エンジニアがリモートワークをするメリット3つとデメリット2つ!

エンジニアはリモートワークに向いている?

近年働き方改革なども後押しして注目されているリモートワークですが、リモートワークに向いている職業としてエンジニアがあります。

リモートワークは在宅で仕事をすることを意味しますが、ITエンジニアの場合は仕様書作成からテストなど工程によって在宅で進めることができる部分も多く、リモートワークに向いています。

また、もともとエンジニアはフリーランスの方も多く、リモートワークの浸透が早いジャンルでした。

エンジニアがリモートワークをするメリット・デメリット

エンジニアといってもIT系とその他に分かれますが、ここではリモートワークに向いているエンジニアとしてITエンジニアを前提とします。

ITエンジニアには大きく2つに分けてソフトウェア系エンジニアとハードウェア系エンジニアがあり、リモートワークに向いているエンジニアはソフトウェア系エンジニアになります。

ここではソフトウェア系エンジニアがリモートワークをする場合のメリットやデメリットをみていきます。

エンジニアがリモートワークをするメリット3つ

エンジニアがリモートワークすることで、エンジニア本人にとっても企業にとってもメリットになることが出てきます。ここではエンジニアがリモートワークをするメリット3つをご紹介します。

リモートワークをするメリット1:時間を有効活用できる

エンジニアがリモートワークするメリットに時間を有効活用できるということがあります。自宅で仕事をすることがほとんどですので通勤時間がかからなくなります。

また、リモート会議などありますが必要最小限になると予想され、周囲の人に振り回される時間がなくなり自分の計画に沿って仕事を進めることができます。

時間の有効利用によって自分の時間に余裕ができれば、ストレスも軽減されて仕事の効率も上がる可能性が高いです。

リモートワークをするメリット2:早退や欠勤に気を使わなくて済む

エンジニアがリモートワークするメリットに早退や欠勤に気を使わなくて済むということがあります。

育児や介護など家庭の事情によって早退や欠勤を頻繁に行わなくてはならない人は、出勤して勤務する場合に周囲に気を使いストレスを感じるでしょう。

しかし、リモートワークの場合、自分の都合に合わせて仕事をすることができるため、誰にも気を使わなくて済むでしょう。

リモートワークをするメリット3:独自の勤務時間ルールを作れる

エンジニアがリモートワークをするメリットには、独自の勤務時間ルールを作れることが挙げられます。

会社勤めの場合、午前は12時まで勤務して昼休みは1時間と、時間で一律に区切られていますが、リモートワークでは10時開始で午前中集中できるから午後2時まで仕事をして2時間休憩というような独自ルールで働くことができます。

自分の生活ペースに合わせて仕事ができるので、ストレスもなく仕事の効率アップも期待できます。

エンジニアがリモートワークをするデメリット

エンジニアがリモートワークをする場合はメリットも多いですが、デメリットも存在します。ここではエンジニアがリモートワークする場合のデメリットをご紹介します。

リモートワークのメリットとデメリットを両方よく確認して、リモートワーク導入をご検討ください。

リモートワークをするデメリット:コミュニケーションが取りづらいことがある

エンジニアがリモートワークをするデメリットにコミュニケーションが取りづらいということが挙げられます。

エンジニアの仕事も全て1人で進めることはできず、他部門と協議したり情報共有したりするためにコミュニケーションを取っていかなくてはなりません。

しかし、リモートワークではテレビ会議などは定期的にあるものの、ちょっとした疑問を気軽に聞くことができず、意見交換などのコミュニケーションが不足しがちになるでしょう。

リモートワークをするデメリット:生活リズムが崩れやすい

エンジニアがリモートワークをするデメリットに生活リズムが崩れやすいということがあります。

リモートワークは自由に時間を使うことができるので、ストレス軽減や効率化できるメリットはありますが、人によっては自己管理できずに働きすぎたり、生活リズムを崩したりする場合があります。

また、夜中まで働き睡眠不足になることも考えられます。リモートワークは自己管理できない人にとっては厳しい働き方になる場合もあります。

エンジニアがリモートワークを効率的に行うための方法

エンジニアがリモートワークをするメリットやデメリットをみてきましたが、エンジニアがリモートワークをする場合は、やみくもにただ始めるよりも注意すべきポイントを押さえることで効率的に行うことができます。

ここではエンジニアがリモートワークを効率的に行うための方法についてみていきます。

勤務時間と休憩時間の作り方を工夫する

エンジニアがリモートワークを効率的に行う方法に、勤務時間と休憩時間の作り方の工夫があります。

リモートワークの場合は、時間が決められていないため自分の都合に合わせて仕事を進められますが、時間制限がないことからダラダラとなりがちです。

そのため、リモートワークでは仕事とそれ以外のオンオフのメリハリをつけることが重要です。ただし、会議も必要なことからコアタイムを設けて仕事をすることも検討するといいでしょう。

