プログラマーがプログラミング以外に必要なスキル3つ!就職するための準備2つ

プログラマーとは

プログラマーとはシステム開発における下流工程を担う人材です。

プログラマーはプログラミング言語を利用して、コンピューターが実行するプログラムを構築します。開発するのは企業によって異なり、基幹システムや業務用ソフトウェア、スマホアプリなどさまざまです。

また、開発後にはシステム開発の上流工程を担うSEと共に、プログラムが仕様書通りに動作するかどうかをテストを行うのもプログラマーの仕事です。

プログラマーが就職できるさまざまな就職先5つ

プログラマーが就職できる就職先をご紹介します。

プログラマーはプログラミング言語を用いてさまざまなプログラムを開発する職業です。そのため、プログラマーとしてのスキルを持っていれば、IT企業に限らずさまざまな企業に就職することができるでしょう。

ここではプログラマーが就職できるさまざまな就職先5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

さまざまな就職先1:自社サービス運営の企業

プログラマーは自社サービスを運営する企業に就職することができるでしょう。

クライアントからの要望に基づいてシステム開発を行う受託開発とは異なり、自社でWebサービスやパッケージなどさまざまなサービスを運営している企業もあります。

自社サービス運営ではユーザーからの要望はありますが、すべてを盛り込む必要はなく、修正のしやすさや希望するユーザーの多さ、法令順守などを考慮して開発を行います。

さまざまな就職先2:SI企業

プログラマーはさまざまなシステム開発を行うSI企業に就職することができるでしょう。

SI企業とは社会に必要なしくみをITを利用して構築する情報サービス企業で、「SIer」と呼ばれることもあります。SI企業ではクライアントからの要望を基本にシステム開発を行う受託開発を行います。

また、システムの規模が大きいケースが多いため、他の企業とも協力してプロジェクトを進めます。

さまざまな就職先3:Web・スマートフォンアプリ開発企業

プログラマーはWeb・スマートフォンアプリ開発企業に就職することができるでしょう。

Web開発はパソコンなどのブラウザで利用するシステムとスマホアプリの2つにわかれます。近年は子どもから高齢者までスマートフォンが普及しているため、スマホアプリを開発する企業も増えています。

Web開発は技術の変化が非常に激しいため、常に新しい技術を学んでいく必要があります。

さまざまな就職先4:家電・自動車メーカー

プログラマーは家電・自動車メーカーに就職することができるでしょう。

自動車や家電にもさまざまなプログラムが組み込まれており、そういったシステムは組み込みシステムと呼ばれています。そのため、プログラマーはメーカーにも就職先があります。

さらに近年はインターネットに繋がるIoT家電が増えてきているため、よりスキルを持ったプログラマーが求められています。

さまざまな就職先5:ゲーム開発会社

プログラマーはゲーム開発会社に就職することができるでしょう。

近年はスマホアプリやソーシャルゲームの需要が拡大しており、多くの企業がゲーム開発に参入しています。そのため、ゲーム開発会社にはベンチャー企業も多く、第一線で活躍することができるでしょう。

また、特にゲーム開発は操作に対してスピーディに反応する処理や設計が必要なため、ゲーム開発を行うプログラマーにはスキルが求められます。

プログラマーがプログラミング以外に必要なスキル3つ

プログラマーにとってプログラミング以外に必要なスキルをご紹介します。

プログラマーにはプログラミングスキルが必須ですが、キャリアアップしていくためにはそれ以外のスキルも求められます。

ここではプログラマーがプログラミング以外に必要なスキル3つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

プログラミング以外に必要なスキル1:数学的な処理知識

プログラマーにはスピーディな開発を行うための数学的な処理知識が必要です。

たとえば業務系のソフトウェアを開発する場合、在庫などの計算処理を構築するために数学的な知識が必要になるケースはよくあります。また、他の一般的なプログラムであっても数学的な処理を使う必要があることもあるでしょう。

必ずしも数学に精通している必要はありませんが、数学的な知識を持っている方がスムーズなプログラミングが可能です。

プログラミング以外に必要なスキル2:プレゼンテーション能力

プログラマーには物事をわかりやすく相手に伝え、自分の考えを持って提案できるプレゼンテーション能力が必要です。

クライアントは複数のシステム開発会社を比較して依頼先を決定することもあるため、営業担当によるプレゼンテーションが行われるケースもあります。

そういった場で実際に開発を行うプログラマーが技術的な内容を説明すれば、より説得力のあるプレゼンになるでしょう。

プログラミング以外に必要なスキル3:プロジェクト推進能力

プログラマーには段取りを組んでプロジェクトを進めていくプロジェクト推進能力が必要です。

システム開発はプログラマーは個人個人で進めているわけではなく、プロジェクトチーム単位で行われます。また、開発プロジェクトにはスケジュールや段取りがあり、それに沿って進めていくことが求められます。

