GCP(Google Cloud Platform)とは?特徴・メリット・AWSとの違い

GCP とは?

最初に、Google Cloud Platform(グーグル クラウド プラットフォーム、以下 GCP)とは、Googleが提供しているクラウド上で提供するサービス群の総称です。
これからGCPの特徴・メリット・AWSとの違いを紹介します。

特徴

1.Google 社内で使われているものと同じテクノロジーやインフラを使用して、お客様のインフラ環境をクラウド化できます。

2.基本的な構成要素が初めから各種サービスとして用意されているため、それらを使用してすばやく開発を行うことができます。

メリット

1.Google検索、Gmail、Youtubeと同一のインフラを低コストで利用できます。

瞬時に数十億件の検索結果を返し、月に60億時間Youtube動画を再生し、4億2,500万人ものGmailユーザーにストレージを提供しています。これらのGoogleのインフラと同じインフラを低コストで利用することが可能です。

2.インフラへの初期投資が不要。

信頼性の高いインフラ構築のためには膨大な時間と費用が必要です。そこで、GCPを利用すれば初期投資を行うことなくすぐにGoogleのインフラを利用することができます。また、スケールメリットや効率向上により、全般的なITコストの削減も可能になります。

3.用量に応じてスケールアップ、スケールダウンすることが可能です。

GCPは、アクセスや処理量の変化に伴い対応可能です。料金は、従量課金性で利用した分だけの支払いのため効率が良くなります。

4.インフラを気にせず、開発に集中することができます。

Googleでは、Eclipseなどの使いやすい開発ツールと統合し、APIクライアント  ライブラリとコマンドライン インターフェースを提供しているため、思いどおりのものを簡単に作成可能になります。

5.サービスの選択や最適化を行うことが可能です。

GCPには、アプリケーションアーキテクチャが必要とするサービスがすべてそ ろっています。仮想マシン、マネージドプラットフォーム、MySQLデータベース、ビッグデータ分析 等。

6.世界最先端のインフラ。

Googleが提供するネットワークは世界最大かつ最も革新的なものの1つとなっています。また、MapReduce、BigTable、Dremelなどのソフトウェア インフラストラクチャの革新でも業界をリードしてきたGoogleの革新的技術へより速くアクセスが可能です。

7.安定したパフォーマンスと迅速なレスポンスを提供可能です。

GCPでは、パワフルな処理能力、必要なメモリへのアクセス、高いIOPSで、ユーザーに安定したパフォーマンスを提供します。さらには、ミリ秒単位の遅延がクリティカルになる環境下、Googleが迅速なコンテンツ配信を可能にします。

〈Google Cloud Platform(GCP)を利用することでできることの一例〉

1.AIを活用した需要予測

顧客データを元にGCPの強みでもあるAI技術とデータ処理技術を活用することで需要予測を行うことが可能になります。

2.急激な負荷に対応可能な環境

急激な負荷上昇があった際のオートスケールの追従の速さや、インスタンスの起動スピードで対応可能になります。

3.未来のためのIoTデータの蓄積

AIの時代を見据えて、全デバイスをIoT化。

③AWSとの違い

まず、Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス、以下AWS)とは、世界で最も包括的で広く採用されているクラウドプラットフォームです。

AWSのメリット

サービスの種類が豊富であることから、システムに柔軟性と俊敏性があることです。GCPでは実現できないようなシステムも、AWS特有の機能であれば可能になります。また、世界中にあるデータセンターとコンピューターネットワークでつながっているため、Amazonが実際に使用している最新の技術を常に利用することが可能です。

AWSのデメリット

メニューが豊富ゆえサービスが多様となるため、サービス選定や設計ノウハウが複雑になり、利用には専門的な知識と経験が必要となります。また、サービスの増減 が容易であることから、従量課金制であるAWSの費用は変動しやすいです。サービスの利用料に従った費用の請求があるので、確実な管理を行うことが大事です。さらに、AWSが提供しているのは、サービスのみです。豊富なメニューが揃っていますが、サービスの利用方法について個別のサポートはありません。実現したいWebサイトやWebサービス、AWSの導入などは自分で行い、トラブルが発生した際も対処する必要があります。

〈まとめ〉

GCPはデータ分析や機械学習系のシステムが充実していること、コスト面でAWSより優れています。一方でAWSはシステムの多様性や柔軟性、俊敏性と日本国内における利用のしやすさでGCPより優れていると言えます。

最後に、GCPもAWSも、それぞれメリット・デメリットがあります。どちらが優れているかは一概には言えません。クラウドサービスを利用する目的に基づき、自分に合ったクラウドサービスを選びましょう。

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