SEの仕事のやりがい12選を紹介!SEに向いている人の特徴とは
SEとは?
SEはクライアントからの要求をヒアリングし、システム設計などを行う職業です。
システム開発の仕事には上流工程と下流工程が存在しますが、SEは上流工程を担当します。たとえば、クライアントからの要求をヒアリングし、システム設計を行い、プロジェクトチームの管理を行うことがSEの主な仕事になります。
SEは人材不足なのか?
SEは深刻な人材不足が続くと言われています。
IT業界は現在どの企業も慢性的な人材不足だと言われています。また、SEは数としては足りていても、企業が本当に必要とするスキルを持った人材は不足しているため、実質的にSEは人材不足になっています。
さらにSEは2030年までに80万人近く不足すると言われており、SEの人材不足は深刻な状況になっています。
SEの仕事のやりがい12選
SEの仕事のやりがいをご紹介します。
SEはクライアントからヒアリングを行ってシステムの設計を行ったり、仕様書を作成してシステムのテストをしたりと、非常に多様な業務を担います。
そのため、SEにはさまざまな仕事のやりがいがあると言えるでしょう。ここではSEの仕事のやりがい12選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
SEの仕事のやりがい1:給料が高いことが多い
SEの仕事は給料が高いことが多いというやりがいがあります。
SEは医師などと違って資格が必要な職業ではないため、SEになるためのハードルはそこまで高くはありません。しかし平均年収は一般的な職業よりも高い傾向にあり、大手企業に勤めるSEであれば年収800万円を超えることもあります。
そのため、さまざまな職種と比べても給料が高いという点は、SEのやりがいだと言えるでしょう。
SEの仕事のやりがい2:ものづくりの楽しさを味わえる
SEの仕事はものづくりの楽しさを味わえるというやりがいがあります。
SEの主な仕事はシステムの設計なので、物理的ではありませんが、デジタル上でものづくりを経験できます。
また、クライアントによっては大規模なシステム構築ができることもあります。クライアントのニーズに応える機能を考え、自分のアイデアを形にできる楽しさが味わえるのは、SEのやりがいの1つだと言えるでしょう。
SEの仕事のやりがい3:汎用性のあるスキルが得られる
SEの仕事は汎用性のあるスキルが得られるというやりがいがあります。
SEの仕事では基本的なITスキルとしてデータベースの知識やサーバーの知識、ExcelなどのOfficeを扱うスキル、さらにさまざまなクライアントと関わることでコミュニケーションスキルを培うことができます。
そのため、SEだけでなくさまざまな職場で働けるスキルを身につけられる点はやりがいだと言えるでしょう。
SEの仕事のやりがい4:さまざまな技術に関われる
SEの仕事はさまざまな技術に関わることができるというやりがいがあります。
システム開発を依頼するクライアントは、その業種もさまざまです。そのため、クライアントごとに異なるニーズを満たすための技術も変わってきます。
クライアントが必要とする機能を考え、設計することでさまざまな技術を習得できる点は、SEにとって大きなやりがいになるでしょう。
SEの仕事のやりがい5:成長を実感しやすい
SEの仕事は成長を実感しやすいというやりがいがあります。
SEの仕事はプロジェクト単位で進みます。プロジェクトの規模はクライアントによってさまざまですが、短くても数か月かかり、規模が大きなものであれば年単位になるケースもあります。
そのため、SEはプロジェクトを達成することで自分の成長を実感しやすいと言えるでしょう。
SEの仕事のやりがい6:チームで完成させる楽しさがある
SEの仕事はチームで完成させる楽しさというやりがいがあります。
個人作業のイメージがあるSEですが、システム開発はSEの他にプログラマーなどの開発メンバーが複数いる状態で行うため、基本的にチームプレイになります。
さまざまなメンバーに囲まれて仕事をすることになるため、周囲のメンバーと協力しあい、プロジェクトを成功させるという楽しさが味わえるでしょう。
SEの仕事のやりがい7:顧客に感謝される
SEの仕事は顧客に感謝されるというやりがいがあります。
クライアントは何らかのビジネス上の課題や、問題点の解決のためにシステム開発を依頼しています。そのため、クライアントにとって有益なシステムをリリースすれば、相手からも感謝されます。
直接クライアントから感謝されることは、SEにとって大きなやりがいになるでしょう。
SEの仕事のやりがい8:社会貢献ができる
SEの仕事は社会貢献ができるというやりがいがあります。
システム開発を依頼するクライアントはさまざまですが、ときには官公庁や銀行、電力会社といった社会的インフラを担うクライアントからの案件を担当するケースもあります。
そのため、そういったクライアントからの案件を担当することは、システムを開発することで社会貢献ができていると言えるでしょう。
SEの仕事のやりがい9:完成したときの達成感
SEの仕事は完成したときの達成感が味わえるというやりがいがあります。
システム開発は一人で行うわけではなく、さまざまなメンバーが関わってプロジェクトの達成を目指すことになります。また、プロジェクトは期間が長くかかることも多く、システム完成までにはさまざまな苦労を伴います。