そのため、プログラマーにはビジネススキルとしてプロジェクト推進能力が必要となります。

未経験者がプログラマーとして就職するための心構え5つ

未経験者がプログラマーとして就職するための心構えをご紹介します。

現在プログラマーに興味がある方の中には、未経験からプログラマーを目指したいという方もいるのではないでしょうか。

プログラマーは文系や未経験者でもなることができますが、いくつかの心構えが必要です。ここでは未経験者がプログラマーとして就職するための心構え5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

就職するための心構え1:自発的に学習できるようにしよう

プログラミング未経験者は自発的に学習できるようにしましょう。

未経験者可の求人でも自発的に学習を進めておくことで、採用担当者から評価されやすくなるでしょう。

また、IT業界で日々新しい技術が生まれ、情報の更新が非常に激しい分野でもあります。そのため常に新しい技術や知識を学ばなければ、プログラマーとして活躍することは難しいでしょう。

就職するための心構え2:マナーや立ち振舞いを疎かにしない

プログラミング未経験者はマナーや立ち振舞いを疎かにしないようにしましょう。

社会人としてのマナーや立ち振舞いはプログラマー以前に重要な要素です。また、実際の業務でも社会人としてのマナーが要求される場面は少なくありません。

これまで社会人として働いてきて転職する場合は問題なくても、社会人経験がない状態でプログラマーに就職する場合はマナーについてもしっかり身につけておくようにしましょう。

就職するための心構え3:面接は自分の言葉で話そう

プログラミング未経験者は面接時には自分の言葉で話すようにしましょう。

未経験者の場合、面接で「なぜプログラマーを目指そうと思ったのか」といった質問が投げかけられることが多いです。採用担当者としては本人の中で動機づけがなされているかを確かめたいため、きちんと自分の言葉で理由を説明できるようにしておきましょう。

就職するための心構え4:ビジョンを明確にする

プログラミング未経験者はプログラマーになった後のビジョンを明確にしましょう。

採用面接の際には将来のビジョンに関する質問がされるケースも多いです。それは本人のビジョンと会社がマッチしてるかどうかを確かめるものですが、実際にマッチしていなければ長くプログラマーとして働くことは難しくなります。

就職するための心構え5:目標を立てて勉強しよう

プログラミング未経験者は目標を立てて勉強しましょう。

自発的な学習とも関係がありますが、自分で目標を立てて勉強することで、目標達成に必要な具体的なアクションが取れるようになります。また、目標に対する自分の現在のレベルもわかりやすくなり、勉強に対するモチベーションも保ちやすいでしょう。

プログラマーとして就職するための準備2つ

プログラマーとして就職するための準備をご紹介します。

プログラミング未経験の状態でプログラマーになるには、いくつかの準備を事前に行っておくことが重要です。

ここでは最後にプログラマーとして就職するための準備2つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

就職するための準備1:28歳までにスキルや実務経験を積むこと

プログラマーとして就職するには28歳までにスキルや実務経験を積んでおきましょう。

未経験者がプログラマーになる場合、ボーダーラインとなるのは28歳だと言われています。それ以前の年齢であれば選考を通過しやすいですが、28歳以上となると、前職の経験など特化したスキルによって実務経験のなさをカバーする必要があります。

プログラミングで成果物や作品を作る

未経験者が選考通過率を上げるには、プログラミングで成果物を作るのが効果的です。

プログラミングで成果物や作品を作ることで、プログラマーとしては未経験でも、プログラミングのスキルや意欲があることを採用担当者に示すことができます。そのため、選考通過率を上げることができます。

就職するための準備2:IT業界について理解しておこう

プログラマーとして就職するにはIT業界について理解しておきましょう。

IT業界ではプログラマー以外にもSEやネットワークエンジニア、インフラエンジニアなどさまざまな職種がいます。その中でプログラマーの役割が何なのか理解しておくようにしましょう。

また、実際の開発の流れまで把握しておくことで、採用担当者にも自分の仕事について具体的なイメージができていることをアピールできます。

プログラマーへの就職を目指そう

プログラマーとしてのスキルを持っていれば、さまざまな企業に就職することができます。

また、たとえ未経験からでもスキルを身につけて準備をしておくことで、将来プログラマーとして活躍することは可能です。

ぜひこの記事でご紹介したプログラミング以外に必要なスキルや未経験者がプログラマーとして就職するための心構えなどを参考に、プログラマーを目指してみてはいかがでしょうか。