Oracle Master Bronzeとはなんなのか、学習方法について

はじめに

皆さん、「Oracle Master Bronze」という言葉は聞いたことはないでしょうか? IT業界に携わっている多くの方は聞いたことがあるかもしれませんね。この記事では、「Oracle Master」とはなんなのかという基本的なことや「Oracle Master Bronze」の勉強方法について解説していきます。

Oracle Masterとは

まずは、「Oracle Master」についてです。読みは「Oracle Master( オラクルマスター )」です。では、「Oracle Master」とは、なんなのかという事を説明します。「Oracle Master」とは、「日本オラクル社」によって公式に運営する「Oracle Database」の運用や管理、トラブルシューティングといった知識やスキル、経験といった技術力を持っている人を多く生み出すために作られた「 資格 」の事です。「Oracle Master」は、世界共通の資格基準となっているので、取得することが出来れば、日本だけでなく海外でも「Oracle Master」の資格所持者として評価されます。
ただ他のIT系の資格と違い「Oracle Master」には、注意点があります。IT業界というのは日々進歩しており、「Oracle Database」も常にアップデートしています。その為「Oracle Master」は、取得から一定期間が過ぎると終了となってしまい、終了日から1年間の間に資格の再認定を受けることで、資格の更新が可能という仕組みになっている点に注意が必要です。評価をする側からすれば、常に最先端の知識を持っているという証明にもなるため、安心して評価をすることが出来ますね。

Oracle Master Bronzeについて

「Oracle Master」の資格には4つのグレードがありますが、もちろんグレードに伴い内容が異なってきます。「Bronze」、「Silver」、「Gold」、「Platinum」の4つです。今回は「Bronze」について、記述していきます。「Oracle Master」の最も低いグレードの資格は「Bronze」となっております。データベースの管理者として、管理業務を行う上で最低限必要である知識を有していることを証明する資格です。試験は「12c SQL基礎」「11g SQL基礎Ⅰ」「Bronze SQL 基礎Ⅰ」「Bronze DBA12c」の4つがあります。試験時間は、「Bronze SQL 基礎Ⅰ」が90分で他の3つは120分の時間が割り振られます。問題数と合格ラインは、「12c SQL基礎」が75問で合格ラインは65%、「11g SQL基礎Ⅰ」は55問で合格ラインは60%、「Bronze SQL 基礎Ⅰ」は40問で合格ライン70%、「Bronze DBA12c」は73問で合格ライン70%という風に、試験によって問題数も合格ラインも試験時間も違うので注意が必要です。受験料は「Bronze DBA12c」が26,600円+税、他の3つのSQLが各13,600円+税となっています。必須試験が「Bronze DBA12c」、他のSQLは、好きなものを1つ受験すればいいので、試験は4つもありますが、実質2つの合格ライン突破で「Oracle Master Bronze」の資格を取得することが可能となっております。DBAとSQLの試験を受ける順番などもないので、どちらを先に受験しても問題ありません。

Oracle Master Bronzeの勉強方法

「Oracle Master Bronze」の勉強方法は3つあります。まず、参考書を読む、次に問題集を解く、最後に学習サイトでの学習や問題を解く。これを全てこなすことが出来れば不合格になることはないでしょう。

まず、参考書は最初に一通り読み込み、その後に参考書についている問題を解きます。まずは全て読みましょう、わからない箇所があってもいいのでまずは読みましょう。参考書に関しては、【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[Bronze DBA 12c](試験番号:1Z0-065)完全詳解+精選問題集(オラクルマスタースタディガイド)という 白本 と呼ばれる書籍とオラクルマスター教科書 Bronze Oracle Database DBA12cという 黒本 と呼ばれる書籍の2冊があれば十分で、この2冊がオススメです。

次に問題集ですが、徹底攻略ORACLE MASTER Bronze DBA 12c 問題集[1Z0-065]対応という 黒本 と呼ばれる書籍がオススメです。参考書の白本と1セットですね。これを繰り返し解きましょう、暗記をしてしまっても大丈夫です。試験では問題集と似たような問題が多数出るので大丈夫です。ただ「Oracle Master Bronze」の学習に限った話ではないのですが、問題集を解くうえで、なぜその答えになるのかを頭の中で考える必要はありますよ。ただ単に「ここの答えは確か、Aだったはずだよなー」ではなく、「ここの答えは、〇〇で〇〇になるから、答えはAだ」というような問題の解き方をしてくださいね。
「Bronze」に関しては参考書の白本と問題集の黒本を頭に叩き込むだけで大丈夫ですが、それでも心配な方はWEBにある学習サイトで問題を解きましょう。ここまでをしっかりやれば合格できるでしょう。

まとめ

本記事では「Oracle Master Bronze」とはなんなのかという基本的なことや学習方法について紹介させていただきました。「Oracle Master Bronze」は有用な資格なので、転職や就職にも活かすことが出来ます、IT企業の面接官で「Oracle Master」の資格を知らない人はいないでしょう。興味を持っていただけた方はまずは、入門である「Oracle Master Bronze」を受験してみてはいかがでしょうか?

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