第二新卒の志望動機の書き方5つ!退職理由を前向きにしよう

第二新卒の場合の志望動機の書き方を理解する

第二新卒ならではの魅力を打ち出した志望動機を書くようにしましょう。就職してみたけれど、社風や業務内容に違和感を感じて転職を考える人もいるのではないでしょうか。その場合、新卒時よりも第二新卒の転職は不利なのではないかと思い転職に踏みとどまる人がいます。ですが、第二新卒は新卒には書けない志望動機の書き方というものがあります。それを理解することにより第二新卒でも有利に転職をすることが可能になります。

志望動機の伝え方のポイントとは

前向きな志望動機を伝えるようにしましょう。転職をする時には、企業との面接などで自分の志望動機がどういったものなのか示す機会があります。企業側としては、自社への転職を希望している第二新卒者がどんな志望動機を持っているか興味があります。志望動機を聞かれた時に、後ろ向きな志望動機を伝えてしまうと企業側に消極的な印象を与えてしまうので、転職を成功させたい場合は前向きな志望動機を伝えるようにしましょう。

第二新卒の志望動機の書き方5つ

第二新卒だからこそ活かせる志望動機を書きましょう。第二新卒者が転職を考えた時に、新卒の時よりも就職活動に苦戦するイメージを持つかもしれません。ですが、企業が社員として求めている人材には長期間企業を支えてくれる新卒だけではなく、第二新卒など社会経験がある転職者の即戦力を必要としています。そういった第二新卒ならではの魅力を志望動機として書けると、企業へ良いアピールができるでしょう。

志望動機の書き方1:企業側が望んでいることを確認しておく

企業がどんな社員を求めているか確認して志望動機を書きましょう。アクティブな社員を求めている企業や堅実な社員を求めている企業など、それぞれ企業によって求めている社員像というものがあります。転職を考えているのであれば、企業側が望んでいる社員像と自分が望んでいる志望動機がマッチングしているか確認します。確認した後、第二新卒として社会経験のある自分が企業側にどんな貢献ができるかアピールするとよいでしょう。

志望動機の書き方2:退職理由は前向きな表現にする

退職理由を前向きな表現にすると好感が持たれます。第二新卒とは、新卒者などが就職して1~3年の期間で転職を行う人たちのことを指します。したがって、人によっては短期間での転職を繰り返すのではないかと警戒されてしまう場合があります。そうならないためにも履歴書や職務経歴書に、前職の退職理由や転職を希望している企業への志望動機を前向きな表現にしておくと、第二新卒でも企業側からの理解を得ることができます。

志望動機の書き方3:退職理由と志望動機を矛盾させない

退職理由と志望動機が矛盾していると企業側から不信感を持たれます。第二新卒者には新卒者とは違った社会経験があり、若さやバイタリティといった新卒者にはない魅力があります。転職を希望する際に、面接で退職理由と志望動機を伝えることになりますが、退職理由と志望動機が矛盾していると企業側に不信感を持たれてしまい、どんなにアピールしても面接が上手くいかないという事態になりかねないので注意が必要です。

志望動機の書き方4:前社の不満は書かない

前社の不満を記入していると企業側から消極的な印象を持たれます。第二新卒で転職する人の中には、就職した企業に不満を持って転職を決意した人もいるのではないでしょうか。そういった理由で転職をすることは耳にしますが、友人など他者からの理解は得られるかもしれません。ですが、前社の不満を志望動機に含んでいると企業側に消極的な印象を与えてしまうので履歴書や職務経歴書に書く場合は注意が必要です。

志望動機の書き方5:自主的に学ぶ姿勢を伝える

自主的に学ぶ姿勢のある人は企業側から好感が持たれます。新卒者は社会経験もなく入社して上司などの指示に従いながら業務を覚え社会経験を身につけていきます。入社当初は周りがいろいろと教えてくれますが、一定期間を過ぎると自ら学び成長させていく必要があります。第二新卒者として転職を望むのであれば、志望動機に自主的に学ぶ姿勢を伝えるようにすると、企業側から伸びしろがある人間と判断され転職に有利になるでしょう。

【業種別】志望動機の例文5つ

IT業界では、ウェブ作成を行うウェブエンジニアのように一般の人でも目にする業種もあれば、ネットワークエンジニアなど企業を支えるために欠かせない業種など、様々な業種のエンジニアが業務を行い活躍しています。未経験の場合でも、第二新卒として社会経験を積んだ自分が、どの業種のエンジニアとして活躍し企業に貢献できるかを志望動機として自己アピールすると好感が持たれます。

