プログラミングにおすすめのキーボード12選|選ぶポイントも合わせてご紹介

プログラミングに適したキーボードとは

みなさんは普段どのようなキーボードを使用していますか。

 

プログラミングをする際は常にキーボードに触れているので、自分にあったものを使うのがいいでしょう。入力時の確実性が高いキーボードを選ぶことがプログラミング作業時の効率化につながります。

 

プログラミング用キーボードの選び方

プログラミング用のキーボードを選ぶ場合は、特にキー配列や接続方式を確認したましょう。

 

また、個人の作業環境に合わせてコードの入力効率を向上するためにこの2点は特に重視して選びましょう。

キー配列をチェック

キー配列には日本語配列(JIS)と英語配列(US)があります。

 

日本語入力をする際は日本語配列が良いとされていますが、プログラミングで入力するコードは大半が英語のため、気に入ったキーボードに英語配列のモデルがない場合以外は英語配列を選ぶと良いでしょう。

接続方式をチェック

キーボードには有線と無線の2種類があります。

 

有線タイプはケーブルで接続するだけで使用でき、細かい設定や充電は必要ありません。また、比較的価格が安価であることも有線タイプのメリットです。一方、配線が必要になるのでテーブル上でケーブルが邪魔になるなどのデメリットがあります。

 

次に、無線タイプは配線がないためテーブル上をすっきりできるだけでなく、複数機器間の切り替えも簡単にできます。携帯性の高い小型なモデルも多いのでカフェなどの外出先でも作業環境を統一できることがメリットです。

 

一方、定期的な充電や電池の入れ替えが必要であったり、キー入力時の遅延が少なからず発生したりすることがデメリットです。

 

 

プログラミングにおすすめのキーボード12選

今回の記事ではプログラミングにおすすめのキーボードをご紹介していきます。

 

プログラマーにとってキーボードは仕事の必需品です。プログラマーは長期間の開発に携わることが多いですが、自分に合っていないキーボードでは肩や腕に疲れが溜まりやすいので、プログラミング作業に支障をきたしてしまう場合もあります。

 

しかし、ハイエンド仕様のキーボードや人間工学を採用したキーボードを使うことで、入力作業の疲労を軽減しつつ長時間プログラミングを行なうことが可能になります。今回は、プログラマーが快適に作業を進めるためにおすすめのキーボードをご紹介します。

おすすめのキーボード1:FILCO Majestouch Convertible 2 FKBC104MC/EB2

キーにはメカニカルらしい爽快な入力が実感できるCherry MXスイッチの青軸が採用されています。タイピングに爽快感や楽しさを求める方や、誤入力(ゲームで操作ミス)を抑えたい方に向いているキーボードといえるでしょう。

 

接続方式は有線(USB)と無線(Bluetooth)の両方に対応しており、ご自身の環境に合わせて変更できることも魅力の一つです。

おすすめのキーボード2:PFU HHKB Professional BT PD-KB600B

コンパクトボディと耐久性が魅力のハイエンドキーボードです。

 

独自の合理的なキー配列によりコンパクトボディを実現しており、優れた携帯性を維持しています。また、耐久性の高いキートップ印刷や静電容量無接点方式、乾電池式を採用するなど長期間の使用を前提とした設計になっており、何年も使い続けられるような工夫がなされています。

おすすめのキーボード3:東プレ REALFORCE R2 PFU Limited Edition PZ-R2TLSA-US4

REALFORCE の中から高速タイピング性と静音性にこだわったR2TLSAモデルをPFU専用へカスタマイズしたキーボードです。

 

変荷重機能を備える静電容量無接点方式スイッチを搭載したハイエンドキーボードであり、確実で軽快なタイピングが可能なモデルです。USBによる有線接続ですが、3方向からケーブルの取り出しが可能なスリットが背面に備えられているので、最適なケーブル配線が可能です。

おすすめのキーボード4:レノボ ThinkPad Bluetooth 0B47189

レノボ独自のトラックポイントを搭載したワイヤレスキーボードです。

 

マウスの代わりにトラックポイントを使用することで、マウスとキーボード間の手の移動を減らして効率的なPC操作を実現することができます。内臓バッテリーはMicro USB経由で充電可能で約30日の駆動が可能です。

おすすめのキーボード5:マイクロソフト(Microsoft) Natural Ergonomic Keyboard 4000 B2M-00029

マイクロソフトから発売されている日本語配列のエルゴノミクスキーボードです。

 

