドサービスとはインターネットを経由して提供されるサービスです。

従来であればコンピュータの中にダウンロードして利用していたさまざまなサービスやソフトウェアを、ネットワーク経由で利用できるのがクラウドサービスです。

クラウドサービスであればユーザーは自身でデータやソフトウェアを管理する必要がなく、利用したいサービスのみを利用することができます。

Webサービスの制作・開発に必要なスキル4つ

Webサービスの制作や開発に必要なスキルをご紹介します。

ここまでWebサービスが利用されているさまざまな事例をご紹介しましたが、実際にWebサービスを開発する場合にどのようなスキルが必要になるのでしょうか。

ここでは最後にWebサービスの制作・開発に必要なスキル4つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Webサービスに必要なスキル1:プログラミングスキル

Webサービスを開発するにはプログラミングスキルが必要になります。

プログラミング言語にもそれぞれ得意不得意な分野があります。Webサービス開発におすすめのプログラミング言語としてはJavaやPHP、Ruby、JavaScriptなどがあるため、そういったWebサービスの開発に向いているプログラミング言語のスキルを身につけましょう。

Webサービスに必要なスキル2:セキュリティ関連スキル

Webサービスを開発するにはセキュリティ関連スキルが必要になります。

Webサービスでは信頼性やセキュリティに関する懸念点も多いことから、Webサービス開発を行う場合はセキュリティに関するスキルが必要になります。

特にインターネット経由で金銭のやりとりなどを行うWebサービスの場合は、確実なセキュリティ対策を行う必要があります。

Webサービスに必要なスキル3:ネットワーク関連スキル

Webサービスを開発するにはネットワーク関連スキルが必要になります。

Webサービスはアプリケーションとネットワークが融合した技術となっていることから、ネットワークに関するスキルが必須です。Webサービスで使用する通信プロトコルなどのネットワーク関連のスキルを身に付けるようにしましょう。

Webサービスに必要なスキル4:コミュニケーションスキル

Webサービスを開発するにはコミュニケーションスキルが必要になります。

ビジネスとして企業でWebサービスの開発を行う場合、複数人で協力して開発を行うことになります。そのため、円滑な開発作業を行うためにもコミュニケーションスキルが求められます。

自分の意図を相手に伝えるスキルだけでなく、指示を正確に読み取り、理解できるスキルを身につけましょう。

Webサービスとは何か理解しよう

Webサービスはさまざまなインターネットを利用したサービスに活用されています。

Webサービスとはインターネット上で利用できるサービスです。ぜひこの記事でご紹介したWebサービスの概要やWebサービスを使った事例、Webサービスの制作や開発に必要なスキルなどを参考に、Webサービスについて理解を深めてみてはいかがでしょうか。