そのため、チームメンバーで協力し合ってプロジェクトを達成することで、大きな達成感を味わえるでしょう。
SEの仕事のやりがい10:コミュニケーション能力が高まる
SEの仕事はコミュニケーション能力が高まるというやりがいがあります。
SEは仕事でさまざまな業種のクライアントと関わることになります。また、打ち合わせでは相手の要望をヒアリングしたり、自分から提案したりするといったコミュニケーションを取ることになります。
また、社内でもチームメンバーと関わることになるため、社外や社内の多くの人と関わることでコミュニケーション能力を高めることができるでしょう。
SEの仕事のやりがい11:クライアントと長く付き合える
SEの仕事はクライアントと長く付き合えるというやりがいがあります。
SEの仕事はクライアントからの信頼関係を構築するところから始まります。クライアントの要望をうまくヒアリングし、クライアントが望むシステムを完成させれば、クライアントもそれだけSEを信頼することになるでしょう。
また、クライアントに仕事の成果が高く評価されれば、また次回の依頼に繋げることができます。
SEの仕事のやりがい12:さまざまな業界のことを知れる
SEの仕事はさまざまな業界のことを知ることができるというやりがいがあります。
SEはクライアントの業種によってさまざまな分野のシステムを開発することになります。中小企業の社内システムを開発することもあれば、携帯会社の通信システムやインフラシステムといった規模の大きなシステムを開発することもあるでしょう。
そのため、SEの仕事ではさまざまな業界に関わることができます。
SEに向いている人の特徴6つ
SEに向いている人の特徴をご紹介します。
SEは非常に多くの業務を担う職種のため、SEとして活躍するにはある程度の適性も必要だと言えるでしょう。
ここでは最後にSEに向いている人の特徴6つをご紹介しますので、自分にSEへの適性があるかどうかぜひチェックしてみてください。
SEに向いている人の特徴1:好奇心が旺盛である
さまざまなことに好奇心が旺盛な人はSEに向いています。
SEは初対面のクライアントと打ち合わせをして、クライアントが求めているものを聞き取る必要があります。そのため、何事にも好奇心が旺盛で、初めて知るものや関わるものに興味が持てる人の方がスムーズに話が進むでしょう。
また、システム設計を行う上でもさまざまなことを考え、新しい機能を楽しみながら考えられる好奇心旺盛な人はSEに適性があると言えます。
SEに向いている人の特徴2:コミュニケーションスキルがある
コミュニケーションスキルがある人はSEに向いています。
前述のとおり、SEはクライアントから要件のヒアリングを行います。システムに詳しくないクライアントから要望を正確にうまく引き出すためには、高いコミュニケーションスキルが必要とされます。
また、SEはプロジェクトメンバーの管理も行うため、社外社内さまざまな人と関わる仕事です。そのため、コミュニケーションスキルの高い人はSEに向いているでしょう。
SEに向いている人の特徴3:論理的に考えられる
論理的に考えられる人はSEに向いています。
SEの主な仕事はシステムの設計です、そのため、システムの構造を理解し、効率的な実行フローを構築するためには、論理的に考えられる能力が求められます。
また、システムの外部との連携やシステム同士の関係も把握してシステムの構造を考えるには、論理的思考力が必要です。そのため、論理的に考えられる人はSEに向いています。
SEに向いている人の特徴4:変化に対応できる柔軟性がある
変化に対応できる柔軟性がある人はSEに向いています。
IT業界は情報や技術の変化が激しく、日々新しいものが生まれています。そのため、IT業界に携わる人材はこれまでの固定概念に捉われず、変化に対応できる柔軟性が求められます。
常に新しいものを知り、どんどん取り入れていくことのできる柔軟性の高い人ほどSEに向いていると言えるでしょう。
SEに向いている人の特徴5:ITに興味がある
ITに興味がある人はSEに向いています。
SEの仕事はさまざまで、幅広い業務を行うため、特に理系でなければいけないわけではありません。理系か文系かよりも、ITに興味があり、IT分野の知識を吸収していける人の方が向いています。
ITに興味があれば、文系でもどんどんSEの仕事を身につけていけるでしょう。そのため、ITに興味がある人はSEに向いていると言えます。
SEに向いている人の特徴6:学びが好きな人
学びが好きな人はSEに向いています。SEになると、初めの頃はシステムのテストやプログラミングなどを主に行います。その後、徐々に要件定義を行って、仕様書を書くようになります。
また、クライアントのニーズを正確に把握し、システムの機能として落とし込むにはシステムだけでなくクライアントの業務への理解も必要です。
つまりSEの仕事は常に学びが重要となるため、学ぶのが好きな人はSEに向いていると言えるでしょう。
やりがいのあるSEの仕事に挑戦しよう
スキルを磨いてSEの仕事に挑戦しましょう。
現在スキルのあるSEは人材不足の状態になっているため、さまざまな企業が求めています。ぜひこの記事でご紹介したSEのやりがいや向いている人の特徴などを参考に、SEを目指してみてはいかがでしょうか。