チームとのコミュニケーションの取り方を考える

エンジニアがリモートワークを効率的に行う方法に、チームとのコミュニケーションの取り方を考えるということがあります。

リモートワークでは1人で行う作業に関しては問題ないものの、コミュニケーションを必要とする会議や情報共有などに問題が生じやすくなります。

それを解消するためにも、テレビ会議の導入や資料共有しやすい環境整備が必要になります。リモートワークの効率化にはコミュニケーションツールの整備が重要です。

やりとりはWeb上で行う

エンジニアのリモートワークでコミュニケーションをとるためのやり取りはWeb上で行う方がいいでしょう。

なぜなら、Web上のテレビ会議などのやり取りでは、相手の表情などを見ながら伝えることが可能で、また相手もこちらの伝えたいことを読み取ることができます。

Web会議などを利用して、普段の会社におけるコミュニケーションにより近づけていけば、仕事の効率化を図ることができるでしょう。

必要な情報は全てクラウド化する

エンジニアのリモートワークで効率的にコミュニケーションをとる方法に、必要な情報を全てクラウド化するということがあります。

クラウド化とはそのチームメンバーが必要な情報を共有することです。クラウド化できるツールは複数ありますので、それらを使いチームメンバーで共有すべきデータをクラウドで管理します。

情報共有化は、リモートワークにおいてコミュニケーションを図る上でも重要な役割を果たすでしょう。

ログを残す

エンジニアがリモートワークで効率的にコミュニケーションを取るには、ログを残すことが重要です。

リモートワークの場合はチームメンバーとコミュニケーションを取る機会が限られており、その際に話した内容を繰り返し確認するのが困難です。

そのため、会議やメールの内容をログで残しておくことが重要です。ログで残しておけば後で見返す場合も相手を巻き込まずに自分だけで確認ができて効率的に仕事ができます。

【業種別】エンジニアでリモートワークが可能な求人の探し方5つ

エンジニアでリモートワークが可能な求人を探す場合は、入社時の条件として在宅勤務可能な会社を探さなくてはなりません。その場合、派遣会社所属だと派遣先により条件が異なるため、リモートワークができない場合もあります。

リモートワークで働きたい場合は、フリーランスで携わることが可能な会社独自の案件に応募するのもいいでしょう。

ここでは業種別にエンジニアでリモートワークが可能な求人の探し方5つをご紹介します。

リモートワークが可能な求人の探し方1:システムエンジニアの場合

システムエンジニアのリモートワークが可能な求人の探し方としては、在宅ワーク可能な企業に属することがおすすめです。

IT系エージェントに登録し、リモートワークしたい旨を担当者に告げておけば、希望の求人に出会える可能性があります。

ただし、システムエンジニアといってもハード系の場合や顧客データを扱う場合リモートワークは難しいでしょう。何を開発している企業かをよく確認して応募してみましょう。

リモートワークが可能な求人の探し方2:インフラエンジニアの場合

インフラエンジニアのリモートワークが可能な求人の探し方として、IT系のエージェントや案件紹介サイトから探す方法があります。

以前はインフラエンジニアといえば、リモートワークは考えられませんでしたが、最近では世界的企業のクラウド進出によって、インフラエンジニアのリモートワーク案件も増加傾向にあります。

中には出社をしなければならないケースもありますが、基本的にはフルリモート作業が可能な案件もあります。

リモートワークが可能な求人の探し方3:ネットワークエンジニアの場合

ネットワークエンジニアは顧客先で働くイメージが強いですが、昨今はリモートワークできる案件も増えてきました。

ネットワークエンジニアの求人を探す方法としては、IT系のエージェントへの登録やそれまでに携わった人脈などを通して探す方法などがあります。

ネットワークエンジニアの案件は、ネットワークの設計・構築や運用、維持と多様で、その中でも案件数が多いのが設計や構築に関する案件です。

リモートワークが可能な求人の探し方4:Webエンジニアの場合

Webエンジニアのリモートワークが可能な求人の探し方としては、フリーランスエージェントに登録することがおすすめです。

Webエンジニアの仕事はリモートワーク可能な案件も多く、フリーランスの方でもすぐに見つけることができるでしょう。

その中から自分が得意な分野や言語などを見極め、また磨きたいスキルを考えて案件を受注していくと、仕事をしながらスキルアップを目指せます。

リモートワークが可能な求人の探し方5:アプリエンジニアの場合

アプリエンジニアのリモートワークが可能な求人の探し方としては、クライアントの企業とフリーランスエンジニアを結び付けてくれるIT系の転職エージェントに登録したり、クラウドソーシングなどでスマホアプリなどのIT案件紹介サイトへ登録したりするのがおすすめです。

スマホアプリの開発は使用している言語が多様で、案件によっては開発できる人材が限られているケースもあり、フリーランスに依頼される案件もあります。

リモートワークエンジニアになろう

リモートワークエンジニアは自己管理が必要なものの、労働者にとって自分のペースで仕事ができるので、効率良く働けてメリットも多いということがわかりました。

また、リモートワークを効率良く行うためには、環境を整えてチームメンバーで情報共有したり、コミュニケーションをとれる状況にしたりすることが重要です。

ここで紹介した内容に魅力を感じたという方は、ぜひメリットの多いリモートワークエンジニアを目指してみましょう。