情報セキュリティマネジメント試験におすすめの参考書6選|勉強のポイント5つ
情報セキュリティマネジメント試験とは
情報セキュリティマネジメント試験とは、情報セキュリティマネジメントの計画、運用、評価、改善を通して情報セキュリティの確保に貢献し、継続的に組織を守るためのスキルを認定する試験です。
経済産業大臣が認定している国家試験である情報処理技術者試験の1つで、スキルレベル2に相当します。
近年の情報セキュリティに対するニーズの高まりを背景に、情報セキュリティマネジメントを担う人材の育成のために創設されました。
情報セキュリティマネジメント試験の概要
情報セキュリティマネジメント試験は春期と秋期の年2回実施されています。
情報セキュリティマネジメント試験は組織の情報セキュリティ確保に貢献し、近年ますます巧妙になるサイバー攻撃などの脅威から組織を継続的に守るための人材を育てる試験です。
試験の受験料は5,700円で、春期は4月、秋期10月に実施されています。
情報セキュリティマネジメント取得のメリット
情報セキュリティマネジメントの資格を取得することで組織の情報セキュリティマネジメントに貢献できる人材になれます。
高度情報化社会になりITやインターネットがさまざまな恩恵をもたらす一方で、サイバー攻撃もさらに巧妙化、複雑化しており、社会全体への大きな脅威となっています。
そのため情報セキュリティの確保が求められる企業にとって、情報セキュリティマネジメント人材は非常に重要な存在となっています。
情報セキュリティマネジメント試験におすすめの参考書6選
情報セキュリティマネジメント試験におすすめの参考書をご紹介します。
情報セキュリティの重要性が増している中、情報セキュリティマネジメントの資格を取得したいと考えている方も多いでしょう。
しかしどの参考書を選べばいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。ここでは情報セキュリティマネジメント試験におすすめの参考書6選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの参考書1:徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和2年度
「徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和2年度」は新シラバス3.0に対応したおすすめの参考書です。
情報セキュリティはもちろん、テクノロジ系、ストラテジ系などの内容も完全網羅した情報セキュリティマネジメント試験対策用の参考書です。
また、過去問題の解説も紙面と電子版の計9回分が利用できるため、しっかりと学習を進めることができます。
おすすめの参考書2:令和02年【春期】【秋期】 情報セキュリティマネジメント 合格教本
「令和02年【春期】【秋期】 情報セキュリティマネジメント 合格教本」はわかりやすいイラストで学べるおすすめの参考書です。
情報セキュリティに関連する内容は文章だけではなかなか技術や知識を理解することができません。
その点、この本ではわかりやすいイラストを交えて情報セキュリィの第一人者によって試験範囲をしっかりと解説しているため、初心者でも学習を進めやすくなっています。
おすすめの参考書3:ニュースペックテキスト 情報セキュリティマネジメント 2020年度
「ニュースペックテキスト 情報セキュリティマネジメント 2020年度」はオールカラー図解でしっかり学べるおすすめの参考書です。
出題傾向分析に基づく合格直結ポイントをオールカラーの図解で学べる参考書になっています。カラー図表やめりはりのある解説で基礎から情報セキュリティを学ぶことができます。
また、午前試験、午後試験の問題演習つきとなっています。
おすすめの参考書4:情報セキュリティマネジメント 試験対策書 第3版
「情報セキュリティマネジメント 試験対策書 第3版」は要点を押さえて短期間で学べるおすすめの参考書です。
情報セキュリティマネジメント試験合格に必要な知識を1冊で学べる参考書となっており、午前試験、午後試験の重要ポイントを押さえ、さらに演習問題で応用力を身につけ、足りない知識を補填することができるようになっています。
おすすめの参考書5:令和02年【春期】情報セキュリティマネジメント パーフェクトラーニング過去問題集
「令和02年【春期】情報セキュリティマネジメント パーフェクトラーニング過去問題集」は合計11回分の過去問題を学べるおすすめの参考書です。
令和元年秋試験から平成29年秋試験までの計5回の過去問題を紙面に掲載し、さらに平成29年春期から平成28年春期までの過去問題と予想問題3回の計6回の問題と解答、解説を電子版でダウンロードできるようになっています。
おすすめの参考書6:出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント テキスト&問題集 2020年版