志望動機の例文1:ウェブエンジニアの場合

第二新卒者用のウェブエンジニアとしての志望動機の例文を紹介します。

貴社の作り出すウェブサイトは大変魅力的で、是非この環境で仕事を行いたく志望致しました。ウェブエンジニアとして経験はありませんが、この職業に興味があり学んできました。トレンドを理解しつつ顧客に興味を持たれるようなウェブ作成を意識し、自身のヒアリング力を活かしつつ貴社の期待に添うようなウェブサイトを作成いたします。

志望動機の例文2:サービスエンジニアの場合

第二新卒者用のサービスエンジニアとしての志望動機の例文を紹介します。

未経験ながら、機械製品の保守やメンテンナンスなどサービスエンジニアなどが行う業務内容に興味を持ち幅広く学んでまいりました。実務経験を積むことができる貴社であれば業務を行いつつスキルアップし、持ち得た知識と会社員として培った交渉力を活かし、サービスエンジニアとして貴社に貢献できると思い志望しました。

志望動機の例文3:データベースエンジニアの場合

第二新卒者用のデータベースエンジニアとしての志望動機の例文を紹介します。

会社員として社内エンジニア業務を行ってきましたが、データベースエンジニアの分野に興味がありデータベースに力を入れている貴社に魅力を感じ志望しました。まだまだデータベースエンジニアとしては未経験ですが、データベースに特化した貴社であれば、業務を行いながらデータベースエンジニアとしてスキルアップを重ね貴社に貢献させていただきます。

志望動機の例文4:システムエンジニアの場合

第二新卒者用のシステムエンジニアとしての志望動機の例文を紹介します。

現代社会において、ITの重要性と将来性を感じIT業界に興味を持ちました。その中でも、さらにAIに主力を置いている貴社のチャレンジ精神に共感し志望いたしました。業務に必要な言語は独学で勉強を行っており、前職で培ったコミュニケーション能力を活かし社内において要件定義や設計に携われるシステムエンジニアとして活躍できるよう精進します。

志望動機の例文5:ネットワークエンジニアの場合

第二新卒者用のネットワークエンジニアとしての志望動機の例文を紹介します。

以前からネットワーク構築の業務に興味があり、IT業界で幅広く活躍されている貴社に魅力を感じ志望しました。未経験ですが、設計や構築に業務上必要となるネットワークエンジニアとしての知識を勉強しております。ネットワークエンジニアに携わる者として、シスコ技術者認定やネットワークスペシャリストの資格の取得を目指します。

面接での志望動機の伝え方2つ

面接ではポイントをおさえた志望動機の伝え方をしましょう。企業側は面接で、履歴書だけでは知ることのできない本人のスキルや人間性を理解し採用するか判断します。そういった点でも面接での志望動機の伝え方はとても重要です。よい自己PRと志望動機を企業に伝えることができれば、面接の際にはよい印象を与えることができます。ここでは、第二新卒者の面接における志望動機の伝え方について紹介します。

志望動機伝え方1:履歴書の志望動機にアレンジを加える

履歴書の志望動機にアレンジを加えて、面接官に印象を残しましょう。企業と面接をする際に履歴書の志望動機について質問されます。抽象的でぼんやりとした志望動機ですとインパクトがなく、面接官へのアピールが弱くなってしまいます。そうならないためにも、志望動機は履歴書よりも一歩踏み込んだアレンジを加えて伝えるようにしましょう。そうすることにより、面接官に強い印象を与えることができます。

志望動機伝え方2:退職理由を特に聞かれるので注意

面接時に質問される退職理由は、前向きな表現を用いるようにしましょう。第二新卒者など転職を経験した人が企業と面接する際には、前職での退職理由を重視して聞かれます。なぜなら、社員として採用してもすぐ辞めてしまう人間かどうか判断したいからです。ですので、面接で退職理由を聞かれた際は前向きな表現を用いるようにします。更に、自分が短期間で退職しないことを印象付けるように努めましょう。

第二新卒の志望動機の書き方を学ぼう

第二新卒者として良い印象を与える志望動機を書くようにしましょう。新卒と違い、第二新卒者は短期間で転職を経験しているので企業側から面接時などに警戒される場合もあります。ですが、志望動機を前向きな表現にすることにより履歴書や面接時に企業側に好印象を持たれることができます。第二新卒者には若さやバイタリティがあるので即戦力になれることを伝えつつ、志望動機で好印象を与えて転職を成功させましょう。