インフラエンジニアの仕事のきついポイント7選|働きたくなる魅了6選も解説
インフラエンジニア ってどんな仕事?
インフラエンジニアとは主に2種類に分かれており、ソフトウェアのインストールなどを担うサーバーエンジニアと、データを送信したり受信したりするための機能を構築するネットワークエンジニアがいます。
どちらも担当しているエンジニアもいますが数少なく、2種類のうちのどちらかの担当となっていることが一般的です。
インフラエンジニアの役割
インフラエンジニアは非常に社会的な貢献が高く、我々が日々生活していくためになくてはならない人と言っても良いでしょう。
表立って大活躍をするわけではありませんが、人間が呼吸をするのに空気が必要なように、人間が生活するための基盤の一部を影で支える役割の人です。
きつい仕事と言われることもありますが、なくてはならない仕事で、非常にやりがいのある仕事と言えるでしょう。
インフラエンジニアの業務内容
インフラエンジニアのやるべきこととしては主に設計、構築、運用の3種類となっています。
サービスを提供するにあたって、必要なサービスの種類やどれくらいの予算が必要かを考えることが必須です。設計が済んだら、次にインフラを作り上げていきます。これが構築です。
そしてインフラを構築したら次は運用していくことが必要になってきます。正常に動くかどうか、何かトラブルがないかの確認は必須と言えるでしょう。
インフラエンジニアの仕事のきついポイント7選
半永久的に仕事がなくならないと言われており魅力の多いインフラエンジニアですが、働く人にとってはきついと感じてしまう一面があります。
インフラエンジニアの仕事がきついと感じるポイントはどこにあるのでしょうか。インフラエンジニアの仕事がきついと感じてしまう理由について見ていきましょう。
きついポイント1:問題が解決するまで退社できない
インフラエンジニアの仕事は人々の生活に直結しているため、問題が起きた時は解決するまで退社できません。
基本的に残業はあるものとして考えておいたほうが無難でしょう。そうするとアフターファイブの予定を決めることが難しくなってくる一面があります。
仕事にやりがいを持って取り組んでいくには非常に最適な仕事ですが、プライベートの充実を図りたい場合はきついと感じてしまう一面があるでしょう。
きついポイント2:問題がいつ発生するかわからない
予想外に問題が発生することがありますが、この問題がいつ発生するかが予測できない点がきつい一面があります。
設計の段階でトラブルなく進むことが1番ですが、やはり現実にはアクシデントは避けられません。したがって急に残業になったり休日出勤になったりする可能性も考えられます。
ゆえに常に仕事に拘束されているような気持ちになる方も多く、インフラエンジニアは仕事としてはきついと感じられてしまうところがあるのです。
きついポイント3:夜勤がある
インフラエンジニアがきついと感じる要因として、夜勤勤務があることも挙げられます。
人間は昼に起きて活動し夜に眠るようにプログラミングされていますので、それに反する生活を強いられると、心身どちらも参ってしまい「きつい」と感じる方も多いでしょう。
したがってインフラエンジニアを目指す方は、睡眠時間が少なかったり生活リズムが崩れたりしたとしても問題なくこなしていけるタフな体力が必要となってきます。
きついポイント4:勉強することがたくさんある
インフラエンジニアは現場の仕事ですが、勉強するべきことがたくさんあります。
勉強時間が必要でプライベートも拘束されてしまう一面があり、きつく感じられる要因の一つです。したがって現場仕事も好きではあるけれど、勉強熱心な人が適任でしょう。
しかし、学校の勉強が苦手だったとしても、インフラエンジニアの仕事が好きで勉強が苦にならないタイプの人でしたら適任であると言えるのではないのでしょうか。
きついポイント5:連休に仕事がある
皆が連休の時にも仕事がある点がインフラエンジニアの仕事がきついと感じられるポイントの1つです。
特に友達付き合いなどがあって遊びにいきたい方には非常にきついと感じられる一面でしょう。したがって連休など、プライベートを充実させたい方にはインフラエンジニアは少々不向きであると言わざるを得ません。
きついポイント6:サーバールームの室温が寒い
サーバールームは冷房でしっかり冷やしてあり、人間にとっては寒く感じられます。
なぜならサーバー自体が熱を帯びる機械ですので、冷やす必要があるからです。寒さに弱い人には少々きつい職場であると言えるでしょう。防寒対策をする必要があります。
きついポイント7:仕事の成果が目に見えにくい
お客様が日々問題なく使うことができて当然であるインフラを整える仕事ですので、基本的に満足度はわからず成果が見えにくい一面があります。
不便に感じられると苦情が出るところを考えると、感謝されにくい割に報われないと感じてしまうこともあるのではないのでしょうか。したがって、成果が見えにくく頑張り続けるのが難しい可能性も否定できません。
