新卒からWebエンジニアに就職するための方法6つ|メリットや年収は

Webエンジニアの仕事内容は?

エンジニアにはシステムエンジニアやプログラマーなどさまざまな種類があり、Webエンジニアという種類もあります。Webエンジニアは、Webサイトや自社の商品、サービスを販売する独自のWebサイトであるECサイトなどに特化したエンジニアです。クライアントが要望するWebサイトやECサイトなどの設計や開発をし、運営や保守を行っていくことが仕事で、インターネットの普及により欠かすことができない存在です。

文系でもWebエンジニアは目指せる?

Webエンジニアに限らずエンジニアという職業は理系の人たちがなるものというイメージがありますが、そうではありません。実は理系か文系かはあまり関係なく、文系の人でもWebエンジニアを目指すことはできます。文系の人でも理系の人でも必要なスキルを持っていればWebエンジニアになることができます。新卒でこれから就職をしようとしている人はWebエンジニアという選択肢も視野に入れてはいかがでしょうか。

新卒からWebエンジニアを目指す人は多いの?

Webエンジニアに限らずエンジニアは、就職活動中の学生やこれから就職活動をしようとしている学生に人気のある職業です。新卒からWebエンジニアを目指す人は多くいますし、IT業界ではエンジニアが不足している現状があり、企業では人材確保を積極的に行っています。

Webエンジニアとして働くメリットは?

新卒からの就職先にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットがあります。新卒者がWebエンジニアとして働くことには「働きながらスキルアップができる」「進化する業界なので需要が大きい」「自由な労働環境であることが多い」「モノづくりの楽しさがある」という4つのメリットがあると言われています。ここからは、それぞれのメリットについて細かく説明していきます。

働きながらスキルアップができる

Webエンジニアとして働くと、働いていく中でスキルアップしていくことができるというメリットがあります。IT業界は技術の進化が非常に速く、その中でもインターネット、Web系は進化が常に続いており、一つの技術で一生働いていけるというものではありません。さまざまなプロジェクトに参加することで新しい技術に触れ続けることができるので、結果的に働くことが自身のスキルアップにもつながっていきます。

進化する業界なので需要が大きい

IT・Web業界は右肩上がりで市場が拡大しています。今後も進化し、拡大し続けることが予想されている業界ですから、現在もこれからも需要が大きいといえます。これは新卒からWebエンジニアとして働く大きなメリットのひとつです。需要が大きいということは、スキルを身につけ評価を受けることができれば自身の市場価値を上げることができるので、キャリアアップ、給与アップしていくことも可能になります。

自由な労働環境であることが多い

新卒からWebエンジニアとして働くメリットには、自由な労働環境であることが多いということがあります。就職先や勤務先により違いは見られますが、必ずしも出社しなくてもいいリモート勤務を採用している企業や、始業時間と就業時間を自由に選ぶことができるフレックスタイム制を採用している企業もあります。ほかの業種に比べると自由度が高いので働きやすいと感じる人も多いでしょう。

モノづくりの楽しさがある

Webエンジニアの仕事は、Webサイトなどを設計し開発することです。自分が設計し開発したものが動くという感動、モノづくりの楽しさを感じることができるというメリットもあります。自分が作ったシステムが世界中で多くの人の目に触れ、使われ、反響を得ることができるのはWebエンジニアの特権で、Webエンジニアの仕事にやりがいを感じる部分です。

新卒からWebエンジニアに就職するための方法6つ

新卒者の中には学生のころからアルバイトなどでWeb業界を経験したことがあるという人もいるでしょうが、それはごくわずかで、多くの人は未経験からWeb業界に飛び込んでいきます。業界未経験の新卒者でもWebエンジニアに就職するためにはどのようなステップを踏んでいけばいいのでしょうか。ここからは、新卒からWebエンジニアに就職するための6つの方法を紹介していきます。

HTMLやCSSを学ぶ

新卒からWebエンジニアに就職したいのならHTMLやCSSを学びましょう。WebページのほとんどはHTMLとCSSで見た目が作られているので、Webエンジニアにとって必須のスキルです。HTMLはWebページの構造を指定するためのマークアップ言語で、CSSはWebページのデザイン・スタイルを指定するための言語です。難易度は比較的低く、新卒の未経験の方でも無理なく学習することができます。

RubyやPythonなどのプログラミング言語を学ぶ

Webシステムを開発するためにプログラミング言語は欠かすことができないものです。プログラミング言語はたくさんあり、新卒者でなくても初めての人はどれを学んだらいいかわからないと思うでしょう。使用される機会の多い、人工知能システムに用いられるPythonやWeb開発に用いられる日本産のRubyなどのプログラミング言語を学ぶことをおすすめします。

MySQLなどのデータベースについて学ぶ

複数のデータをまとめて管理し、必要な時に抽出することができるデータベースは、必要不可欠なものです。そのため新卒からWebエンジニアに就職することを考えている場合には、データベースの知識を学んでおきましょう。SQLというデータベースを操作するための言語を学んで、一度習得することができればさまざまなプログラミング言語と組み合わせて使うことができますのでおすすめです。

AWSやGCPなどクラウドサービスについて学ぶ

最近では、クラウドサービスを導入する企業も増えてきています。数多くあるクラウドサービスの中でも注目されているAWSやGCPなどを新卒からWebエンジニアを目指している人にはおすすめしたいです。AWSはAmazonにより運営されているもので、GCPはGoogleにより運営されているものです。初心者向けの書籍やコンテンツがたくさんありますので、それを利用して学んでいくと良いでしょう。

資格を取るための勉強をする

Webエンジニアとして働くためには学歴や資格は特に必要ありませんが、新卒者は実績がないのでスキルや知識を証明し、ほかの就活生と差をつけるために資格を取得することも考え、勉強しておくと良いでしょう。資格はさまざまな種類がありますが、ITに関する基本知識を証明できる基本情報技術者試験やRubyなどプログラミング言語に関するベンダーな資格などがおすすめです。

プログラミングコードを用いて試しに動作させてみる

プログラミング言語を学んだら実際にプログラミングコードを用いて試しに設計したシステムを動作させてみましょう。書籍などでプログラミングを学んでも実際に使うことができなければ意味がありません。実際にコードを書いてシステムを動作させることができて初めて、身についたことを実感することができますので、現在あるサービスの真似でもオリジナルでもいいですから実際に書いてみるようにしましょう。

Webエンジニアの年収は?

人気もあり需要もあるWebエンジニアですが、どれぐらいの年収を稼ぎ出すことができるのでしょう。正社員のWebエンジニアの平均年収は求人ボックスの調べによると約521万円です。(2020年3月現在)日本の平均年収からするとWebエンジニアの年収はやや高い傾向にあります。気になるのが新卒でWebエンジニアになった場合の平均年収ですが約340万円となっています。

どんな人が向いているの?

「Webエンジニアを目指そうと思っているけど、自分に適性があるかわからない」と悩む新卒者もいるでしょう。Webエンジニアに向いている人の特徴は、コミュニケーションがとれる・地道な作業ができる・プログラミングが好き・柔軟な考え方ができる・効率化することができる・新しいことに挑戦できるなどです。

新卒からWebエンジニアに挑戦しよう

ここまで新卒からWebエンジニアに就職するための方法などを解説してきました。未経験からでもチャレンジすることができますが、新卒から挑戦し成功するためには、プログラミング言語を学ぶなど準備をしてから挑むと良いでしょう。