「出るとこだけ!情報セキュリティマネジメント テキスト&問題集 2020年版」は情報セキュリティマネジメント試験の内容を網羅的に勉強することができるおすすめの参考書です。
初回試験から過去問題全9回分の内容が反映された定番シリーズの参考書で、試験にでるところだけを丁寧に解説しています。
また、午後問題の長文対策に関する解説もあり、この1冊で午前、午後、過去問題集として活用できます。
公式サイトも活用しよう
公式サイトにはすべての過去問題が掲載されているため、活用するようにしましょう。
情報セキュリティマネジメント試験の公式サイトでも過去問題を解くことができます。練習問題や過去問題集などを使って勉強するのも良いですが、公式サイトなら無料で利用できるため、公式サイトの過去問題を利用するのがおすすめです。
情報セキュリティマネジメント勉強のポイント5つ
情報セキュリティマネジメント勉強のポイントをご紹介します。
情報セキュリティマネジメント試験を受ける場合は、ポイントを押さえた試験対策を行うことが重要です。
ここでは情報セキュリティマネジメント勉強のポイント5つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
勉強のポイント1:勉強の基本的な流れを知る
情報セキュリティマネジメント対策を行う場合は、勉強の基本的な流れを知るようにしましょう。
試験勉強をする場合、まずはテキストを利用して知識をインプットしてから、過去問題を利用してアウトプットを進めるのが基本になります。
特に情報セキュリティやITをはじめて学ぶ人の場合、最初は用語を覚えにくいこともあるため、テキストを何度も読み込んで覚えこんでいくことが重要です。
勉強のポイント2:午前と午後の試験内容の把握
情報セキュリティマネジメント対策を行う場合は、午前と午後の試験内容を把握するようにしましょう。
情報セキュリティマネジメント試験は午前試験と午後試験にわかれており、内容も異なります。さらに試験形式も異なるため、午前試験と午後試験でそれぞれ別に試験対策を行うことが重要です。
ここでは午前試験、午後試験それぞれの対策についてご紹介します。
午前試験対策
午前試験対策は4択問題形式のオーソドックスな試験です。
午前試験は4択で過去問題からの使いまわし問題が多く出題されます。そのため、基本問題をしっかりインプットしておくことで、だんだんと出題傾向をつかむことができるようになるでしょう。
また、出題される50問の試験を90分以内に解く必要があるため、時間配分も重要です。あらかじめ短い時間で解く練習を行いましょう。
午後試験対策
午後試験対策は実際の企業を想定したシチュエーションの文章問題です。
午後試験は5ページ程度の長文を読んで設問に答える形式となっているため、長文を素早く読む読解力が求められます。
内容としては、会話文の空欄を埋める虫食い問題や、選択肢から回答を選ぶ問題がほとんどです。時間制限もあるため、1問あたりの時間を設定して問題を解く練習をしましょう。
勉強のポイント3:わからないところはその都度解決
情報セキュリティマネジメント対策を行う場合は、わからないところを放置せずにその都度解決するようにしましょう。
わからないところを解決せずに先へ進んでしまうと、結局わからないまま放置してしまいがちです。また、後から見直しをする際にもどの点でつまづいたのか整理できなくなってしまうこともあります。
そのため、その都度テキストを見て確認し、弱点を無くすようにしましょう。
勉強のポイント4:学習スケジュールを立てる
情報セキュリティマネジメント対策を行う場合は、学習スケジュールを立てるようにしましょう。
試験に合格するためには継続的な勉強を行うことが需要です。そのため、効率的な学習スケジュールを立てましょう。
また、過去問題を解いて出題傾向などを把握したうえでスケジュールを組むと効率的なスケジュールが組めるのでおすすめです。
勉強のポイント5:過去問題をうまく活用する
情報セキュリティマネジメント対策を行う場合は、過去問題を活用して問題に慣れるようにしましょう。
過去問題を活用して本試験レベルの問題の数をこなすことで、応用力を鍛えることができます。また、午後試験用に読解力も併せて鍛えていくことが重要です。
また、情報セキュリティマネジメント試験は新しい試験で過去問題が多くないため、できるだけ満遍なく勉強するようにしましょう。
情報セキュリティマネジメントの取得を目指そう!
情報セキュリティマネジメント試験に合格するには、しっかりとスケジュールを組んで対策を取ることが重要です。
近年は情報セキュリティに対する社会的なニーズも高まっており、企業も情報セキュリティ人材を求めています。
ぜひこの記事でご紹介した情報セキュリティマネジメント試験におすすめの参考書や勉強のポイントなどを参考に、試験合格を目指してみてはいかがでしょうか。