きついけれど働きたくなるインフラエンジニアの魅力6選
インフラエンジニアは確かにきつい仕事だと言われていますが、魅力もあります。
ではキツイと言われているインフラエンジニアの魅力はどのような点にあるのでしょうか。インフラエンジニアの魅力を6つ解説していきます。
インフラエンジニアの魅力1:学歴が関係ない
インフラエンジニアに関わらずエンジニア関係の方は基本的に学歴が不問であることが多く、多くの人にチャンスがあります。
なぜなら仕事はきつくても実力主義な一面があるので、学歴よりどれぐらい実力があるかで評価されるからです。
実績があればスキルや成果を評価してもらえる可能性は非常に高く、仮に高卒の方であったとしても、大きな成功を収めることができるでしょう。
インフラエンジニアの魅力2:安定した職業
インフラエンジニアは、仕事がなくなることはない安定した職業といわれています。
どのような仕事も必要ではあるものの、いきなり仕事がなくなってしまうのではないかという不安を感じることもあるでしょう。
コロナウィルスなどで仕事を失った方も多い一方で、生活に密着している業種は伸びていたり横ばいであったりするところを見ると、きつくても安定した職業は非常に魅力的であると言えるでしょう。
インフラエンジニアの魅力3:ためになる知識が身に付く
インフラエンジニアになることにより、サーバーやネットワークなどの必要な知識が身に付くことが大きなメリットです。
基本的に技術的な仕事ではあるものの、顧客の方の話を聞いたり提案したりするなど、対人スキルが必要となります。対人スキルも同時に磨くことができるメリットもあります。
インフラエンジニアの魅力4:仕事の需要が高い
生活に必須であることから、仕事の需要が非常に高いでしょう。
インフラエンジニアのスキルを身に付けていれば、仕事に困ることは少ないと考えられます。さらに転職を考えていたとしても、専門的なスキルがあることから仕事を探しやすい一面があります。
きつい仕事であっても手に職があり、転職も困らない点は魅力的といえるでしょう。
インフラエンジニアの魅力5:大手で働けるチャンスがある
インフラエンジニアは学歴が不問であるところも魅力ですが、どのような方でも大手で働くチャンスがある点も大きなメリットです。
大企業に就職するためには良い大学に行き、就活で内定を勝ち取らないといけないイメージがあります。しかしインフラエンジニアであれば、たとえ大学に行ってなかったとしても大手で働くチャンスがあります。
インフラエンジニアの魅力6:ひとりで仕事をしやすい
作業するときには1人でも仕事しやすいことが大きなメリットです。
職場できついと感じたり難しかったりするものとして人間関係が挙げられますが、1人で作業することが多く、複雑な人間関係に悩むことなく仕事に集中できるのは大きなメリットであると言えるでしょう。
黙々と1人で作業したいタイプの方にも向いている仕事です。しかし、作業は1人でも基本はチームプレーであることを頭に入れておきましょう。
インフラエンジニアの就職で成功するためのコツ3つ
インフラエンジニアの就職で成功するためには、インフラエンジニアの知識を取り入れるためのコツが必要です。
きついと言われるインフラエンジニアも就職で成功することにより、ホワイト企業で尚且つ安定を手に入れることができる可能性があります。インフラエンジニアの就職を成功させるための3つのコツを解説していきます。
成功するためのコツ1:専門スクールで学ぶ
インフラエンジニアになるには、大学や専門学校などでITの勉強をする必要があるでしょう。
特に専門学校では即戦力的なことを学ぶこともできますし、さらには就職にも対応していることがあるので、学校に通うことが1番手っ取り早いと言えるでしょう。
成功するためのコツ2:現場体験をする
現場体験によってスキルを積み立てていくことにより、さらに成功に向かっていくことができます。
先ほども触れたようにインフラエンジニアは実力社会です。したがって実力をつけるためにいろいろな経験を積むことは、成功するためには必要なことだと言えるでしょう。
成功するためのコツ3:転職エージェントに相談する
転職エージェントに相談することにより、より条件の良い企業に就職できる可能性が高くなるでしょう。
インフラエンジニアに転職をされる際には、転職エージェントに相談することも1つの手なので、ぜひ活用してみてください。
きついと言われるインフラエンジニアにも魅力はたくさんある
インフラエンジニアは確かにきつい一面があり、楽な仕事とは言えませんが、魅力もたくさんあります。
特に職を失いたくない安定志向の方であれば、インフラエンジニアにチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
少しきつい仕事だとは言われていますが、ぜひインフラエンジニアになることを検討してみてはいかがでしょうか。