人間工学に基づいたデザインが採用されており、ショートカットキー機能も充実していることが効率的な入力作業につながります。そのため、手首や肩の負担を軽減することができます。

 

また、キーボード本体にパームレストやテンキーがついており、充実したインターフェースとなっています。

おすすめのキーボード6:マイクロソフト(Microsoft) Sculpt Ergonomic Keyboard for Business5KV-00006

マイクロソフトから発売されている日本語配列のエルゴノミクスキーボードです。

 

左右に分割したキーレイアウトにより手首と腕を無理のない位置に保ちつつ、キー手前についているパームレストで入力時の手首の負担を軽減することができます。また、テンキーもキーボード本体から分離しているため、テンキーを最適な場所に配置して入力することができます。

 

コンパクトかつ比較的安価なモデルなので、エルゴノミクスキーボードの入門機としても最適です。

おすすめのキーボード7:キネシス Kinesis Advantage 2 Keyboard KB600

人間工学に基づいて設計された新しいタイプのエルゴノミクスキーボードです。

 

手の形に合うように設計されたお碗型の斬新なデザインを残しながら、キーの高さ1つ1つにまでこだわっており、他のキーボードにはない使用感となっています。使用頻度の高いキーは両手親指で操作できるように配置されており、ほかの指の負担を減らすことができます。

 

また、キースイッチにはメカニカル方式の「Chetty MX 茶軸」が採用されており、バランスの取れた打鍵感と静音性が高いことも特徴です。

おすすめのキーボード8:キネシス Freestyle 2 Solo Keyboard for PC KB800PB-us-20

人間工学や医療の専門家の意見に基づき開発された、左右分離型の優先キーボードです。

 

キーボードを二つに分割した画期的なデザインは、個人に合わせての簡単に調整ができ使いやすいキーボードになっています。また標準的な英語配列キーボードで、エルゴノミクスキーボードの中でも比較的抵抗が少なく使用できます。

おすすめのキーボード9:HHKB Lite2

HHKBシリーズの中でもメンブレン方式を採用した人気モデルです。

 

HHKBシリーズの中では比較的安価なモデルですが、キー配列やカスタマイズ機能などは同シリーズの上級モデルと変わらないため費用対効果が高いモデルです。キートップには「かな刻印」が無いのでシンプルでスタイリッシュなデザインになっています。

おすすめのキーボード10:Realforce108UG-HiPro YK0100

タイプライター風のキートップが特徴的な東プレ製の日本語キーボードです。

 

東プレのキーボードは人間工学が考慮されており、抜群のキータッチを実現しています。長時間の使用でも疲れにくく、耐久性にも優れている為、同社のキーボードは業務用としても広く採用されています。

 

定番のREALFORCEシリーズには、高い評価を得ている業務用キーボードと同じ静電容量無接点方式が採用されています。

おすすめのキーボード11:Happy Hacking Keyboard Professional JP PD-KB420B

HHKBシリーズの上級バージョンとしてお馴染みのProfessional2に日本語配列(かな無刻印)を採用したモデルです。

 

JIS配列に準拠しながら、キートップには「かな刻印」が無いのでシンプルでスタイリッシュなデザインです。また、刻印にはサブリメーション(昇華)印刷を採用しており、刻印が薄れることもなく、汚れもつきにくい仕様となっています。

 

そして、キースイッチには静電容量無接点方式を採用しており、優れた操作性と長寿命を実現しています。また、キーボード背面のDIPスイッチによってPCの切り替えや制御キーの割り当てをカスタマイズすることができます。

おすすめのキーボード12:Universal Foldable Keyboard

マイクロソフトから発売されている二つ折りのポータブルキーボードです。

 

折り畳み時でも10.5mmと圧倒的に薄く横幅などもコンパクトなキーボードですが、キー配列はJIS配列に近く、コンパクトなキーボードの中ではタイプミスも少なく入力作業ができます。

 

また、1回の充電で約3ヶ月使用可能であり、本体を開くと電源ON、折りたたむと電源OFFなどスムーズに使用できます。

 

スイッチを切り替えることでWindows/android/iOSそれぞれに最適化されたモードでの使用が可能になるためWindowsマシンだけでなくMacbookやスマホ、タブレットで効率的な入力ができます。

 

 

