Azureを始めるにあたってー個人向け利用手続き

Azureの利用手順 ー無料アカウントの作成(※本人確認のためクレジットカードと電話番号が必要です。事前に準備しておきましょう。)

Microsoftアカウントを用意する

Microsoftアカウントのページを開き、「Microsoftアカウントを作成」をクリック
「アカウントの作成」画面が表示されますので、画面の指示に従って作成します。→以降の手順は画面の指示通りに行います。

Microsoft AzureにサインインしてAzureアカウントを作成する

COBOLの画像

Microsoftアカウントの開設が完了しましたら、次はAzureアカウントの作成に移ります。
Azureのサイトを開き、「無料で始める」ボタンをクリック

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次に、Microsoftアカウントへのログイン画面が表示されますので、ログインします。
「あなたについて」を入力する画面が表示されます。請求先住所と一致する国/地域を選び、氏名やメールアドレス、電話番号を入力しましょう。

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続いて、「電話による本人確認」を行います。「私にテキストを送信」を選びましょう。SMSを受信できないようなら「電話してね」を選びましょう。
その後、確認コードとして6ケタの数字が送られてきます(又は電話で読み上げられます)。それを確認コード欄に入力しましょう。

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次に「カード登録による本人確認」を行います。クレジットカードの情報、請求先住所を入力しましょう。

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「アグリーメント」に移り、「サブスクリプション契約、オファーの詳細、プライバシーに関する声明という3つのドキュメントを確認した上で同意にチェックし、サインアップのボタンをクリックします。以上でAzureアカウントの作成は終了です。Azureのサイト画面に移りますので、「ポータルに移動」をクリックして管理画面のポータルサイトへ移り、ログイン完了です。

初めてAzureを利用する方のメリット

無料アカウントでは、以下のメリットがあります。ぜひ活用しましょう。
・12ヶ月間、無料でAzureを体験できる
・30日間22,500円分の任意のサービスが利用できます。
・25種類以上のサービスがいつでも利用可能

無料アカウントで利用できるAzureの機能

コンピューティング

LinaxとWindowsのOSによる仮想マシンをわずか数秒で作成可能
・Linax Virtual Machines
・Windows Virtual Machines

ストレージ

Azure Virtual Machines向けのディスクストレージ、あらゆる非構造化データのストレージ、分散型クロスプラットフォームストレージを用意
・Managed Disks(64GB×2)
・Blob Storage(5GB)
・File Storage(5GB)

データベース

SQL Databaseには分析用などのインテリジェンスが組み込まれています。Azure Cosmos DBはグローバルな分散と拡張性を目的に構築されたデータベースで、NoSQLとOSS APIをサポートし、高可用性が保証されています。
・SQL Database(250GB)
・Azure Cosmos DB(5GB、400要求ユニット)

ネットワーク

世界規模の堅牢なネットワークにより、データの送受信を実現します。
・Bandwidth(15GB、データ送信)

AI+機械学習

イメージから豊富な情報を抽出し、視覚化データを分類して処理、全てのユーザーのためにパーソナライズされた、優れたエクスペリエンスを提供します。
・Computer Vision(5,000件のトランザクション)
・Personalizer(50,000件のトランザクション)

Azure無料アカウントのQ&A

Q.無料アカウントの対象の人は?
A.新規のユーザー全てが対象。(まだAzureを利用したことが無い人や、まだAzureに料金を支払ったことが無い人を指す)
Q.22,500円のクレジットを使い切った場合、又は30日が経過した後はどうなるのか?
A.ユーザーに通知が来るので、従量課金制の価格にアップグレードして使用制限を解除するかをユーザーが決める。アップグレードすると、全ての無料製品にアクセスできる。アップグレードしない場合は、アカウントと製品は使用できなくなる。
Q.無料アカウントで何ができるのか?
A.エンタープライズアプリのテストとデプロイ、カスタムモバイルエクスペリエンスを創造、データからの分析情報の入手など

まとめ

個人向けのAzureの利用手続きについてまとめました。始めること自体は、そんなに複雑ではなくても、触ってみて慣れるまでは大変かもしれません。Microsoftは「Azure公式ドキュメント」(Azureの全サービスの概要や詳細な仕様、APIリファレンス、アーキテクチャ構築に関するガイダンスなど、Azureに関する情報があります)や「Microsoft Learn」(Microsoftの各種サービスの使い方をハンズオン形式で学ぶことができます)で学習をサポートしています。もし良ければ試してみても良いかもしれません。お役に立ちましたら幸いです。

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