キーボードキースイッチの種類4つ

キーボードは機構やキースイッチの違いで大きく4つに分類されます。

 

キースイッチの違いで打鍵感や打鍵音に大きな違いがあるので、それぞれの違いや特徴についてご紹介します。

キーボードキースイッチの種類1:メンブレン方式

メンブレン方式とは、1枚のシートスイッチを使ったキーボードです。

 

メンブレン方式はその中でもキーを押し戻す機能の違いで方式が分類されますが、一般的にメンブレン方式と呼ばれるものはラバーカップ式を差していることが多いです。

 

ラバーカップ式はキーを押し戻す機構にラバードームを使用しており、反発力が強く、入力に軽快さはないため長時間の作業には不向きなキースイッチです。

 

しかし、安価で作れることもあり、PCを購入した時に付属されるキーボードにはこのメンブレンタイプのスイッチが広く採用されています。

キーボードキースイッチの種類2:パンタグラフ方式

パンタグラフスイッチとは、ラバードームの上にひし形状のスプリング(パンタグラフ)を用いたスイッチのことです。

 

基本的な構造はメンブレンスイッチと同じですが、薄型設計が可能なためノートPCのキーボードで広く採用されています。キーストロークが浅いため軽快なタイピングが可能です。

キーボードキースイッチの種類3:メカニカル方式

メカニカルスイッチとは、バネを用いた電気スイッチのこと。

 

それぞれのキーに独立の接点を持つためコストが高くなりますが、確実な打鍵感があります。ミスタイプも防止ができるためプログラミングに向いているキースイッチと言えます。

 

また、軸を変更することで重さや感触を調整できるので、メカニカル方式の中でも好みに合ったキーボードを選べます。

キーボードキースイッチの種類4:静電容量無接点方式

静電容量無接点方式スイッチとは、静電容量の変化を検出して入力を反映する仕組みを持つ無接点スイッチのこと。

 

他のタイプと違って入力の際にキーを深く押し込む必要がないので、指にかかる負担が少なく、長時間のプログラミング作業でも手や肩が疲れにくいため、この方式もプログラミングに向いているキースイッチとなります。

 

キー内の接点が摩耗することがないため耐久性が高く、キーの打鍵感は滑らかで軽さがあることもポイントです。

キーボード作業時におすすめのアイテム3選

良いキーボードを使用していても、長時間に及ぶプログラミングは手首や肩に疲れや痛みを感じることがあるでしょう。キーボードと合わせて使用すると体の負担を軽減することができるアイテムがあります。

 

プログラミング作業時にキーボードと組み合わせて使用できるおすすめのアイテムを3つご紹介します。

おすすめのアイテム1:パームレスト

パームレストとはキーボードやマウスの前に置くクッションのことです。

 

手首を載せて使用することでキーボードやマウスとの段差をなくし、手首の痛みや披露を軽減することができます。様々な素材や形状のものがあるので選ぶキーボードに合わせてパームレストを選ぶとよいでしょう。

おすすめのアイテム2:エルゴノミクスチェア

エルゴノミクスチェアとは、人間工学にもとづき座ったときに腰から上がS字を描いた理想的な姿勢になるように設計されたオフィスチェアです。

 

椅子の高さや背もたれの角度、アームレストの高さなどを自分好みに調節できるモデルが多いことが普通のオフィスチェアとの違いです。

 

エルゴノミクスチェアは比較的高価ですが、機能面やデザイン性は一般的なデスクチェアとは一線を画すものがあります。機能性やデザインの好みを比較しながら自分好みの一脚を選ぶとよいでしょう。

おすすめのアイテム3:エルゴノミクスマウス

エルゴノミクスマウスとは、人間工学にもとづき手首への負担を軽減するように設計されたマウスのことです。

 

マウスを握った時の傾斜角度が違うことで腱鞘炎の予防や手首、肩の負担軽減につながります。マウスはキーボードと同じくPC操作には欠かせないアイテムですので、キーボードを検討する際はマウスも合わせて自分にあったものを選ぶとよいでしょう。

 

 

自分に合ったキーボードを探そう

おすすめのキーボードを紹介しましたが、気になったものはありましたでしょうか。

 

プログラミングをするにあたりキーボードは何年も付き合っていく仕事道具になるります。そのため、気になったキーボードがあれば実際に試してみて、自分のスタイルに合ったキーボードを探してみてください。